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ホラー・パニック

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死霊館(映画)の内容

映画『死霊館』は、2013年10月に日本で公開されました。

本作は、心霊研究科のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が実際に遭遇した事件を原題に、双子の脚本家であるチャド・ヘイズとケイリー・W・ヘイズが創始した『死霊館』シリーズの第1作目。監督は、『ソウ』シリーズを手掛けたジェームズ・ワンが務めました。

物語は、1971年にアメリカで実際に起きた出来事をもとに、ある古い一軒家に越してきた五人の娘を持つ一家が遭遇する悪夢と、その邪悪な霊に挑むウォーレン夫妻の姿が描かれています。

そんなウォーレン夫妻をヴェラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンが演じ、続編も同様の役を務めております。ほかにも、リリ・テイラー、ロン・リビングストン、シャンリー・カズウェル、ヘイリー・マクファーランド、ジョーイ・キング、マッケンジー・フォイ、シャノン・クック、ジョン・ブラザートンなどが出演しております。

あまりホラー作品は観ませんが、友人と一緒に鑑賞。これまでの作品の中でダントツの怖さ、最恐でした。忍び寄る恐怖が上手く演出されており、ビビりまくりでした。

人生3度目の鑑賞を終えてきたところです。さすがに3回目だから怖くないだろうと思ってましたが普通に怖かったでした(笑)
しかもこれがノンフィクションだっていうから、恐怖と驚きが倍増です。

さまざまな作品を観てきましたが、ホラー史上これを超える作品があるのであれば教えてほしいです。

久々にホラーが見たくなったのと、知人に勧められた記憶があったので鑑賞。面白かったし怖かったし、久々のホラーなのでめちゃくちゃビクビクしました。でも、死霊館シリーズ全部見たくなったので観ようと思います。

あらすじ

1971年、ロードアイランド州の古い一軒家に五人の娘を持つペロン一家が引っ越してきました。念願のマイホームにはしゃぐ家族たちは、新しい生活に胸を躍らせていました。

しかし、越してきた夜から奇妙な出来事が次々と襲ってきます。深夜3時7分で全ての時計が止まり、四女の夢遊病に母キャロリンの身体には原因不明の痣。そして家に入りたがらなかった愛犬の変死。

次第にエスカレートしていく変異に、家族はノイローゼ状態。そこで、一家はウォーレン夫妻に助けを求めます。この家で過去に何が起きたのか?

見どころ

シリーズ誕生のきっかけ

現在までに7作品が公開されているだけでなく、3作品の近日公開予定を控えた大人気の『死霊館』シリーズ。本作はシリーズが誕生するきっかけとなった記念すべき第1作目。

監督は、ホラー映画界の若き鬼才であるジェームズ・ワン。代表作の『ソウ』を見た方ならわかると思いますが、忍耐の限界を試すほどの恐怖を与える衝撃作が得意な方。新しいホラーを生み出したとして、ホラー好きの方々から一目置かれている存在です。

そんな彼が発掘し、世界中に真実の恐怖を叩きつけた本作は、オリジナルホラー映画の興行収入で『エクソシスト』に次ぐ、史上2位の360億円を超えるなど、世界が認めた“最恐”シリーズにして、現代ホラーを代表される1本に仕上がっております。

全てが実在してきた事案

アメリカに実際いた心霊研究科夫妻のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻。世界でも特に有名な心霊研究科である彼らが実際に調査・解明をしてきた超常現象を映像化されました。冒頭にテロップが流れるなど本編も勿論実話です。

ホラー映画で良くある突然の大音量、コテコテのリード展開だったり、続編を匂わすようなありきたりなエンディングなど、ホラー作品の常識は一切ありません。

なぜなら、実話だから。さまざまな怪体験、修羅場をくぐってきたウォーレン夫妻が封印してきた悲惨な出来事から目が離せません。

スタッフ

監督:ジェームズ・ワン
脚本:チャド・ヘイズ & ケイリー・W・ヘイズ
製作:トニー・デローザ=グランド / ピーター・サフラン / ロブ・コーワン
製作総指揮:ウォルター・ハマダ / デイヴ・ノイスタッター
音楽:ジョセフ・ビシャラ
撮影:ジョン・R・レオネッティ
編集:カーク・M・モリ

キャスト

ロレイン・ウォーレン:ヴェラ・ファーミガ
透視や霊視能力を持っている霊能力者。

エド・ウォーレン:パトリック・ウィルソン
ロレインの夫。カトリック教会が唯一公認した非聖職者の悪魔研究家。

キャロリン・ペロン:リリ・テイラー
広い部屋を持つ中古の一軒家を購入。そこで怪現象に悩まされる。

ロジャー・ペロン:ロン・リビングストン
キャロリンの夫で、五人の娘たちの父親。

アンドレア・ペロン:シャンリー・カズウェル
ナンシー・ペロン:ヘイリー・マクファーランド
クリスティーン・ペロン:ジョーイ・キング
シンディ・ペロン:マッケンジー・フォイ
エイプリル・ペロン:カイラ・ディーヴァー
キャロリンとロジャーの五人の娘たち。上から長女~五女の順。

ドルー:シャノン・クック
エドの助手。

ブラッド・ハミルトン巡査:ジョン・ブラザートン
ハリスヴィル署の警官。

ジュディ・ウォーレン:スターリング・ジェリンズ
ロレインとエドの娘。

ジョージアナ・モラン:マリオン・ギュヨ
ロレインの母で、ジュディの世話をしている。

ゴードン神父:スティーヴ・コールター
聖職者。

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死霊館(映画)の感想

30代男性

あの有名な「SAW」の監督が作った映画だと聞いたので観てみましたがストイックなホラー映画という感じでとても楽しめました。簡単なストーリーの展開としては競売で安く家を買った一家にその家の”何か”が襲いかかり、霊媒師にそれを退治してもらうというもので小難しい内容はなく映画に集中するのが苦手なタイプの方でも楽しめると思います。具体的に凄いのは”CGや特殊メイク、派手な演出が明らかに少ないのにしっかりホラー映画になっていて怖い”ところ。例えば幽霊が室内を歩くシーンがあったとして、特殊メイクをした幽霊がただ歩いているだけではあまり怖くありませんがこの映画風ですと”誰もいないのにただ不気味にドアだけが徐々に開いていき、足音だけがポツポツとできていく”というような演出になります。これが非常に怖いんです。ストーリーは小難しい内容はありませんが、襲ってくる”何か”は一体何なのかがわからない怖さ、そしてある種ミスリード的要素もあり少し推理的な方向でも楽しめました。随所に霊媒師の過去の話や昔の別の”何か”が絡んでくる描写が出てくるのもゾクゾクしてとても良かったです。また人物描写の細かさも見事で、一体何を考えているのかわからない年齢の子供が憑りつかれたように淡々と壁に自分の頭を打ち付けているシーン等は不気味そのものでした。”最近の派手でショッキングでただビックリする演出ばっかりな特殊メイクホラーに飽きてきた、もっと王道で本格的に怖いホラーが見たい”という方には是非ともオススメな内容です。

50代女性

死霊館は2013年に公開された、アメリカの人気ホラー映画です。実話を元に作られたホラー映画なので、一般的なホラー映画とは違った恐怖があります。ペロン一家は、舘に引っ越してきますが、様々な怪奇現象が起こってしまいます。ペロン家の人が夢遊病になったり、原因不明の皮膚の疾患に罹ってしまいます。舘には霊を呼び寄せるオルゴールがあるので、透視能力がある二人に依頼して、怪奇現象が起こる原因を調べてもらいます。死霊舘は心理的な恐怖を感じる映画なので、日本でも根強い人気があります。私は映画館には行けなかったので、テレビで視聴をしました。テレビで視聴をしても、スリリングで怖いと感じました。ペロン家の一家は、霊を呼び寄せるオルゴールを手放すことを考えるようになります。透視能力のある二人は、地元の博物館に問題のオルゴールを安置する計画を立てています。博物館の扉が閉まると、何のしていないのにオルゴールが鳴り出してしまいます。何もしていないのに、オルゴールが鳴っているので、見えない霊の力が働いていると感じられます。死霊舘はグロテスクなシーンは少ないですが、ホラー映画が好きな人には見てほしい映画です。不気味な雰囲気の舘は恐怖心をそそります。

50代男性

「死霊館」は、実話をもとにしたホラー映画ですが、家族の愛と絆を描いたドラマでもありました。ペロン一家は田舎の古い一軒家を購入します。そこには広い家に住むことになり喜んでいる家族5人の楽しそうな姿がありました。とても明るい家族の様子を見ているのは、楽しかったです。でもすぐに異変が起き始めます。隠されていた地下の部屋を見つけると、家中の時計が3時7分で止まったり、犬が死んでしまったり、体にあざが浮かんだり、たくさんの鳥が家に衝突して死んでいったりと、不可解で不気味な現象が立て続けに起きます。畳み込むように襲ってくる異常事態は、観ている人を本当に不安にさせます。その中でも一番不安な気持ちにさせられたのは、末娘のエイプリルがローリーという見えない友達と話し始めたことでした。この子が最初の犠牲者になるような気がして、ドキドキしました。家族の危機を脱するために、ペロン夫妻は超常現象研究家のウォーレン夫妻に助けを求めます。ウォーレン夫妻は、ペロン一家が住む古い屋敷にまとわりつく、呪いともいえる因縁を解き明かしていきます。ペロン一家を苦しめていたのは、この屋敷で自殺した魔女でした。自分の子どもをいけにえにしそこなった魔女が、エイプリルたちの母親であるキャロリンに憑依し、子どもたちを殺そうとしていました。魔女に憑依されるキャロリンの姿は、本当に恐ろしく、ウォーレン夫妻の活躍を願わずにはいられませんでした。ペロン一家に襲い掛かる数々の心霊現象や、ウォーレン夫妻の妻であるロレインにだけ見える霊視のシーンは、怖いのに目が離せないくらい、リアルで心に突き刺さってきました。ウォーレン夫妻の娘まで巻き込む魔女との攻防は、魔女に憑依されながらも家族への愛情を失わなかったキャロリンと家族の強い絆によって終結します。ひたひたと迫って来る恐怖を感じながら画面を見続け、クライマックスで体が硬くなったあと、家族の愛情に触れて心があったかくなるので、ジェットコースターみたいな気分が味わえました。怖いけど、笑顔になれる映画でした。

20代男性

本作は後にシリーズ化されて、スピンオフの「アナベル 死霊館の人形」を生み出した大ヒットホラー映画です。監督のジェームズ・ワン監督は「ソウ」や「インシディアス」といったシリーズを手掛けてきたホラー映画の鬼才です。映画はアメリカの超常現象研究家ウォーレン夫妻が調査したある事件を基にして制作されました。怪奇現象が多発する家にウォーレン夫妻が調査にやってくるという物語自体はありがちなものなのですが、控えめに言ってとにかく怖いです。幽霊が出てくる場面も観客の意表を突くものばかりで何度も観て、いつ幽霊が現れるのか分かっていても驚いてしまいます。監督の冴えた演出が光っています。そして、よくある物語は後半にかけて思いもよらない展開に向かいます。危ない家に不気味な人形、ホラー映画にとっては最高の要素を併せ持っているといえます。初めて観る方はとても画面を正視できないのではないでしょうか。本当に恐怖の連続です。本作が観客に恐怖を与える要因は監督の手腕のほかにもう一つ、確かな実力を持った俳優陣の熱演にあると思います。主演のヴェラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンは間違いなくキャリア最高の演技を観客の私たちに見せてくれます。

 

30代女性

これぞ、アメリカのホラー映画といったところだ。最初のアナベル人形は実際の人形よりも迫力があり、これから始まる物語に期待を持たせている。そしてストーリーが始まると、少しずつであるが恐怖が迫ってくる描写に、背筋が徐々に凍ってくる。この映画は実際のウォーレン夫妻が解決してきた心霊現象を基にしているというが、映画の中のウォーレン夫妻は、ただ幽霊のせいという結論に持って行くのではなく、科学的な検証も行い結論を導いている部分もあり、そこがまさにアメリカという感じだ。前述のように、この映画では一度に悪魔や幽霊の姿を見せたりはしない。最初は登場人物達の感覚から描写してゆき、徐々にその姿を現していくストーリーの筋立てと演出は、見事であると言える。効果音の使い方も、恐怖に拍車をかける。一度ストーリーの中に入り込めば、物語自体は長く感じても、実際はそんなに時間は経っておらず、それだけ濃厚なストーリーであると言えるだろう。これを見た後に、実際のウォーレン夫妻のオカルト博物館には「本物」があると知った時には、恐怖が倍増するであろう。科学とオカルトが融合した、まさにアメリカンホラー映画として傑作である事は間違いない。

 

まとめ

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本ページの情報は2021年2月時点のものです。
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