婚前特急(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

一瞬で表情を変えれる吉高由里子さんの演技が見事でした。日本映画って、ハリウッドとかと無理に張り合わなくても面白い作品って沢山ありますよね。本作もその1つだと思います。

大切な相手には、しっかりと言いたいことを言った方が良いと教えてくれました。また、もっと人生を楽しもうと思わせてくれました！

本作を見たからといって、恋や結婚をしたいとは思いませんでしたが、こういった恋愛もありだなって思いました。またエンディング曲も心地よく、多くの方に観てもらいたい隠れたコメディの秀作です。

これほどまでに笑った映画は少ないと思います。本当に楽しく、笑顔にさせてくれました。また、見たいと思える作品です。

主人公ちえは、彼氏候補？の合鍵をいくつも所有しているが、親友が結婚して、結婚について真剣に考えようとする。キープしている男達の整理をすることから始める。誰もが付き合ったことがあるような身近にいそうなタイプの男性が、いろんなタイプで存在することにリアル感を感じる。趣味に夢中だけど、自分の話を真剣に聞こうとしない彼や、高価な贈り物や、旅行に誘ってくれるお金持ちの彼、大人の余裕があり相談しやすい彼、なんの取り柄もなくただなんとなく体の関係になっているタナシ、こんなにいろんなタイプがいる中から自分の花婿を探そうとする主人公ちえの葛藤ぶりが楽しい。中でも、パン工場で働くタナシにはなぜか告白してもいないのでふられたことに腹が立つちえの行動の発想が変わっていて面白いです。ちえの親友の結婚生活をちえが見ていいなと憧れるシーンもすごく共感できます。ただなんとなく付き合って結婚を考えないで恋人がたくさんいて満たされない気持ちやもどかしさを吉高さんが絶妙に演じています。心も体もボロボロになりながらも本当の愛を探す話です。ちえのふてくされたりする姿もすごく可愛いです。タナシのなんかほんわかしてしまう癒しのオーラも見ていてほっとします。

5人の男性と同時に付き合っていた独身女性が親友の結婚を機に自分を見つめ直し、運命の相手を見つける恋愛コメディー。最後の最後までどの男性と結婚するか予想できなかったため最後まで楽しむことができた。ゆるい雰囲気の中に女のリアルが描かれているところが良かった。多少無理のあるシナリオとありえない設定であったが、5人の男性と付き合う計算高い、都合のよいサイテーな女のように見せて、実は不器用で面倒見が良い点など、主人公を憎めないどころか愛すべきヒロインに見せてしまう、吉高由里子のコメディエンヌぶりが絶妙で素晴らしいと思った。また、5人の男性もバラエティー豊かな外見と性格でそれぞれメリット、デメリットが違う点も面白かった。5人の男性をランク付けする点が面白いと感じた。内容はテンポが良く、笑える内容でありながらも女の幸せとは何か、結婚の条件を考えさせられる内容であった。見終わった後は見栄も外聞も捨てた時こそ自分にとっての本当に大切な人が見えてくると感じた。一味違ったラブコメディーで今までラブコメディーが苦手という人も楽しめる内容ではないかと思う。ラスト15分の展開が特急とはこういうことかと感じるほど面白い展開となっていた。

吉高由里子さんのハマリ役の映画だと思いました。5人の男性と同時に付き合いつつも、それをオープンにしているところ、そして誰よりも寂しがりや、どこかはかなくて放っておけない感じ。吉高さんの可愛さとたまに見せる切ない表情が最高にマッチしていたと思います。5人のうち、どの男性と結局くっつくの？と思い見ていましたが、途中からあれ？もしかして一番なさそうだったこの人と…？と思えてくるのがまた面白いところ。恋愛ってそういうものだよね～と妙に納得させられました。本気でぶつかりあって、自分の素を見せられる相手が結婚相手としてはふさわしいんですよね。自分を着飾ったり、偽ったりしているうちではまだまだ恋人どまり…というところを考えさせられた作品だったと思います。私が最も印象に残ったのは、喧嘩のシーン。壁をつきぬけてまで喧嘩するところは、もはやドリフ！？とすら思えてくるのですが、演じている人たちは超真剣だからそこがまた面白いんです。言葉一つ一つに重みがあるし、ラストでは吉高さんの超絶キュートなウエディングドレス姿も見れます。NHKの朝ドラでおしとやかな役を演じていた吉高さんだからこそ、こういったぶっ飛んだ高飛車な役も見れて良かったです！

無駄なこと、我慢すること、退屈なこと、待つことが嫌だとキッパリと明言するヒロインの池上チエが潔いです。二股ならぬ5股を掛けてしまう貪欲さも、チエを演じているのが吉高由里子なのでそれほど嫌らしさはありません。ミニバイクをかっ飛ばす豪快な一面もあるかと思えば、5人の彼氏のプロフィールを手帳に書き留めて合い鍵に番号を付ける几帳面さもあり変幻自在ですね。ただひとりの男性を愛し続けて結婚・出産と順風満帆に歩んでいく、親友・浜口トシコ役の杏とのコントラストも絶妙でした。ふたりの女性の強烈な個性と存在感に、ただただ振り回されていくだけの男性キャラクターたちには笑わされるでしょう。年下でイケメンの学生か年上で経済力のある美容師か、ワイルドな魅力で引っ張ってくれるバイク屋か一緒にいて楽なだけの工員か。5人の中で唯一チエの5股を知っているはずの西尾みのるが、なぜ彼女を見捨てないのかも気になります。楽しければそれで良いと考えていたチエが、男たちを合わせ鏡にして初めて自分自身と真剣に向き合っていく姿が微笑ましかったです。悩みに悩み抜いて暴走を続けた先にチエが選ぶ、本当に大切なお相手は果たして誰なのが予想しながら観てください。

自由奔放にいろいろな個性の5人の男と付き合うチエ。けれど、親友トシコの結婚でその価値観を見直し始める。とはいえ、見直し方がいちいち上から目線なところやはりチエらしくて、とてもおもしろい。ひとりひとり「査定」と称してメリット、デメリットを書き上げるところは痛快だ。ただし、普通に考えてこんな女が周りにいたら、さぞかしムカつくだろうなぁと思うし、親友やってるトシコがとても不思議。誰も大事にしてなかったチエが、誰からも大事にされていないことにだんだん気づき、自己嫌悪に陥っていく様子は、自業自得にも感じる。それでも、一緒にいるメリットを「楽」とだけ手帳に書き記した、1番だらしないタクミにどんどん気持ちをかき乱されるの様子は、まさに猪突猛進で激情型の恋としか言いようがない。それはまさに初恋のようで、見ていて無様だけど美しい。個人的にはバツイチ子持ちだけど、1番落ち着いていて理解のあるミノルとくっつくハッピーエンドが見たかった。その方が苦労せずに生きていけるよと、助言してあげたくなる。それでも、本当の愛や夫婦の幸せに気づき大事にできるようになったチエと幸せそうなタクミを見ることができ、良い結末だと思った。

いろんな人といろんな体験をしたいと思い、五人の男性と付き合っている24歳OL・池下チエ。人生も仕事も充実していると思っていたが、親友トシコ（杏さん）の結婚をきっかけに五人の男性を査定し、残った査定の高い人と結婚しようと考える。素敵な五人の中から一人を選ぶことは無理でしょうと思っていたら、訳有りの男性ばかり。五人を手玉に取っているという感じではなく、吉高由里子さんが自由奔放にサバサバとした演技で観る者を魅了している。どの男性と一緒にいる時も、異なる可愛さの吉高由里子さんから目が離せない。五人の男性にはそれぞれ一長一短があるので、観る人によって選ぶ人が変わるのではないだろうか。気楽に付き合えるパン工場の工員・田無タクミ（浜野謙太さん）の住まいは、風呂無しアパート。酔ったチエを狙って家に上がり込んだことが、二人の始まりだった。査定の結果、最初に別れを告げた田無タクミに「これからも体だけの関係を続けていこう。」と言われてしまう。信じられない展開に、引き込まれていく。経済的余裕のある人・時間に余裕のある人・愚痴を聞く心に余裕のある人・日々を楽しむ余裕のある人など、チエは誰と一緒にいると一番、居心地が良いのかを思わず、査定したくなる作品だ。

池下チエを演じる吉高由里子が非常にはまり役で見事なキャスティングでした。恋愛映画にありがちな煮えきらないグダグダのようなものは特になく、あらゆる展開が非常にあっさりしていてドロドロした物語が苦手な人でも問題なく楽しめる作品です。効率主義で気が強く、結婚願望はないのに恋愛はそれなりに楽しんでいた。けれどそろそろ結婚を考えたいと将来に思いをめぐらして、婚活中の女性ならかなり共感できるところもあると思います。一人でも生きていけるほどしっかりした女性ほど、恋愛から結婚に至るまでを想像して行動に移すのは大変だなと思い、チエにはとても申し訳ないのですが、彼女の空振るところを見て苦笑いしてしまうシーンもありました。恋愛と結婚は切り離して考えるのが現実的で、はじめはチエもそう考えているだろうと思ったので、ラストの急展開には大分驚いてしまいましたし、彼女の内面の変化も相当あったんだなと感慨深くなりました。その上で結婚とは何か、恋愛とは何かということをユーモアを交えた上でよく考えるきっかけになる作品でした。しかし何よりも結婚の意思が初めからないにも関わらずこんなにモテるなんて羨ましい限りだと思いましたが、仕事ができて賢いとやはり人間は魅力的に見えるものなんだなとも思いました。

自分にとってしっくりくる結婚相手を探すことは難しい、というのが見終わった後の感想です。より良い人と出会いたいという欲もあるし、自分に釣り合っているかも気にかかります。でもどこかで現実との折り合いもつける必要があります。吉高由里子演じるチエは、結婚を意識したのは、親友のトシコの出来ちゃった婚でした。付き合っている5人の中から、自分に相応しい人を選ぼうとします。その様子を描いた恋愛コメディ映画です。選ぶ権利か自分にはあると思っている辺り、若くて勢いがあるなという印象です。いちばん可能性が低いタクミを振ることから計画はスタートします。ですが、タクミは付き合っていたつもりはないと言い張ります。逆にチエが振られたような流れになり、タクミには惚れ直させてから改めて振ろうと意地になってしまいます。そして他の男性についても結婚相手として相応しいか査定し始めます。既婚者は妻とは別れそうもありません。ショップの経営者は飽きっぽい性格でした。学生は可愛いことが取り柄でしたが、チエの目には幼く映ることもありました。その査定の様子がコミカルに描かれます。タクミとの関わりがどのように変わって行くのかが、大きな見どころです。

私は婚前特急を観て3点の感情を抱きました。1点目は吉高由里子の可愛さです。吉高由里子は天然でふわっとした印象です。吉高由里子の恋愛作品は観たことがありませんでした。しかし、本作品は恋愛をテーマにしているため、恋愛を吉高由里子を観ることができます。しかも、年齢、職業がバラバラの男性と恋愛をしているため、吉高由里子の色んな顔や行動が観れました。改めて可愛いさを痛感しました。2点目は結婚がもたらす力を感じました。本作品は親友の結婚をきっかけに、吉高由里子が複数の男との恋愛をやめ、結婚を意識し始めます。親友の結婚で自分の人生を180度変えてしまうため、結婚には力があるなと感じました。しかも、結婚する人が親友っていうのも、身近な人の結婚が影響しているのだと思いました。3点目は人生は自分が思うままに楽しんだ方が良いと改めて思いました。世間一般は付き合う異性は1人です。1人以上と付き合うと、浮気になり、人からの信用をなくしてしまいます。しかし、たった一度の人生。色んな世代の人や業者の人と付き合うことで、本当に自分が求めている人が見つかる可能性もあります。浮気を推奨する訳ではないが、一度きりの人生。色んな人と恋愛をするのもありだと思いました。