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アニメ映画

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ゲド戦記の内容

映画『ゲド戦記』は、2006年7月に公開されました。世界的映画人である宮崎駿さんの長男である宮崎吾朗監督・脚本によるデビュー作です。

原作はアーシュラ・K・ル=グウィンさんの小説『ゲド戦記』ではなく、宮崎駿さんの絵物語『シュナの旅』が、キャラクターイメージの元となっております。
『シュナの旅』の登場人物にアレンジを少し加え、『ゲド戦記』の物語に近づいた作品と、宮崎吾朗監督自らが語っております。

声優は、主人公のアレンをアイドルグループV6の岡田准一さんと、アレンを助けた大賢人ハイタカを菅原文太さんが演じ見事にハマっております。また、謎の少女・テルーは新人の手嶌葵さんが抜擢され、主題歌とともに担当しており、透き通る歌声や美声が高く評価されました。

2006年公開の映画ですが、何度見ても色褪せない新鮮さがあります。
音楽も非常に興味深い内容が含まれており、凄く良かったです。

気付いたら2回見てました。好きな作品は?と、聞かれれば正直、本作名は出てこないと思いますが、なぜか見てしまう。
この魅力は、泥臭くてバカバカしくも、それが懐かしさや温もりなのかなという気がします。不思議な作品です。

テルーの唄を聞いて、心を閉ざしていたアレンが涙するところ。失意で嘆いているアレンにテルーが励ますシーン。
非常に印象的なシーンが多く、見る価値が高い映画だと思います。

小さいころからジブリを見て育ってきましたが、この作品もジブリ映画として楽しめたし、充分に泣かせてもらいました。
たくさんの若い監督がジブリに新しい風を吹かせてくれること、名作となる作品を作り続けてくれることを期待しています。宮崎吾朗監督も大好きです。

あらすじ

突如、竜が人間の世界に現れ、それと呼応するかのように、各地で作物が枯れ、家畜が倒れていきます。世界の均衡が崩れつつあり、大賢人・ハイタカは災いの源を探す旅をしておりました。

一方で、エンラッド国の王子アレンは、純粋で真面目がゆえに世の中の暗黒部分にまで心を悩ませ、病んでしまいました。そのうち、自らの影に怯えるようになった彼は、正気を失い思い余って国王である父親を殺してしまいます。

我に戻ったアレンは事の重大さに気付き、国王が所有していた魔法の剣を持ち国外へと逃げます。道中で危険な目に遭いますが、ハイタカに助けられ、二人は旅をともにすることとなり、ホートタウンへと辿り着きました。

そこでは、薬物、人身売買などの犯罪が蔓延し荒んでおりました。アレンが謎の少女・テルーを助けたことにより、自身にも危害が及ぶことになってしまい、物語は大きく動いていきます。

見どころ

宮崎吾朗監督のデビュー作

宮崎駿さんの息子・宮崎吾朗さんの初監督作品となります。宮崎駿さんは「経験も無く素人の息子には到底無理だ」と断固反対をしていました。そこで、プロデューサーの鈴木敏夫さんは映画「ゲド戦記」のイメージ画を描かせることにしました。

それを見た宮崎駿さんは納得はしていないが、見事な絵だったこともあり考え続け、「本当にやれるのか?」と3日間も問い続けますが「やる!」と監督をする考えを変えない吾朗さんに映画「ゲド戦記」を任せ、映画製作はスタートしました。

当初は、製作スタッフも素人監督だということであまりよく思っていなかったですが、映画製作を通して監督の能力を認めていきました。また、監督の方針により、スタッフが伸び伸びと出来る環境にした結果、スタッフそれぞれの才能が引き出された作品に仕上がっております。

本作の評価は、宮崎駿さんほど得られていないのは確かですが、初監督でこれだけの作品を作れるのは宮崎吾朗さんだからこそです。次は本当の父殺しの映画が作られることでしょう。

スタッフ

原作:アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」
原案:宮崎 駿「シュナの旅」
監督:宮崎 吾朗
脚本:宮崎 吾朗 / 丹羽圭子
製作:鈴木 敏夫
音楽:寺嶋 民哉
主題歌:手嶌 葵「時の歌」
劇中挿入歌:手嶌 葵「テルーの唄」

キャスト

アレン(レバンネン):岡田准一(V6/Coming Century)
エンラッドの王子。純粋で真面目がゆえ、世の中の暗黒部分にまで心を悩ませ、父である国王を殺してしまう。

テルー(テハヌー):手嶌葵
顔に火傷痕がある少女。両親に虐待され捨てられてしまった辛い過去を持つ。

ハイタカ(ゲド):菅原文太
アースシーの大賢人。アレンと共に災いの元凶を探す旅に出る。

テナー:風吹ジュン
ハイタカの昔なじみで、彼のよき理解者。親に捨てられたテルーを育てている。

クモ:田中裕子
永遠の命を得るために、禁断を犯した魔法使い。

ウサギ:香川照之
クモに弱みを握られており、クモの配下として動く。

国王:小林薫
エンラッドの賢王で、アレンの父。国民のことを常に考える良き王。

王妃:夏川結衣
アレンの母。次期国王となるアレンを厳しく躾ける。

女主人:倍賞美津子
元まじない師。今は魔法を信じられず、模造品の生地を商っている。

ハジア売り:内藤剛志
ハジアとは麻薬の一種であり、常習すると死に至ってしまう。

ルート:飯沼慧
エンラッド国王の側近の老魔法使い。

2人組のオバさん:梅沢昌代 / 神野三鈴
テナーの家の近くに住む村人。

船に乗っていた風の司:加瀬康之

国王の家臣:阪脩

王宮の侍女:八十川真由野

ウサギの部下:西凛太朗

船員:宝亀克寿 / 白鳥哲

役不明:池田勝 / 鵜澤秀行 / 田村勝彦 / 斎藤志郎 / 廣田高志 / 清水明彦 / 佐藤淳 / 中村悠一 / 杉山大 / 加藤英美里 / 木川絵理子 / 藤堂陽子 / 渡辺智美 / 田中宏樹 / 関輝雄 / 髙橋耕次郎 / 田中明生 / 高橋克明 / 櫻井章喜 / 鍛冶直人 / 西岡野人 / 上川路啓志 / 植田真介 / 佐川和正 / 細貝弘二 / 瀧田陶子 / 築野絵美 / 高野智美 / 愛佳 / 佐藤麻衣子

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ゲド戦記の感想

20代女性
20代女性

『ゲド戦記』は、私が最も好きなジブリ作品です。魔法の存在や、昔のヨーロッパの街並み等、ファンタジックな世界観はジブリらしく、わくわくします。一方で、この作品は、ジブリシリーズの中でもどちらかと言えばシリアスで、考えさせられることが多い物語です。主人公は、国王の息子である、アレンという名の青年。その立派な肩書きとは裏腹に、彼の抱える闇こそが、この物語のテーマだったと思います。「死。」私がそれについて、人生で初めて考えたのが、この映画を観た時だったかもしれません。劇中、アレンは死を恐れるあまり、死だけでなく、様々なものから逃げ続けます。きっと、見ている誰もがもどかしくなると思います。死という、たった一つの事から逃げるだけで、自分が恵まれたもの全てを突っぱねて、アレンはどんどん自分を追い込んでいくように見えてなりませんでした。そんな彼に手を伸ばした登場人物の中でも、この物語の答えをくれるのが、テルーという名の少女です。辛い過去を持ち、人を嫌う彼女がアレンに心を開く、あの言葉に出来ないシーン。「死が怖い。」アレンの訴えるそれに対し、テルーが返した一言。永遠の命を前に、最終的にアレンが取る選択。ぜひ多くの方に、ご自身の目で見て頂きたいです。見て後悔する事は無いはず。私達が今歩んでいる「生」について、最終的に行き着く「死」について、ジブリを通して触れる機会になると思います。

40代男性
40代男性

この映画は2006年に公開されました。制作はスタジオジブリで、監督は宮崎吾朗さんになります。この映画の元は世界三代物語の一つであるゲド戦記の三巻にあたる「さいはての島へ」です。また、宮崎駿さんの絵物語の「シュナの旅」を原案としています。この映画の特徴としてまず声優陣がとても豪華です。主人公であるアレンは岡田准一さん、ヒロインのテルーは手嶋葵さん、敵に当たるクモは田中裕子さん、物語の要になるハイタカは菅原文太さんなどがいらっしゃいます。また、テルーの歌うシーンがあるのですがアカペラで手嶋葵さんが歌っていますが、このシーンはとても印象的です。この映画に関してはとても賛否両論に分かれる映画だと感じます。まず監督が独自の解釈を踏んでの脚本を制作されている点、主人公のアレンが冒頭で親を殺して逃げ出しているので共感しづらいという点があります。また、全体的に暗い印象がある作品なので好き嫌いが分かれるのではないかと思います。個人的にはこの作品はストーリーも命というテーマに沿ってしっかり作られていると感じました。確かにスタジオジブリというフィルターを通すと異質な作品かもしれませんが、先入観なしに観れば満足のいく作品です。テルーのアカペラシーンは必見です。

20代男性
20代男性

宮崎吾郎初監督作品であり、小学生当時大きく話題になりました。岡田准一、手嶌葵、菅原文太、風吹ジュン、田中裕子、香川照之などジブリらしい芸能人を多数起用したキャストも大きなトピックになったのも記憶に新しいです。手嶌葵はキャストだけでなく主題歌も務め上げ、彼女の名前が大きく知れ渡る契機となりました。実際にかなりの名曲で、印象深い歌声とともに、新時代のジブリ作品の到来を予感させました。初監督作品ながらも、世界観の構築や描写などが丁寧で、そういった所が評価されたなと感じてます。作品は分かりやすい路線ではなく、結構複雑なものになっており、どちらかというと大人向けである程度理解力が求められるものになっており、実際大人になって見返すとより楽しめました。謎が自分なりに理解できた時はかなり気持ちがよかったです。ジブリには宮崎駿さんや、米林さんなど多数監督がいますが、どの監督も独創性があり、それぞれ違う作風なので好感が持てます。もう14年前くらい前の作品となりますが、高い作りこみとクォリティから今見ても全く色あせない傑作になっていると思います。ジブリファンの方にはぜひ見てほしいです。子供の頃に見た人はもう一度見返してみると改めて楽しめるかもしれません。

30代男性
30代男性

この映画でもっとも話題になったのが、宮崎駿監督の息子である宮崎吾朗が監督を務めたことだったと記憶しています。アニメ監督として誰もが知る宮崎駿監督の息子がどんな映画を創るのかなと興味津々でこの映画を見ました。それで見た感想はというと、正直最初は難解な印象を受けました。噛んでも噛んでも味が出ないガムをひたすら噛み続けているような感覚に陥ります。当時、私はまだ18そこそこのガキだったのかもしれません。それから数年後、。もう一度「ゲド戦記」を見る機会が訪れました。不思議でした。最初に見た時にはうまく掴めなかった作品なのに、もう一度見たらじんわり胸の中に何か溜まっていくのを感じたのです。悲しいとかそんなかんたんな感情では言い表せないもやもやした状態です。しかし、一回目のように悪い感じはしなかったです。おそらく、私は現実世界を生きていくなかで、その大変さからゲド戦記につながる何かをキャッチしたのだと思います。映画の持つ残虐性、それが私たちの生活に存在する秩序にリンクしていて、なんとも言い難い感情を体感させてくれます。不思議な体験をしました。また、この映画は主題歌が素晴らしい。残酷な世界に差す一筋の光のような歌声にすっかり癒されました。

40代女性
40代女性

常に暗く重苦しい雰囲気の物語、子供たちには合わないでしょう。何しろ主人公は父親を殺して逃亡してきた犯罪者、真面目過ぎる性格で世の中にはびこる悪について思い悩むあまり精神的におかしくなり父親を殺してしまった男です。こういうのも一種の中二病とかいうものなのでしょうか。渋谷とか繁華街で無差別に人を殺してしまったという人たちと思考が似通っているみたいで共感は出来かねます。でもアレンは仲間たちに助けられ温かい家庭というものを知り、最後には自身の闇に打ち勝つことができました。父を殺した自国に戻り自首するというのですからハッピーエンドとは言い切れませんが、立ち直ることが出来て良かったです。父親さえ殺していなければ大人になった時に過去の自分を振り返って苦笑いというだけ、誰もが通る道です。そういう気持ちまでたどり着いた大人だからこそ面白いと思える作品、子供にとってはお父さんを殺して逃げてきたという事実が心に突き刺さって、それ以上の発展は無いのかもしれません。この作品、ジブリではあるものの宮崎駿監督ではなくその息子の吾郎氏が指揮を執っています。そんな背景もまた観るうえで影響しいろいろと考えてしまいました。

50代男性
50代男性

もののけ姫、天空の城ラピュタ、風の谷のナウシカ等、他のジブリ映画とは異なり、単純に明るくて、楽しいアニメーション映画とは少し違ったアニメ映画です。それはこの映画が「ゲド戦記、アーシュラ・K/ル=グウィン」という外国の書物を題材にしているためでしょう。主人公のアレン(声:岡田准一)が一国の王である父を殺してしまった事、魔法使いにアレンが悩まされてそこから色々な人の助けを借りて立ち直るストーリーの為、好き嫌いが分かれるかもしれません。あまり、好評でなかった理由はストーリーの難しさや内容のマイナスイメージが先行したためではないかと個人的に推測していますが、アレンの相手役の女の子テルー(声:手嶌葵)は綺麗な声の歌ですが、ちょっと、寂しいイメージがするのが残念なところですが、歌での「心を何にたとえよう」のフレーズは良いと思います。声優として出演している方も岡田准一(V6)、菅原文太、風吹ジュン、田中裕子、香川照之、小林薫、夏川結衣という様にベテラン俳優が多く携わっておられます。一度だけ見て、難しくって、何か良く分からなかったとするよりは、ゲド戦記の原作を調べてみる、何度も見たりすると、この映画の良さが分かって来る、奥の深い映画と感じます。もののけ姫、天空の城ラピュタ、風の谷のナウシカの様に、映画だけを一回見て、「良かった、面白かった」は難しいでしょう。

20代男性
20代男性

ゲド戦記ジブリではかなりの正統派な物語な気がしました。元の物語は、シュナの旅がキャラクターイメージとなっている様です。絵本が元ということもあり、魔法がたくさんの夢ある話となっています。主人公はアレンです。このアレン凄まじく正統派勇者という感じで、当時はかなりカッコよかった気がしました。その生真面目すぎる性格からは、敵であるはずの暗黒に対しても、深く在り方を考えていました。どんだけお人好しなんだという感じです。父を殺して逃亡し、ハゲタカに拾われます。その目的は世界を乱している根源を見つけるということ。かなり壮絶な過去がある様です。ヒロインはテルーです。このテルー歌を歌うのですが当時子供だった自分はこの歌で感動しまくった覚えがあります。テルーは農村に住んでおり、肌が合わない人とは全く心を開きません。しかし気が合う人には大変なつきます。そんなアップダウンが彼女の魅力でした。そしてハイタカ、テルー、アレンでクモを倒しに行きます。クモとは永遠の命を得るために、禁断の魔術を用いるかなりヤバいやつです。あの底知れぬ邪念を感じさせる外見は当時のトラウマでした。そしてクモとの激闘は今でも覚えています。凄まじい戦いでした。

50代女性
50代女性

宮崎駿監督の息子が作った映画、ということで、お手並み拝見、といった軽い気持ちで見たのですが、ジブリ映画の王道ともいえる良質のファンタジー映画に仕上がっていたと感じました。原作の設定のすばらしさを生かしながら、魔法と龍の登場する世界を十分にリアルに描くことが出来ています。また、その絵の精密さは、宮崎駿の世界を継承したというだけでなく、独特の色合いの美しさを感じました。原作のファンの人にとっては、「話がちょっと違うかも…」と感じる部分もあるかもしれませんが、全体のストーリーに不自然さはなく、面白く見ることが出来ました。主人公のアレンが、心の闇を抱えていて、それを乗り越えていく姿や、ヒロインのテルーがつらい過去を持ちながら力強く生きて、アレンと心をつないでいく姿は感動的で、深みのある物語だったと思います。また、オリジナルのキャラクターであるクモの造形も興味深かったです。これまでのジブリ映画では善悪兼ね備えた魅力的な敵役が登場しましたが、このクモは悪の本質を体現したような人物で、甘さを感じさせない悪魔的な姿は興味深かったです。エンタメとしての見どころも多いのですが、全体に甘さ抑えめの内省的な作品で、見終わったときに人の心に潜むダークサイドとは何か、と考えさせられました。

30代女性
30代女性

エンラッドの王子アレンが問題を起こして自らの国から失踪し、目に見えない闇に怯えてアースシーの各地を放浪する姿がとても印象的でした。国の人々から追われているのではなく、どうも他の人には見えない影に追われているようだからです。そんなアレンは、現代に生きる自信のない若者のようにも思えてきます。そんな中で、アレンは何かに導かれるように大賢人のハイタカと出会います。アレンとは違い、ハイタカは大賢人だけあって魔法も使えて賢明で頼もしい存在です。まるで、どこか危うい所があるアレンの父親代わりの庇護者のようです。そのハイタカは、災いの起きている元凶を探して旅をしていました。アレンと共に旅を続けていくうちに、ハイタカは少しずつその元凶に近づいていきます。その旅の途中、ハイタカが立ち寄った場所でアレンは不幸な境遇の少女テルーと出会います。物語が進んでいくうちに、アレンはテルーと心を通わせていくようになります。ハイタカやテルーとの出会いを通して、これまで逃げてばかりだったアレンが自分と向き合い、少しずつ変わろうとする姿が良かっです。頼りなさや危うさ、自ら抱えた葛藤があっても、人は前に進んでいけるのだと思いました。

10代男性
10代男性

僕が初めにアニメ映画『ゲド戦記』を見たのは確か5歳ぐらいの頃で、まだあらすじも完全には理解できてなく、その頃の記憶もあいまいなんですが、幼心にも、何かすごく壮大な、触れてはいけないようなものを感じたことは覚えています。その後、高校生ぐらいになってから原作をすべて読んだうえでもう一度見てみたんですが、確かに、他のいろんな方が評するように、ストーリーの説明が足りなかったり、けっこう原作と変えられていたりする部分はあったものの、それを補って余りあるほどの作画レベルの高さや、音楽の美しさに今更になって驚きました。実際に映画を見てみるとわかりますが、登場人物の細やかな動きや表情、風の表現、背景の美しさと、その上で流れる壮大な音楽には、私達がストーリーがどうのと文句を挟む間もなく一瞬で物語の中に引き込まれていきます。特に、最後のクモとの戦いとかは本当に迫力がすごくて、追い詰められたクモが魔法で城を少しずつ壊してくところとかは、本当に恐ろしくてゾワァッってなりました。次に、ストーリーについてですが、これは賛否両論ありますが、僕個人の意見としては、この原作とは大幅に変えられたストーリーもありだと思ってます。というのも、そもそも原作の太めの本一冊分のストーリーを映画一本で表現するのは無理があるし、逆に映画で初めて見る人にとっては、この簡潔なストーリーのほうがわかりやすく、入り込みやすいと思います。原作をさきに読んでて、そっちが大好きという人は少し複雑な思いをするかもしれませんが、そうでない人にはすごくお勧めできる作品だと思います。

 

まとめ

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