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アニメ映画

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火垂るの墓の内容

映画『火垂るの墓』は、1988年4月に公開されました。

雑誌『オール讀物』に連載していた野坂 昭如さんの同名小説を原作に、スタジオジブリの高畑勲監督にて製作されました。

本来、宮崎駿監督作品の『となりのトトロ』が60分程度の中編映画として企画されていたので、同時上映してみてはどうか?という、鈴木敏夫さんの発案で『火垂るの墓』の企画が決定いたしました。しかし、完成してみると2作とも90分近くの作品となり、映画界の巨匠二人による長編2本体制で公開されました。

本作は、本職のアニメ声優ではなく、関西出身の俳優さんを多く起用しております。公開当時、主人公・清太の声を担当した辰巳努さんは16歳。妹・節子の声を担当した白石綾乃さんは5歳で、見事な台詞を披露してくれています。

高畑監督の最高傑作。見るのが辛いのに、節子の笑顔と、それを優しく見守る兄にまた会いたくなってしまう。
今の幸せな生活を噛みしめながら毎日を生きていこうと思える。

冒頭から泣けてしまう。現実世界でもこういう悲劇を経験した方が多くいるんだろうなと思うと、余計涙が止まらない。
過去は変えられない。本作は、後世に受け継ぐべき作品であることに間違いないと思います。

実際にこの当時の世界にいれば、私も叔母さんの考えに近いと思ってしまいます。
アニメのキャラとは思えない人間の醜い部分や生々しい演出が非常に良く出来ていると思います。

祖母の涙を流すところを見たことは一生涯で一度だけでした。それが、本作を一緒に見た時です。当時を思い出すと言ってました。
そんな祖母も他界し、同年代で戦争を体験した方々がいなくなってきている現状で、この映画は少しでも役に立つのではないかと思いました。

あらすじ

「昭和20年9月21日夜、ぼくは死んだ」

享年14歳。戦争孤児の清太は駅構内で餓死します。死の間際に、幼い妹・節子のことを思い出していました。倒れた清太からドロップの缶が落ち、それを見つけた駅員は草むらに投げ捨てます。すると、缶から小さな骨のかけらが転がり、この季節にいるはずのない蛍が現れました。

昭和20年の初夏、清太が暮らす神戸市でも空襲が続き、空襲警報が鳴り響いていました。清太は心臓の悪い母を先に防空壕へ行かせて、自分は家の中を片付けてから妹の節子をおぶって家を出ます。しかし行き先は火の海となっていたので、海岸へと非難し一難を逃れます。

この空襲により、神戸市は一面の焼け野原となってしまい、清太の家も焼けてしまいました。それでも離れ離れになった母と落ち合うため、節子を親戚に預け避難所の小学校へ向かいました。そこで目にしたのは重篤な全身大火傷を負っている母の姿でした。翌日、母は亡くなり火葬を見届ける清太。節子には母の死を知らせる勇気がなく「母親はまだ入院している」と嘘をつきました。

母親と家を一夜にして失ってしまった兄弟は、予め親同士が約束をしていた親戚のおばさんの元に身を寄せます。その際、清太は家に庭に埋めてあった保存食をおばさんに渡しますが、節子の大好きなドロップの缶だけは渡さずに隠しておきました。

保存食を受け取ったおばさんは上機嫌になったので、母の死を打ち明けます。数日のつもりで預かっていたおばさんですが、徐々に邪魔者扱いをするようになり、居たたまれなくなった清太は節子を連れて防空壕に移り住み、二人だけで生きていこうとするのですが…。

見どころ

悲劇を伝える作品

日本人にとって、絶対に忘れてはいけない日【1945年8月6日】広島に原爆が投下されました。これまで戦地や兵隊たちの惨劇を題材とした作品はたくさんありますが、現実世界において普通に生活していた人々の心理を描いた作品が『火垂るの墓』です。

物語の冒頭シーンから、ラストのシーンが繋がってループされております。こんな悲しい現実を、絶対にループさせてはいけないと、誰もが思うことでしょう。唯一無二の悲劇を伝える戦争アニメ映画となっております。

スタッフ

原作:野坂 昭如「火垂るの墓」
監督・脚本:高畑 勲
製作:徳間 康快 / 佐藤 亮一
音楽:間宮 芳生

キャスト

清太:辰巳努
戦時中、父は戦争から帰ってこず、母も死去。幼い妹の節子の面倒をみる14歳の男の子。

節子:白石綾乃
清太の妹。健気で純粋な4歳の女の子。

清太と節子の母:志乃原良子
兄妹の母親。空襲に被災してしまい全身大火傷を負い、死亡してしまう。

清太と節子の父:声優不明
兄妹の父親で海軍大尉。

親戚の叔母さん:山口朱美
清太と節子を一時的に引き取るも、兄弟に対しての嫌味が凄い女性。

叔母さんの娘:声優不明
節子に下駄をプレゼントしたり、優しい女学生。

叔母宅の下宿人:声優不明
眼鏡をかけた真面目そうな学生。

役名表記なし:端田宏三 / 酒井雅代 / 野崎佳積 / 松岡与志雄 / 金竹雅浩 / 柳川清 / 真木一 / 表淳夫 / はりた照久 / 田中弘史 / 伝法三千雄 / 玉生司朗 / 中村正 / 関田美香 / 宮本毬子 / 松本淳 / 松田春子 / 上田恵子 / 竹岡和彦 / 鰺坂貴代美 / 上野真紀夫 / 平松豊和 / 森脇京子 / 嶋谷隆司 / 真田隆次 / 邦保 / 加治春雄 / 安満敏子 / 小林誠 / 沢田憲一 / 隈本晃俊 / 国分郁男 / 横山祐介 / 房本佳長 / 谷本幸士郎 / 守屋真人 / 中山鉄朗 / 藤田尚樹 / 城野正富美 / 伴鉄 / 木下真喜子 / 行原千酷 / 黒川裕子 / 川口真由美

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火垂るの墓の感想

30代男性
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名作です。野坂昭如氏が原作で、原作小説のほうは自分には読みづらくて断念しました。アニメ映画で観るとわかりやすかったです。この映画は子供の頃に観たという人が多いのではないかと思います。有名なセリフもありますよね。私は大人になってから観ました。子供のときは戦争ものを避けて通ってきたので、さすがにそういった作品には触れておいたほうが良いかと思ったので、観ることにしました。実際に視聴してみて、子供のときに観なくて良かったなと思いました。重いです。戦争を扱った作品は多数ありますが、この作品がフォーカスを当てているのは子供で、それゆえに現実がまざまざと描かれます。これは、戦争を体験した原作者ならではの視点でしょうね。似たような話は当時結構あったのではないかと思いますが、それをこの裕福な現代に見せられると、キツイです。だからこそこの作品は避けては通れないと思ったのですが、とても考えさせられる作品です。この映画は、登場する人物の誰が悪い、というのではないと思います。それがこの映画を名作たらしめているゆえんだと思っていて、『火垂るの墓』についての意見を聞くときは、たいていが誰々が悪い、といった話に終始してしまいがちな気がします。そこかしこで耳にするそういった話に参加するためにも、また戦争に対する見聞を深める意味でも、この作品は観るべきではないかと思います。

40代男性
40代男性

名作だと思いますが人によって意見が分かれる作品でもあると思います。戦争を知らない世代が、戦争とはどんものであり、その時代の人々がどんな生活をしていて、どのように生き抜いていたのか、映画の中に凝縮されているので、そういう世代の人が一度は見るべき映画だと思います。家族の大切さ、兄弟のありがたみ、今の時代がいかに豊かでものに溢れているかを何度も見ていますが、いつも考えさせられます。普通の幸せな家族が戦争をきっかけにひきさかれ、残された子供がたくましく生きていく姿は本当に涙なしでは見られない作品です。おそらく実際の戦時中も実話として近いストーリーがあったのではなかろうかと思わせる展開で、描かれているものや名前も実名の会社や当時のものを忠実に描いているところがリアルさを出していると思います。まだ小さい妹が、さくまドロップを大切に食べて、空になっても水を入れて味染み込ませて飲んで、その空き缶を大事にろろっぷ、ろろっぷと無邪気にはしゃぐ姿は名シーンで誰もが記憶に残る、そしてその無邪気さが死を目前にしても子供らしい姿をみせていたのがかわいそうで、いたたまれない気持ちになります。おそらくこの悲しさ、辛い気持ちが見てる人の意見も分けるところになるのでは。

20代女性
20代女性

観ていて本当に辛くなりました。子供だけで生きていく事の難しさを実感させられます。舞台は戦時中の日本です。主人公の男の子は、少し世間知らずなところもあるけれど、責任感が強くて妹を本当に大事にしています。そんな主人公と妹が、一時的に親戚の家に身を寄せることになるのですが、初めての他人の家での共同生活です。まだ幼い妹と、勝手が分からない自分、親戚とは相容れずに兄妹二人で楽しく過ごす為に、家から出てしまいます。そこから子供たち二人だけの洞窟生活がスタートします。隠れ家的場所を秘密基地にして子供たちだけで遊ぶなんて聞くと大人になった今でもワクワクしてしまいますが、現代だけでなく戦時中もそうだったんですね。子供たちだけで好きに過ごせる開放感、主人公たちは最初はとてもその生活を満喫していました。こんな生活がいつまでも続けば良いのになと心の底から思いますし、この後からが本当に辛いのです。そもそも、まだ何も分からない子供たちだけで暮らすなんて無理だという事に気付けない時点で、この生活の終わりは見えていましたが、普通の子供はその程度の考えしか持ち合わせていないものではないでしょうか。そしてそれを払拭するように、このアニメでは生きていく為に重要な事を教えてくれます。この作品が小さい頃から多くの人に観られている事が素晴らしいなと思います。

20代女性
20代女性

見るのがつらいけれど、目をそらしてはいけない物語であると思います。戦時中は言うまでもなく、戦争が終わった後でさえも過酷な状況が続き、たくさんの人が苦しみ傷つき、亡くなっていったことに胸が痛みます。特に両親を亡くし、孤児になってしまった子供たちは、本当につらく厳しい環境に置かれたのだと思います。今の日本が当時と比べてどれだけ平穏で、恵まれているのか、痛切にそのありがたみを感じます。ひとりひとりが生き抜いていくのに必死となり、周りを思いやることもなかなかできないような極限状態で、もし私が主人公と同じ立場になったらどこまで家族を守れるだろう、と想像してしまいます。蛍の儚い光と、翌朝には死んでしまっている姿が、節子の短い一生と重なってとても辛くなりました。生まれてきた時代やタイミングが違えば、きっと元気に育っていたはずの幼子が、亡くなってしまう不条理さが何よりも悲しいです。実体験に基づく物語だからこそ、リアリティがあり、他人事ではないのだと強く訴えかけてくる凄みがあります。世界では争いが続いており、日本もまたいつか戦争に巻き込まれることがないとは、言えないと思います。それでも、この作品を見ていると、決して戦争をしてはいけないし、なくしていかなくてはならないと思わされます。幅広い世代にとって、一度は見ておくべき作品だと思います。

40代女性
40代女性

「火垂るの墓」は、ずいぶん長い間見ていない。はじめてみたのは中学生の頃だろうか。こんな悲しい話は二度と見ないと思っていたことを覚えている。一度見ただけで、心に強烈な爪あとを残す作品だ。8月の終戦の時期、毎年のようにテレビ放映される。一度しか見ていないが、否応にもこの作品の記憶が鮮明に呼びおこされる。何十年経ってもだ。この話は、作家の野坂昭如の実話に基づく話だそうだ。戦時中、身寄りをなくした兄と妹のつらく悲しい物語だ。蛍の美しさや、妹の節子の愛らしさも相まって、それらを奪ってしまった戦争というものに激しい憎しみを覚える。戦時中、「火垂るの墓」のような物語は、きっと特別ではなかったのだろう。戦争という不条理に涙を飲んだ人々がこの日本に多くいたことを、この作品は突きつけている。日本にはかつて、生きていくことがこんなにもつらく、希望が無かった時代があったのだ。「火垂るの墓」は、反戦を声高に訴えた作品ではない。戦争中の一人の青年の体験を語った内容にすぎない。しかしこの作品を見たものは、戦争への憎しみを抱き、人間として同じ過ちを繰り返さないと心に誓うはずだ。私たち人類が「戦争」という愚かな過ちを犯さないためにも、全世界の人々に見てもらいたい作品である。

40代男性
40代男性

1988年公開で、高畑勲さん監督の映画になります。この映画の原作は野坂昭如さんの小説で、野坂さん自身の戦争の実体験をもとに作られています。既に30年も前の映画になりますが、終戦記念日間近になると必ずと言っていいほど地上波で放送されるので、見たことのない人をもし探そうとするとかなり難しいのではないかとされるぐらいみんなが知っている映画です。この映画は「スタジオジブリ史上もっとも暗い映画」とされています。というのも、やはり野坂さんの実体験ということもあり、太平洋戦争の描写はリアルで視聴者に訴えてくるエネルギーが凄まじいからではないかとされています。とはいえ、戦闘シーンはほぼなく、フォーカスされているのが清太と節子という子供の兄妹が戦時中どうやって生きてどうやって死んでいったかというストーリーなので、ある意味戦闘シーンのある映画と比べて違うベクトルになりますが、違った悲惨さが伝えられるからでしょう。戦争の映画はたくさんありますが、この映画がいまだに放映されるのはシンプルに戦争は悲惨であると伝えられるからだと思います。この映画はすでに何度となく見ていますが、何度見ても涙が出てしまいます。後世まで残って欲しい映画です。

20代女性
20代女性

小学生以上の人であれば、人生で一度は見ておいたほうがいい作品だと思います。アニメの中でも圧倒的に悲しく残酷で、結末がわかっていても始めから涙が出てきて、何にも比べようがない不朽の名作。今の時代は戦争経験者が少なくなっていて、直に話を聞くこともなくなってきました。高校生の時、修学旅行で広島の原爆ドームを見て、そこで経験者の話を聞いて胸を痛めたことがあります。しかし、「火垂るの墓」ではそれがリアルな映像として目に飛び込んできて、戦争の残酷さがわかりやすいくらいに痛感しました。特攻隊や疎開、防空壕、赤ずきんなど聞いたことある言葉と実物が一致していき、本当にあった出来事なんだと唖然とするばかり。特に清太と節子の兄妹のストーリーは頭から離れません。妹を守ろうと必死なお兄ちゃんも、小さい子供なのに。すごく切なくて残酷で、もう二度と見たくないほど辛い気持ちになりますが、こう感じることが大事なんだと思います。こういう悲しい過去があり、たくさんの犠牲者がいたというのことは後世に残していかないと。自分の子供も、大きくなったら一緒に見て、どう感じたのか一緒に話し合いたいなと思います。毎年夏休みになると、「火垂るの墓」を見る時期だなと思い出します。

40代女性
40代女性

この映画を初めて見たとき私は中学生だったのですが、もう可哀想で可哀想で涙が止まりませんでした。映画でないたことは人生で初めてだったので、とても良く覚えています。戦時中にどうにかして生きようとするお兄ちゃんと妹の話なのですが、お兄ちゃんが妹のために必死になって食料を集め、最終的には窃盗をしてしまうシーンなどまだ幼いのにこんなに苦労を虐げられていたのかと思うと、思い出すだけで涙が出てきます。戦時中は誰もが生き残る為に必死になのはわかりますが、どうにかならなかったのかと思ってしまいました。例えば親戚の家族がもっと優しく受け入れてくれれば二人はきっと生き残れたのだろうと。お兄ちゃんは節子を悲しませないために母の死を隠すなど何よりも妹の事を大切に考えていて優しさが身にしみました。また節子の大好きなサクラドロップですが、意識が朦朧とするまで大切にしていて最後は石をドロップだと思い込んで舐めてしまうシーンは本当に可哀想でした。私には今節子と同じぐらいの娘がいるので娘と重ねて見ると、なんて今の世の中は幸せなのだろうと思いました。死体置き場のシーンや目を覆いたくなるシーンがたくさんありますが、このような酷いことがあった事実を知るためにたくさんの人に見てもらいたいです。

40代男性
40代男性

原作者の野坂昭如さんの太平洋戦争末期における戦争体験を元にして、書かれた「火垂るの墓」のアニメ版は、原作がとても短い作品でしたが、戦争の悲惨さを見事に描いた傑作に仕上がっています。14歳の少年と4歳の少女が、戦後間もない日本で生き抜く事が出来なかった様をホタルに例える点は、とても悲しいですが、ぜひ、観て欲しい作品です。清太と節子は、父が戦争で海外に行き、母と共に戦火を逃げつつ、慎ましく生活をしていたのが、神戸大空襲で母を亡くしてしまった事で、大きく彼らの人生が変わってしまい、妹の為に必死に食料を調達しようとする清太の姿が痛々しかったです。三ノ宮駅の構内で、衰弱死した清太少年が持っていたサクマドロップの缶を駅員が無造作に草むらへ放って、缶の蓋が外れて、節子の骨が出てきて、ホタルが集まるシーンは、清太・節子兄妹がもっと生きて自分の人生を謳歌して欲しかったと思いました。ただ、この兄妹は元々父親が陸軍大尉という事もあって、本来は裕福な家庭の子どもたちでした。この家庭環境も悲劇の引き金を引いた原因だったのではないかと思います。亡くなった母親からは、子どもたちが困らないようにお金を残していましたが、日本が敗戦した事でお金はインフレ状態になって価値の無いものになってしまいました。もし、普通の家庭の子だったら、働くという選択肢があったと思いますし、実際に彼らのおばさんの嫌味はそれを暗示していたのだと思います。現代社会にも通じるテーマも含まれていて、アニメとしては深い内容の作品です。

50代女性
50代女性

野坂昭如さんの原作ですね。野坂さんは「ボクはあんなにいい兄さんでは無かった」と言っていました。いもうとの節子ちゃんがクズるとお腹にパンチをして気絶させたこともあるそうです。防空頭巾がいつも首もとにあるオカッパ頭の節子ちゃん。大切に少しづつ食べていたサクマのドロップが尽きるようにどんどん小さくなって行きました。「お腹ピーピーや」と大人のように言う節子ちゃん。誰もがお腹を空かせて1日1日生きてるだけで奇跡のような時代でした。食べるものが無い、眠る場所が無い。何よりも家庭というものが無くなって、守ってくれる大人がいない。今はなくなった「浮浪児」という存在、その言葉。戦争を知らない世代の子供には、食べ物を粗末にしてはいけないことや戦争をしてはいけないことが身にしみて分かるのではないでしょうか。私がこの映画を観た時には『となりのトトロ』と二本立てで、『火垂るの墓』の方を先に見てウォンウォン泣いてしまっていたので、『となりのトトロ』に出てくる天真爛漫なメイちゃんが学校に行ったらサツキお姉ちゃんを恋しくなってお婆ちゃんと校庭に現れただけて号泣してしまいました。今年もあと2ヶ月ほどで終戦記念日がやってきます。節子ちゃんみたいな子供がいっぱいいたあの時代の出来事は2度と起こしてはいけませんね。

 

まとめ

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本ページの情報は2020年10月時点の情報となります。最新の情報は TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV 本体サイトにてご確認下さい。

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