わさお(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

イキイキと野山を走るわさお。風にふかれながら遠くを見つめるわさおの物思いにふける表情が最高。わさおの魅力を存分に発揮、もはや土壇場で、主役をしっかり務めていました。何よりも、とにかく可愛い！

「志村動物園」などで有名になったわさお、高齢でついに亡くなってしまいました。年を取ってゆっくりとした動きのわさおしか見たことが無かったので演技をする若かりし頃の彼の雄姿を見てみたいとこの映画を鑑賞したのですが、やっぱりわさおのままでした。実際には大勢の人たちに囲まれて照明も浴びているわけですから、それでもいつも通りという方がすごいのかもしれません。あのブサカワな顔を見ているとそれだけで満足、妙にかっこいい姿は想像つかないし見たくもないのでこれでいいのです。それならストーリーと俳優陣で泣かせてくれるかと思いきや、動物ものの王道を行くような展開です。子供を絡めてくるところなど涙を誘おうとする演出が其処ここに、それで泣ける方なら面白いはずです。ちょっと冷静になってしまう私としては、客観的に見てしまって入り込めませんでした。とはいえ風景も美しくきくやさんとか田舎のお母さんたちが優しくて、郷愁は感じさせられます。きくやさんに拾われたのは本当、でも子供とのエピソードはフィクションだと思いますがどこまでが作られた話なのかというのも気になりました。わんちゃん好きというのでなくとも、わさおのブサカワさには癒されるはずです。

もとはニュース番組でこの映画を知り、自分が動物好きであることに加えて、わさおのあまりの愛らしさに胸を打たれ、即見に行ったのが懐かしいです。もう10年近く経つと思うと早いですね。薬師丸ひろ子を始めとした堅実なキャストたちを取り揃え、作品に対してとても良い演技をしていたと思います。安定したメンツだなと思いました。最初はこころを開かないわさおと、触れ合ううちにだんだんとこころを開くようになる様子がすきでした。ストーリー展開も心温まるもので、見た当時本当に心の底から癒されました。見どころといえばやはりわさおの愛らしさに大きなポイントがあるでしょう。モフモフとした大きな綿菓子のような彼の姿は、きっと誰しもが愛くるしいと思ってしまうはず。わさおの魅力がこれでもかというほど、画面からたくさん伝わってきます。私もわさおみたいにモフモフとした大きな犬を飼ってみたいなとおもうほどです。とうとう先日わさおは病気が原因で亡くなってしまいました。このニュースを見たとき本当心から苦しい気持ちになりました。しかし、またこの映画を見てわさおに会いに行こうと思います。まだ見てないみなさんも是非見てください。きっとたくさん癒されること間違いなしです。

わさおの演技が自然体で本当に可愛くて見ていて終始癒されました。私はもともと犬が大好きなのですがこんなに可愛らしい表情をする犬を見たのは初めてです。今まで様々な犬映画を見ましたが、やはり映画用にそれなりに訓練を受けた犬たちが指図をされて演技をしているのがなんとなく分かってしまっていました。それでも可愛い動物が人間と一緒に頑張っているのだからと妥協して楽しんでいました。しかしわさおは違います。本当に自然体で演技をしていてびっくりです。星空の下佇む姿や海や人を切なそうに眺めるシーンでは胸が熱くなり感動しました。犬は言葉を話したり笑ったりしないけれど、全身で感情表現し人間にひたすら尽くしてくれる動物です。そんな動物の優しさたくましさを自然に表現してくれているわさおの演技はとてもすごいと思います。内容自体は淡々としているイメージはありますが、わさおの演技力に夢中になれる作品です。最後に向かうにつれて心があたたかくなり感動を味わえました。犬好きの人やわさお好きの人は必ず見た方が良い作品だと感じました。見た後は自分の飼い犬により一層愛情をそそげるようになります。そしてしばらくあのわさおの可愛らしい表情が頭から離れなくなります。

表情豊かなわさおが、とにかく可愛くて癒されます。真っ白ふわふわな犬を見ると触りたくなりますよね。他にも犬が出てきますが、みんな可愛くてキュンキュンしながら見る事が出来ます。ストーリー性はあまり無くて、ほんわか優しい世界観です。そのため、途中で退屈になって眠くなる部分もあります…。それもまた一つ、この作品の魅力なのでしょうけれど。ただキャストが演技派揃いなので、人間ドラマがあったり感動シーンが多いのかと思いきや、大した内容ではないのが勿体なかったです。事故や戦争について触れる部分も中途半端で、何を伝えたいのかよく分かりませんでした。物語性があったほうが、わさおの良さが活かされていたと思います。犬を題材にする映画といえば実話に基づいているか、コメディ要素が多い作品ですが…わさおはどちらでもないですね。この映画の舞台は東北の小さな街という事なので、有名なお祭りのシーンがあったのはとてもテンション上がりました。両親が青森出身なのでたまに田舎に帰りますが、お土産屋さんにはわさおのグッズが並んでいます。つい手に取ってしまいますね。映画自体は癒されるので見る価値はありました。

独特の風貌と愛嬌のある表情から、ブサかわ犬として一躍全国区の人気者になった、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町で飼われていた秋田犬のわさお。そんなわさおの生い立ちについて描いた映画で、他の犬を代役に立てることなく、わさお自身が主演して、自分を演じています。物語は迷い犬だったわさおが、後に飼い主となる菊谷セツ子さんと出会い、なつくまでをベースとしたハートフルなストーリーです。脚本自体は特に何の捻りもなく平凡なものだったと思いますが、菊谷セツ子さんを演じた薬師丸ひろ子さんが、わさおと心を通わせていく様は見ていて心温まりますし、子供との出会いで思いもがけない忠犬っぽい行動を取るところが、似合ってなさすぎてかえって可愛らしかったりと、わさお自身の何とも表現しがたいブサかわいい表情にすっかり癒されてしまいましたね。わさおという秋田犬の魅力を伝えるという点で、この映画は大成功していると思います。また舞台となった鰺ヶ沢町は、素朴な漁村の風景や、雄大な白神山地の自然がとても素敵で、つい現地に行ってみたい気持ちに駆られてしまいました。わさおは町おこしにも貢献しているそうですが、この映画もその一翼を担っているのだと実感しましたね。