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アニメ映画

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おもひでぽろぽろの内容

映画『おもひでぽろぽろ』は、1991年7月に公開されました。

原作は、岡本螢さんと刀根夕子さんの同名漫画作品で、監督・脚本を高畑勲さんが、宮崎駿さんがプロデューサーを務め制作されました。

映画『おもひでぽろぽろ』は、27歳のいたって平凡なOLのタエ子が、都会生活に物足りなさを感じ、憧れだった田舎へ旅をする中で、自然の素晴らしさや人々の温かさに触れて、成長していく感動ストーリーです。主人公のタエ子を今井美樹さんが、田舎の滞在先の家の息子・トシオを柳葉敏郎さんが演じております。

主題歌は、都はるみさんの「愛は花、君はその種子」。名曲「THE ROSE」が基になっており、高畑監督自ら訳詞を書き下ろしており、物語に非常にマッチした歌詞も要チェックです。

鮮明で一つ一つ細やかな描写の自然の美しさによって、気持ちを落ち着かせてくれる作品です。

タエ子の幼少期より自分は少しだけ違いますが、あったあった!と思わせてくれるシーンも多々あり、懐かしい気持ちにさせてくれます。じわりじわりと心に響いてきます。

原作の漫画を知っていて、既読の後に本作を鑑賞しましたが、個人的にはアニメ映画の方が面白かったです。
また、エンディングの都はるみさんの歌が素晴らしく気に入ってます。

どんな説明をするよりも、一度見られる方が何倍もいいです。絶対に見て後悔はないので、迷わずに見て欲しい作品です!

小学生ころにリアルタイムで観ましたが、正直イマイチだった思い出しかないです。
しかし、歳を重ねるにつれて作品の良さに気づきました。今ではジブリ作品のトップ3に入る名作です。
大人のジブリというキーワードが相応しい名作です!

あらすじ

1982年の夏。東京生まれ東京育ちの27歳の岡島タエ子は東京でOLをしていました。未婚のタエ子を心配する母は縁談の話を持ち掛けるも断る一方です。気分を変えるため、姉の嫁ぎ先である山形へ旅に出かけることを決め、会社から10日間の休暇をもらい出発しました。山形へ向かう電車の中で、小さいころから田舎の風景をみたことがなく、憧れがあった小学校5年生の自分を思い出します。

父が当時では珍しいパイナップルを買ってくるも、味にがっかりして、果物の王様は「バナナ」だと感じたこと。姉は美大に通っていて、流行の最先端をいつも走っていたこと。野球上手なモテ男子の広田くんに恋をしていたこと。

そんな感傷に浸っていると、目的地である山形の「高瀬」におりたったのでした。そこには私一人ではなく、気が付けば小学校5年生の“ワタシ”を連れていたのでした。

見どころ

制作方法

『おもひでぽろぽろ』は、今井美樹さんや柳葉敏郎さんなど演者さんの音声を事前にレコーディングしてから、画を制作するというプレスコ手法を採用した作品となっております。有名なのは大友克洋監督の『AKIRA』など有名ですね。

高畑監督は、続く『平成狸合戦ぽんぽこ』以降、全ての劇場作品をこの手法で制作しております。

感動のラストシーン

27歳のタエ子が小学校5年の自分と旅をする物語になっている本作のオススメは感動的すぎるラストシーンとなっております。人生に迷っている方の背中を押し、勇気を与えてくれる作品となっておいります。

また、ラストシーンまでの間に、ジブリにとって欠かせない存在である『徳間書店』が少しだけ出てきますので、是非見つけてみてください♪

スタッフ

原作:岡本 螢 / 刀根 夕子「おもひでぽろぽろ」
監督・脚本:高畑 勲
製作:鈴木 敏夫 / 宮崎 駿
音楽:星 勝

キャスト

岡島タエ子(27歳):今井美樹
東京の会社に勤めるOL。都会育ちで田舎に憧れをもつ。

岡島タエ子(10歳):本名陽子
明るい女の子だが岡島家の三女として育ち、末っ子らしいわがままな一面をもつ。

トシオ:柳葉敏郎
脱サラして農家に転身。冬はスキーのインストラクターもしている。

岡島ナナ子:山下容莉枝
流行りものが大好きな岡島家の長女。

岡島ヤエ子:三野輪有紀
成績優秀だがキツめな性格の岡島家の次女。

タエ子の母:寺田路恵
着物と割烹着が多い専業主婦。

タエ子の父:伊藤正博
ごく一般的なサラリーマン。末っ子のタエ子に甘い。

タエ子の祖母:北川智絵
控えめで落ち着いた性格。

谷ツネ子:飯塚雅弓
タエ子の小学校時代の友だち。気が強く、クラスを纏めるのが得意。

トコ:小峰めぐみ
リエ:滝沢幸代
スー:石川匡
広田秀二:増田裕生
タエ子の小学校時代の友だち。

あべくん:佐藤広純
タエ子の小学校時代の友だち。5年生の時に転向してきた不潔な行動を取っており。同級生から嫌われていた。

カズオ:後藤弘司
ミツオの兄。

キヨ子:石川幸子
カズオの妻。

ナオ子:渡辺昌子
カズオとキヨ子の娘。

ばっちゃ:伊藤シン
担任の先生:近藤芳正
駅員:古林嘉弘
トラヒゲ:永井一郎
アイ子:押谷芽衣
近所の6年生:岩崎ひろみ
トシオの母:仙道孝子
役不明:高橋一生 / 小島幸子 / 市川浩 / 川端大輔 / 武藤真弓 / 大成誠晃 / 脇田麻衣子 / 宝田絢子 / 飯尾麻耶 / 三島知子 / 林亜紀 / 南一恵 / 井上大輔 / 大友大輔 / 山本剛 / 大豆生田信彰 / 鈴木えり子 / 松本修

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おもひでぽろぽろの感想

 

20代女性
20代女性

数々のジブリ作品の中でも、素朴なストーリー展開で大人になればなるほどぐっとくる面白くなる作品だと思います。小学5年生という、子供だけどちょっと背伸びしたくなる微妙な時期と、結婚を意識する20代後半でいい大人になってきた主人公タエ子。初めて見たのは中学生の時で、子供時代のストーリーを自分のように見ていて、大人になったシーンは正直ピンときませんでした。しかし10年経った今は、ちょうどタエ子と同じ年代。田舎に帰ろうと行動に移す心境や、ちょっとした時の哀愁ただよう表情などに目がいき、より胸に刺さり嬉しい気持ちになりました。作品名にもあるように、子供時代の「おもいで」を回想して懐かしみ、少し胸を痛めながらも、大人になった今だからこそ向き合い前に進むという心境の変化が共感できます。子供時代に果たせなかった思い。昔には戻れなくても、自分なりに消化していこうと思わせてくれます。こんなに行動を起こすのは難しいけど、過去の出来事の捉え方はちょっとしたことで変えることができそう。きっと5年、10年後は見方も変わってくるんだろうなと思うので何度でも見たい大好きな作品です。最後のエンドロールも見逃せなくて素敵でした。

30代女性
30代女性

主人公27歳OLタエ子は、東京で生まれ東京で生活し日々の忙しさに揉まれ、年齢的にも結婚話をもちこまれるなど、人生の転換期や迷いなど日々モヤモヤしながら過ごしていただろうというときに、姉の住む山形の田舎に旅にでることにしました。その旅に小学校5年生の自分を共に連れていき、5年生の自分や過去の出来事を振り返りながら、今の迷いや悩みと向き合っていってるタエ子にとても共感できました。子供の頃に初めて観たときは、タエ子の初恋物語や生理の話だとか、家族でパイナップルを食べるシーンとか、懐かしかったりほっこりする場面の印象が強かったです。見終わったあとのなんだか懐かしく淋しさの余韻が残る感じも子供の頃からとても好きだったのですが、大人になってから観ると、小学校5年生の出来事や思い出がタエ子にとって現在の自分の壁を乗り越える為にとても重要で、現在の自分にすべてつながっている出来事なのだと気づき、そう思って観るようになったらものすごく深い内容の大人向けのアニメ映画なのだなと思いました。タエ子がそのことに向き合って幸せになるために選んだ選択と過去の自分を振り切っていく姿に何度観ても共感できるし、この度に勇気ももらえます。とても大好きな映画です。

40代女性
40代女性

とても心がムズムズする映画でした。分数の割り算の意味がわからなかったこと、男女分かれての保健体育、田舎を訪ねたとき「いいところですね」と声をかけたこと。私にもタエ子と似たような思い出があります。27歳になったタエ子がなぜ小学校5年生の頃のことばかりを思い出すようになったのかと考えると、その頃と同じように、心が次のステップへ進む時だと感じているからじゃないだろうかと思いました。5年生は、高学年となり体も心も大人の入り口に立ったように感じる年頃です。27歳は、就職し独り立ちして得た自由な時間をある程度満喫したと感じ始め、それまで意識せず過ごしてきた人でも結婚を真剣に考えなくてはいけないかしらと思う頃。タエ子のなかで思い出と今が共鳴したから、小学校5年生の自分が見えるようになったのではないでしょうか。思い出される自分はいつもどこかが少し残念で、だから今の自分にいまいち自信が持てず、もっと良い自分になりたいのにどうしたって過去の自分から逃れられないような感覚は、誰にでも共感できるものだと思います。でも今の自分が全くダメだというわけではないですよね。都会から田舎に遊びに来る人はみな、その時だけの感想で「いいところですね」と言うけれど、1年を通して暮らしてみれば厳しい季節もあり、都会と比べればどうしたって不便。人や人生についてもそれは同じで、どの部分をとらえてどう見るかということだよ、と言われているように思いました。

40代女性
40代女性

アニメですが大人になってから見ると面白い作品です。というか小学5年生の時と大人になってとで見方は変わってくることでしょう。自分よりももうちょっと古い時代の小学生ですがやっぱりどの時代も同じ、やっていることとか男子女子の在り方とか変わらないのです。とにかく懐かしさを感じさせられます。とても丁寧に温かいタッチで描かれているので親しみもあり、あの当時の同級生と同窓会でもやっていろいろな思い出を語り合いたいなと思えてしまいました。主人公の大人になっての姿は、まだそれほどの年齢では無いだろうにほうれい線くっきりが好きではありません。ただそれが愛嬌というか田舎な感じの良さにつながっているのかもしれません。田舎での風景、もう少なくなってきているのでしょうか。まだ今も尚息づいていてくれればと思えます。正に日本の田舎といった様子でいいです。こういうところにお手伝いでもしに行ったら、嫁の成り手がいなくてあぶれている優しくいい人が残っているのかもしれないなんてことも考えてしまいました。みんな良い人、田舎の方が噂話とか敏感で結構面倒なことも多そうに見えますが都会に暮らす高畑さんだからこその思い描く田舎というのが表現されている気はします。

30代女性
30代女性

タエ子が山形の田舎に帰省する際に小学5年生の頃を回想しながら話が進んでいきます。5年生のタエ子は姉たちにいじられ両親や祖母に愛されながらもあっさりとした間柄です。平凡な家庭だからこそ日々の何気ない出来事が視聴者の胸に刺さります。姉のエナメルのバッグをめぐる心情の変化や分数の割り算の答えは何故大きくなるのか等、タエ子の感性と大人からはくだらないことで立ち止まっているように見えるところが懐かしくも苦くも感じられます。割り算に疑問を持たなくなることがある意味では大人なのかもしれません。物思いにふけるタイプでなければあまりタエ子に共感できないと思いますが、アラサーのタエ子は身近に感じられることでしょう。都内で働いて結婚を意識する年齢になり田舎の人々に気に入られてふと「あべくん」のことを思い出します。トシオにその話をした時の男女の考え方の差に感心しました。思い詰めたり強がったり多感な年頃を良く表現したエピソードです。プレスコ撮影のため二人のやりとりがラジオのようなテンポで心地よいのも本作にあっていると思います。タエ子と同じ時代を生きていなくても、年齢毎に共感を持てる作品なので年月を経て久しぶりに見るのもおすすめです。

30代女性
30代女性

「おもひでぽろぽろ」は、主人公のタエ子が、自分の心の片隅に置いておいた様々なほろ苦い記憶を思い出しながら、その記憶と共に少し成長する、そんな映画ではないかと思います。おそらく今までは自分で気づかないでいた心の中のモヤモヤ、理不尽だと感じたこと、納得できないけど親に言い返せなかったこと、あるいは自分に対する罪悪感、時には楽しかった思い出も。それらを抱えながら、タエ子にとってはかなり印象的な、小学校5年生当時のエピソードをトシオに伝えたのをきっかけに、タエ子は自分の本当の気持ちを見つけられた。こう書くと若干重苦しいストーリーにも感じられますが、実際は全くそんなことはありません。とにかくタエ子が明るい。キャラクターとしては絵的には美人には描かれていないのですが、声優は歌手の今井美樹さんです。タエ子の声でナレーションが入る事が多いのですが、今井美樹さんの非常に清涼感のある声が、映画全体を爽やかな雰囲気で包みます。トシオの声優は柳葉敏郎さんです。トシオは山形に住んでいる設定ですが、柳葉敏郎さんは東北の出身なので、非常に山形弁が自然で、且つ温かみのある声で印象深いキャラクターを演じています。ラストは温かい気持ちになる映画です。ちょっと疲れた時、リラックスしたい時に気負わずにサラリと見られる素敵な映画だと思います。

30代女性
30代女性

都会でOLとして暮らす27歳の大人のタエ子と、たくさんの友人たちと楽しくのどかに暮らす小学5年生のタエ子の物語があるので楽しめました。それが、映画の中で両方の物語が交互に進んでいくので見ていて面白かったです。そのことが始め少し不思議に感じても、物語が進んでいくうちに現代の大人として今の生き方に迷う主人公のタエ子の思いが彼女の小学生時代の物語を通してより伝わってくる感じがしました。それはまるで、小学生時代のタエ子と共に人生の旅をしているかのようです。また、普通ならあり得ないことでも大人と小学生のタエ子が一緒にいるようなシーンも良かったです。それがどこか微笑ましく思えました。大人のタエ子は夏の休暇で山形の田舎へ行きのどかな日々を過ごします。そこで暮らす人たちや生活に触れていくうちに、次第に彼らの生き方や生活に強く惹かれていきます。そうした生き方に憧れながらも、都会の生活に馴染んでしまった大人のタエ子は、小学生時代のようになかなか素直になれません。姿は大人なのですが、どこか子供のようないじらしさがありました。ただ、自分の生き方に迷う大人の物語だけではないので、子供が見ても楽しめる映画だと思いました。

60代男性
60代男性

おもひでぽろぽろはスタジオジブリの作品です。主人公のタエ子は東京の会社に勤める普通のOLで少し適齢期を過ぎかかった平凡な性格のおとなしい人柄。タエ子は有給休暇で山形にある農家に農作業の手伝いをしにいく事を楽しみにしており、今年も急行列車に乗って山形にでかけます。車中、なぜか小学校5年生の時の事を思い出し始めます。そしてお手伝いに行った農家での出来事と小学校の思い出が交互に描かれていきます。非常に地味なテーマで特別な事は何も起こりませんが、この映画はなぜか見ている人を、懐かしく、そしてほのぼのとした世界にいざなってくれ、社会生活に疲れた方人達の心を、ふと、我にかえさえてくれる不思議な魅力があります。それはきっと「ありがちな事」を普通に描き、普通の事を普通に描く事により生まれる平凡さから滲み出てくる物なのでしょう。タエ子が小学校5年生だった時代は昭和41年で高度経済成長の真っ盛りという「一時代前の日本」。映画では昭和41年の日本とその時代の人々を正確に描いています。誰しもが持っている子供の頃の思い出と現在の自分。いつのまにか、こうなってしまった今の自分。そして現在に流されていく自分。タエ子はそれも仕方ない事と自ら受けいれていましたが、小学校時代の思い出が、時代に流され見失っていた自分を突然、取り戻させてくれます。そして向かえるエンディング。平凡な日常を丁寧に正確に描いたからこ伝わってくる優しい感動。ジブリの作品の中で、これほど地味な分野に取り組んだ作品はあまり無いと思いますが、常にベスト5以内にランクされるこの作品はジブリの物作りの原点をよく表している「素晴らしい佳作」です。機会があれば是非、ご覧頂きたいと思います。一見の価値が十分にあります。

40代女性
40代女性

おもひでぽろぽろは、子供の頃に見た感じ方と大人になってから分かる感想が全く違ってくるところに面白さを感じました。子供の頃は、給食が嫌で食べられないシーンや親に怒られてしまうシーンでは妙に主人公に共感する気持ちが強かったです。しかし、大人になってから見ると主人公の子供時代の感情も分かるし、大人の思いにも共感できるといった新たな発見があります。また、アニメのタッチにリアルさを感じるところも、この作品の魅力の一つだと感じます。例えば、にこっと笑うシワの感じや顔の表情の細かい表現には、思わず感情移入してしまうほどです。特に、アニメ中に描かれる自然の美しさはジブリ映画ならではのタッチで、どこかほっとするような感じが好きです。サラサラと流れる川に浮かぶ摘みたての野菜や、朝露に濡れた紅花の美しさは、まるで実写のようなツヤが感じられます。この作品の一番好きなところは、最後まで主人公二人の恋の行方が分からなくてハラハラドキドキするところです。主人公の女性の誠実さやまじめさが原因で、恋に素直になれない様子が手に取るようにわかるところも面白さの一つです。もう少し自分が歳を重ねた時に見ると、また違った感じ方をするのかなと思うと何度も見てしまう作品だと思いました。

20代男性
20代男性

OLの主人公が、子ども時代を振り返るお話です。小学校の頃のことを回想するシーンと、大人になった現在のシーンが交互に展開していきます。どちらの時代も、とても細やかに描かれていました。特に主人公の小学校時代では、「ビートルズ」や「ミニスカート」など、1960年代にどんなものが流行していたかなどを知ることもできます。それでいて、「給食にどうしても嫌いで食べられないものがあること」「廊下を走ってはいけないことについての学級討議」「〇〇くんが〇〇さんの好きなことをからかう」など、いつの時代にも通じる小学校の出来事も楽しく描かれていました。そういった中で、体育を休んだら生理だと思われるんじゃないかと心配するなど、小学校の女子特有の悩みというものもあって、その頃のことを回想して、『青虫はさなぎにならなければ、チョウチョにはなれない。さなぎになんてちっともなりたいなんて思ってないのに』というセリフがその当時の少女のもやもやとした気持ちをうまく表していて、とても印象的でした。またそういった情景だけではなく、登場人物の表情や動きがとてもリアルなのも、この作品の魅力だと思います。小学校時代の野球のシーンは激しい動きはないものの、ボールを投げるところやバットを振るところなど、動きをしっかりと感じることができて、秀逸な作画を見たい人にもおすすめです。

 

まとめ

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こちらもオススメの「宮崎駿」監督作品です。

 

本ページの情報は2020年10月時点の情報となります。最新の情報は TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV 本体サイトにてご確認下さい。

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