ライフ オン ザ ロングボード(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

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ライフ オン ザ ロングボード(映画)の内容

映画『ライフ オン ザ ロングボード』は、2005年9月に公開されました。

“人間再生”というテーマを一貫して取り入れたオリジナル脚本で、これまでに12本の映画監督を手掛けてきた喜多一郎さんによって製作され、当時の日本中の海を中年サーファーたちで一杯にするほどの社会現象を生み出した作品です。

本作は、有名なサーフスポット・種子島を舞台に定年を迎えた中年男の爽やかな出発を描き、中年男の一雄役を大杉漣さんが演じました。ほかには、小栗旬さん、大多月乃さん、西村知美さん、奥村公延さん、大塚良重さん、浅香光代さん、勝野洋さんなどが出演しております。

人生は長く自分を再発見できる新たな旅立ち。とても爽やかな気持ちになれました。66歳で亡くなられた大杉蓮さんのご冥福をお祈りするとともに、素敵な映画をありがとうございました。

何をチャレンジするにも、遅いとか早いなんてなく、やりたいことがあるのなら、思いっきりやってみたら良い！そんなことを教えられた映画。うまく言葉では表現できませんが、観て損はない作品だと思いますので、是非。

タイトルに目を惹かれて見始めましたが、種子島の波乗りシーンがふんだんに盛り込まれていたのが何よりも魅力的な作品でした。

サーフィンについても全く知らないですし、まだ企業に就職したこともありませんが、本作を観て凄く心が温かくなりました。

あらすじ

長年勤めた会社の定年を迎えたサラリーマン・米倉一雄（大杉漣）。一昨年前に病気で妻を亡くし、長女は嫁いでいき家にいません。次女の優（大多月乃）は、就職活動を行うも、就職先が中々見つからない状況です。

ある日、一雄は父・雄蔵に会うため鎌倉の実家を訪ねました。気晴らしに海沿いの道を一人で散歩していると若いカップルが目に入りました。そこで、ロングボートに夢中になっていた当時を嬉しそうに話す亡き妻のことを思い出した一雄は急いで実家へと戻り、ロングボートを探し始めます。

すると、眠っていたビンテージのロングボートと見つけ出しました。また、昔のサーフマガジンでの種子島の記事を見たことで、熱は高まるばかり。次女の優の反対を押し切って「お前はお前の好きなことをしなさい。」と声をかけると単身、種子島へと旅立っていきました。

念願だった種子島に到着するも、運動不足の中年男がいきなりサーフィンが出来る訳もなく、ローカルサーファーたちのメッカ“オリジン”を訪問します。そこで、オーナーの銀二（勝野洋）や、憲太（小栗旬）たちにサーフィンの手ほどきをお願いするも相手にされません

そこで、一雄が取った行動とは…？

見どころ

本作は無理のないストーリー展開をドラマチックに描きながらも、海が似合う爽やかさも兼ね備えた、見応えのある作品に仕上がってます。

波乗り三昧のストーリーではありませんが、種子島の美しい景色と水中撮影はより臨場感をもたらしてくれているので、サーファーの方が観ても充分に楽しめるのはもちろん、サーフィン未経験者、若い世代、団塊世代の方など関係なく、楽しんでいただけることでしょう。

また、主人公の一雄役を演じた大杉漣さん。サーフィンは初体験ながらも代役を立てずに自らが挑戦るするなど、体当たりの波乗りが見れただけで胸が熱くなります。そんなカッコイイ“オヤジ”が最大の見どころになってます！

スタッフ

監督：喜多一郎
脚本：喜多一郎 / 堀江　慶
水中撮影：土屋高弘
撮影監督：高間賢治
音楽：佐橋佳幸
主題歌：ザ・ビーチ・ボーイズ「Don’t Worry Baby」

キャスト

米倉一雄：大杉漣
一昨年前に妻を病気で亡くし、定年を迎えたサラリーマン。若い頃に夢中になったロングボートを思い出しサーフィンを始める。

丸山憲太：小栗旬
ローカルサーファーたちのメッカ・オリジンに通うサーファー。

米倉　優：大多月乃
一雄の娘で次女。就職先が中々見つからない就活生。

米倉　恵：西村知美

米倉雄蔵：奥村公延

米倉日出子：大塚良重

萬　愛子：麻宮美果

萬　太郎：小倉久寛

面接官：徳井優

カヨ婆：浅香光代

飯田銀次：勝野洋
ローカルサーファーたちのメッカ・オリジンのオーナー。一雄にサーフィンを教える。

ライフ オン ザ ロングボード(映画)の感想

50代男性

私は50代で、趣味でロングボードに乗っています。なので、主人公が同じ年代でロングボードをするこの映画に興味を惹かれました。また、映画の舞台が種子島というところも私にとってはツボでした。実際に種子島へ行ったことがあるので、サーフショップや民宿、サーフポイントなどとても懐かしくなりました。主役は今は亡き大杉漣さん。結構好きな俳優さんでした。この映画でも、堅実な演技で物語を締めてくれます。自分がサーファーだからでしょうか、種子島でサーフィン生活を送っている主人公が羨ましくてたまりません。妻に先立たれ、娘との関係はイマイチ。でもサーフィンができれば、そんな悩みは消えてしまいます。とても良くわかります。サーフィンはそんなスポーツなのです。海にはそんな力があるのです。オジサン、ロングボード、種子島、なんて魅力的な映画なのでしょう。この映画に携わった関係者の方々には感謝しかありません。しかし、大シケでもサーフィンをしてしまうところが、サーファーとしては納得できません。自殺行為です。海に入ってはいけません。この映画の不満はそれくらいです。全体的にはとてもオジサンサーファー好みの映画でした。また種子島に行きたくなる、そんな映画でした。

まとめ

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