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メイズランナー2(映画)の内容

映画『メイズ・ランナー2：砂漠の迷宮』は2015年9月にアメリカ、2015年10月に日本で公開されました。

ジェームズ・ダシュナーによる人気ヤングアダルトSF小説を映画化した「メイズ・ランナー」シリーズ第2弾で、前作から引き続き監督はウェス・ボールが担当しました。前作を上回る新たなトラップの数々がドラマを盛り立ててくれてます。

本作は、巨大迷路のゴールに辿り着いた若者たちに待ち受けていた途方もない砂漠地帯。ウィケッドに対抗するべく幻の存在のレジスタンス組織を探し求めてひたすら突き進む姿が描かれており、主演のディラン・オブライエンほか、カヤ・スコデラリオらが続投いたしました。

前作が面白かったので期待して鑑賞。やっぱり面白いですね。砂漠の迷宮はもっと違う設定を想像していましたが、それでもすごく楽しめました。シリーズ最終の第3作目も併せて最高の作品です。

どちらかといえば、バイオハザード的なところが多く感じましたが、物語は非常に良く出来ていると思います。

迫力満載の素晴らしい作品。また、少しずつ真相が出てくる感じがじれったいけど、凄く引き込まれていきました。次回作も期待大。

前作とのギャップが激しかったです。それでも、荒廃した都市やビルの中のシーンはなかなか見応えがあって良かったです。

あらすじ

巨大な迷路＝メイズから脱出したトーマス（ディラン・オブライエン）たちは、ウィケッドから守ってくれる謎の人々の施設に入ります。そこには、トーマスたち以外のたくさん若者が楽しそうにしております。

平和な場所だと思ってた矢先、1日ごとに点呼が行われ若者がどこかに連れ去れていきます。それを不審に思ったトーマスは独自で調査をはじめ、この施設の真実を突き止めました。

その真実から逃れるべくトーマスたちは施設を脱走しましたが、そこに待っていたのは永遠と広がる砂漠の入り口でした。トーマスたちはウィケッドと戦うため、はるか遠く離れた対抗組織のある拠点へ向かっていくのですが…。

見どころ

成長していく登場人物たち

荒廃した街のビジュアルだったり、絶対に不利な道に身を投じる青年たちのドラマはグッきました。また、前作ではなかったアクションを詰め込んで鑑賞者を楽しませようとする気概も十分に感じられました。

また、不道徳な描写も加えられてるのは意外でした。こちらも前作ではなかった性的な言及もしていたりします。シリーズを重ねるにつれて登場人物たちも大人になっていく過程が表現されており見事でした。

また、指定ギリギリの残酷描写もあり、妥協を一切感じさせず、一瞬たりとも気が抜けない作品に仕上がっております。

前作よりパワーアップ

前作では迷路から逃げていましたが、本作では生々しいゾンビたちから逃げて逃げて逃げまくります。まさにゲーの世界に飛び込んだような錯覚さえ覚えるほどです。

ストーリーの展開がスピーディーで、躍動感・切迫感・緊張感が満ちており、最後まで楽しく観られることが出来るでしょう。

原作小説に則って、同じ三部構成になってるとのことで、次回の完結編『メイズ・ランナー: 最期の迷宮』も必見です。

スタッフ

原作：ジェームズ・ダシュナー「メイズ・ランナー２ 砂漠の迷宮」
監督：ウェス・ボール
脚本：T・S・ノーリン
音楽：ジョン・パエザーノ
撮影：ギュラ・パドス
編集：ドン・ジマーマン

キャスト

トーマス：ディラン・オブライエン（畠中祐）
前作でメイズの脱出に成功した青年。一部だけ記憶を取り戻している。

テレサ：カヤ・スコデラリオ（能登麻美子）
前作でメイズに最後に送り込まれてきた少女。トーマス同様、一部だけ記憶を取り戻している。

ニュート：トーマス・ブローディ・サングスター（山下大輝）
ミンホ：キー・ホン・リー（井上剛）
トーマスたちとメイズを脱出した少年たち。

エリス：ジェイコブ・ロフランド（上村祐翔）
トーマスたちとは別のメイズからの脱出者。
エヴァ・ペイジ：パトリシア・クラークソン（榊原良子）
メイズを開発した組織・WCKD（ウィケッド）の科学者。

ジャンソン：エイダン・ギレン（上田燿司）
メイズを開発した組織・ウィケッドの職員。

ハリエット：ナタリー・エマニュエル（瀬戸麻沙美）
ヴィンス：バリー・ペッパー（宮内敦士）
メアリー：リリ・テイラー（藤貴子）
三人ともウィケッドと対立する組織であるライト・アームに所属している。

ホルヘ：ジャンカルロ・エスポジート（堀内賢雄）
ウィケッドにもライト・アームにも所属しずに、廃墟でコミュニティを築いて暮らしている。

ブレンダ：ローサ・サラザール（潘めぐみ）

ウィンストン：アレクサンダー・フローレス（室元気）

フライパン：デクスター・ダーデン（臼木健士朗）

ソーニャ：キャサリン・マクナマラ（ブリドカットセーラ恵美）

ブロンディ：アラン・テュディック（本多新也）

メイズランナー2(映画)の感想

30代女性

『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』は、2015年公開ジェームズ・ダシュナー原作のSF小説の映画化作品で「メイズ・ランナー」に続くシリーズ二作目です。ある日クモのロボットが迷路の前の広場に乱入して来て、月々に若者たちを襲い始めました。とか迷路を切り抜けて脱出に成功しましたが、ギャリーが追いかけて来て、最年少の少年を撃ってしまい、ギャリーも倒れてしまいました。そこで助けに来てくれた部隊に連れられてたどり着いた先では、シャワーや清潔な寝具、衣服、人間らしい食事があり、同じような若者が大勢いました。迷路のような施設はトーマスたちだけではなく、他にも存在し、多くの若者が集められていました。迷路の外の世界では太陽が地球を焼いてしまい、さらにフレア・ウイルスが蔓延していて、感染するとゾンビのようになってしまうのです。集められた若者たちは恐怖に陥ると自分を守るための抗体を分泌することがわかっており、その抗体はフレア・ウイルスを、殺す働きをするのです。そのため、迷路の中でどういう状況で抗体を出すのかを実感されていたのでした。人間がネズミに実験するのと同じようにです。彼らが出す抗体だけが人類を存続させる唯一の希望だったのです。このまま、搾取され続けるのか、彼らの運命はいかに。

20代女性

「メイズ・ランナー２：砂漠の迷宮」は、前回の「メイズ・ランナー」の続編で主人公トーマス含むメンバー数人が無事、メイズから逃げ出すことが出来た後の話になります。トーマス含むメンバー数人は無事脱出した後、WCKD（世界災害対策本部）から保護をしてくださる団体と出会うのですが、実はその出会った団体はWCKD（世界災害対策本部）の一部であり、逃げ出すことになります。その逃げ出した先が、砂漠だったため、「砂漠の迷宮」という名前がついているようです。主人公たちはWCKD（世界災害対策本部）に対抗する団体を探して砂漠の中を走っていく、というのが今回メイズ・ランナー２のメインのお話なのですが、とにかく主人公側にいるミンホがお姫様だという印象が強く最後まで攫われたり、捕まったりしているイメージが強いです。お話的には場面転換自体も少なく、物語の中心がしっかりしていて、物事が起きるテンポも良く、飽きることなく見ることが出来るのでおすすめです。また、前回作品と同じくドキドキハラハラだけでなくメンバーたちのランがとても見ていてスカッとするので、不安なく見ることが出来るのが個人的にはとにかく大好きで、何度でも見ようと思える作品だと感じます。アクション映画や、頭を使うシーンも多く、考察も多いのでミステリー映画が好きな方は是非見ていただきたい作品です。

まとめ