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福田監督感が強くて、めちゃくちゃくだらない。だがそれが良い。肩の力を抜いて鑑賞できる緩い作品ですが、それが良いんです。

コメディ作品だけではなく、実際に仕事をしながら世界を守るのは大変だ！というゆるーいメッセージを感じられました(笑)

まずこんな設定を思いつくのが凄いし、これに出演した豪華な女優さんたちも凄い。こんな女子いるわ！を上手に再現してくれていました。

素直にこういう作品が好きで楽しめました。仕事で疲れ切った週末の夜には最適な映画だと思います。

ごく普通の女子5人が悪に立ち向かう戦隊モノで、ジャンルはお笑い特撮といったところでしょうか。とてもおもしろいお話でした。私は福田監督のファンなので、独特の世界間がとても良かったと思いました。またメインキャストの女子5人も桐谷美玲さんや有村架純さんをはじめとした有名女優達が揃っており、作品のすごさを物語ってます。そんな素晴らしい監督とキャストがそろった女子ーズはとてもおすすめできます。ごく平凡な女子達が世界征服をたくらむ悪に立ち向かうという、今までにない斬新なお話で、この映画を見る前に見た予告編でとても興味がわきました。冒頭でも話したとおり、ジャンルはお笑い特撮。福田監督の世界観でとても面白いのはもちろんなのですが、特撮要素にも力を入れていて、福田監督の映画に対してのこだわりが感じられました。私は普段も特撮などよく見ますが、そちらにも引けを取らない、クオリティの高い特撮シーンが満載でした、また出演者の一人でもあり、福田監督作品ではおなじみの佐藤二朗さんも出演しております。彼の独特の演技、キャラクターと福田監督の世界観が、今回の女子ーズでも絶妙にマッチしており、一ファンとしてとても嬉しくもあり面白かったです。女子ーズ達と佐藤次郎さんの駆け引きも、ぜひ注目していただきたいポイントです。

ただただ笑える映画で、何も考えずに楽しめる作品だと思います。そしてこの映画のすごいところは、主役級の女優さんばかりが出演していることです。桐谷美玲さんをはじめとして、高畑充希さん、有村架純さん、山本美月さんなどメチャクチャ豪華な出演者だと思います。そして脇を固めるのは佐藤二朗さんで、彼なしにはこの映画は成り立たなかっただろうと思うくらい、佐藤二朗さんのキャラがめちゃくちゃ光っていました。とにかく自由に演じているように見せるのが上手い佐藤二朗さん。女子たちを相手に自由奔放にしている様子が面白くて、お腹がよじれるくらい笑ってしまいました。これまでになかったストーリーで、女子あるある満載のこの映画は、世界中の女性に見てほしい作品です。仕事に頑張る女性やギャル、貧乏で働き詰めの女子までさまざまな女子が普通に生活しながらも悪を倒すところが痛快で、思い出してもニヤニヤがとまらないくらい面白かったです。できれば続編を期待するくらいで、30代になった女子ーズを描いたら面白そうだと勝手に想像を膨らませてしまうくらい、はまった作品でした。悪と戦うアクションシーンもあり、かわいいだけではなく強くて美しい女子ーズを何度でも見たい映画です。

「もしも、戦隊ヒーローものを福田雄一が撮ったら」そんなお題に答えたかのようなこの映画は、面白さの中に感動も少し織り交ぜた「福田テイスト」満載の楽しい作品である。冒頭から登場する、福田作品おなじみの俳優・佐藤二朗の放つ、アドリブなのかセリフなのか判断し難い彼特有の芝居に笑い、司令官である彼の話を聞こうとしないヒーローならぬヒロインたちの個性バラバラな性格が面白い。先代のヒーローたちが「任期満了」で解散した後、彼の身勝手で選ばれてしまった彼女たちは、戦闘能力も何も無い「ただの女子」。仲良く談笑したかと思えば、些細なことで仲間割れもする。戦闘の場面においても、仕事にプライベートにと何かと忙しい「イマドキ女子」の彼女らは、戦いに参加しないこともしばしばで、来ない理由を聞こうと戦場でも電話する始末。そんなわがまま娘たちに付き合ってくれる怪人たちは、もしかしたら「いい奴ら」なのかもしれない。遥々宇宙から地球を侵略しにやってきた怪人たちが、待ちぼうけを食う姿に笑ってしまった。劇中の効果音の使い方も絶妙で「勇者ヨシヒコ」シリーズを見たことがある人なら、すぐさま「福田ワールド」に引き込まれること間違いなし！モデル並みの美人揃いで主役級の彼女らが、子供のおもちゃのようなヘルメットを被って、動きにくそうな戦闘服で戦い罵倒する、そんなコメディータッチの振り切れた演技の数々は、おそらく本作以外では見ることはないだろう。ある意味「お宝作品」なのかもしれない。

どこからツッコんでいいのかわからないというほど、ツッコミどころがありすぎる作品でした。女子ーズに選ばれた面々が桐谷美玲さんをはじめ、今をときめく美人女優ばかりでビジュアル的にも目の保養になります。仕事のかたわら、戦隊ヒーローとして世界を守っている様子がリアルでとても笑えました。イエロー役の高畑充希さんのコスチュームが毎回違い、敵を倒してみんなで作戦会議しているシーンでは、一人ゴスロリの格好して飲んでいるのが妙にインパクトありすぎて鮮明に残っています。また、カメムシの姿をした敵が現れた際に、どんな倒し方をするのかと楽しみに見ていたら、まさかの「ファブリーズ買いに行ってくる！」の言葉が飛び出してきて、予想外だけど現実的要素たっぷりなとこがとても面白かったです。さらに、みんなバイトや仕事に忙しいので、全員が揃うまで怪獣が健気に待っているところも敵なのに優しすぎて笑えました。レッドが「みんな行くわよ！」の掛け声に両隣を見ると誰もいなくて、みんながバイト忙しい中レッドだけが律義に来ているというパターンが何回もあって、レッドがいかに真面目かというのも伝わってきました。名前に色が入っているからというヘンテコな理由だけで選ばれた、究極にダサいけどなぜか気になる美女戦隊のコメディ作品です。

「女子ーズ」は、2014年公開の福田雄一監督による映画。福田雄一と聞いてピンと来る人は多いと思うが、コメディ映画・ドラマが得意な監督による、特撮コメディ映画。この内容で90分映画よく作ったなあ、というのが正直な感想だが、これは決して悪い意味ではない。戦隊ヒーローものなので、5人組の戦隊が登場するが、それがタイトルにもなっている「女子ーズ」である。全て女性メンバー。これを演じる女優が豪華で、桐谷美玲（レッド）、藤井美菜（ブルー）、高畑充希（イエロー）、有村架純（グリーン）、山本美月（ネイビー）という面子。彼女たちは、以前の正義の味方が任期満了となったため、新たに正義の味方として集められる。彼女たちを集めたのが、チャールズという謎の男。チャールズは、福田組常連の佐藤二朗が演じている。戦隊ヒーローによくあるお約束な展開をコメディタッチに描いており、地球侵略を企む怪人たちとの戦いも、わざと低予算を思わせるぐだぐだな演出がされている。女子ーズには演技がこなれていない女優もいるが、そういう浮いている雰囲気もうまいこと演出に取り込まれていた。コメディというのは演じる側にとっては難しいのだろうな、と思わされたが、そこをうまく引き締めているのが、福田演出を知り尽くしている佐藤二朗。彼の演技で映画全体がまとまっている。ヒーローを演じる女優陣の中では、高畑充希と有村架純がしらけさせない芝居になっていたと思う。また、演技力には全く関係ないが、ヘルメットで髪型が全く見えないようなヒーローコスチュームにもかかわらず、高畑充希はコスチュームも似合っており、整った顔立ちも良く映えていた。

映画『女子ーズ』を観て、「豪華女優陣の共演」と「女性たちのやる気の無さ」が特に魅力的だと思いました。まず、豪華女優陣の共演についてです。この映画では、戦隊として怪人たちとの戦いに挑むことになってしまった女性たちの様子が描かれます。船体のメンバーになる女性たちを演じるのは、桐谷美玲さん、高畑充希さん、有村架純さんという現在ではドラマの主演を数多く務める女優の方々ばかりです。現在では考えられないような豪華女優陣の共演による華やかさに、うっとりしながら観ていました。次に、女性たちのやる気の無さについてです。女性たちは、戦いに挑むことになったものの、名字に色がついているという理由だけで集められたため、戦いへのやる気は全くありません。戦いよりも仕事や恋愛などの私生活を優先させようとする、女性たちの姿に、妙にリアリティを感じて思わず共感しながら観ていました。また、戦いに対する全員の足並みが揃わず、ぶつかってばかりの状況から、徐々に同じ年代の女性ならではの悩みを共有し合い絆を深めていくところに、戦隊ものとかけ離れていることへの突っ込みを入れたくなりつつも、元気をもらい微笑ましく思いながら観ていました。

しっかり者のレッドは桐谷美玲、金銭感覚にシビアなイエローは高畑充希、名女優を自称するグリーンは有村架純、天然タイプのネイビーは山本美月、勝ち気なブルーは藤井美菜。今では共演が不可能なほどの豪華な女優さんが、カラフルなコスチュームを身に纏って華麗な決めポーズを披露していますよ。全員が揃った時に発動するのが強力な必殺技「女子トルネード」ですが、5人のスケジュールが合わないようで滅多にお目にかかれません。見た目がグロテスクな敵や体臭がキツい怪人には、戦いの最中でも消臭剤を撒き散らして衛生面に気を使うところはまさに「女子」ですね。戦隊ヒーローとしての非日常的なバトルの合間には、メンバーたちのリアルな日常が映し出されていくのがユーモラスです。ガテン系女子として現場で汗水流しながら働いているイエローに比べて、実家が裕福なネイビーなどメンバー内の微妙な格差も浮かび上がってきます。勤め先で大きなプロジェクトを任された挙げ句に、同僚からプロポーズをされてしまったレッドは女子ーズを脱退してしまうのでしょうか。お仕事にもプライベートにも行き詰まっていた彼女たちが、少しずつステップアップしていく姿を温かく見守ってあげてください。