メイズランナー3(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

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メイズランナー3(映画)の内容

映画『メイズ・ランナー: 最期の迷宮』は、2018年1月にアメリカ、2018年6月に日本で公開されました。

本作は、ジェームズ・ダシュナーによる人気ヤングアダルトSF小説を原作に、ウェス・ボール監督が3部作にかけて実写化、シリーズ興収1,000億円を超える大ヒット作品の完結編となります。

物語は、難攻不落の巨大迷宮に挑んできた若者たちがたどり着いた都市で、最後の戦いに挑むＳＦサバイバルアクション映画となっており、主人公トーマス役のディラン・オブライエンをはじめ、カヤ・スコデラリオ、トーマス・ブローディ・サングスター、キー・ホン・リーなどがシリーズ1作目から変わらず出演しております。

1は迷路。2は砂漠。3は都市と、シリーズごとに舞台を変えたことによって、飽きることなく全て見られたと思い、かえって良かったとすら思います。

最後まで仲間を大事にし、どんな時も見捨てない。しかもお互いが。とても心温まる作品でした。

第1作目と2作目から、最終の3作目がでるまで結構待たされたと思います。ですが、待った甲斐があったと自信を持って言えるほど素晴らしい〆で、とても面白かったです。終わりよければ全て良し！

第1作目も第2作目もエンディングが流れると直ぐに次が観たくなるようなストーリー仕立てでした。そして、本作は全体のストーリーをしっかり纏め、見終わったあとは満たされた気持ちになります。私の中では『ロードオブザリング』『マトリックス』以来の5本指に入る連続ストーリーものの映画作品です。

あらすじ

巨大迷路であるメイズから脱出するために、3年もの歳月を費やしたトーマス（ディラン・オブライエン）と仲間たちですが、謎は深まるばかり。

WCKDに囚われた仲間のミンホ（キー・ホン・リー）を救うべく、そして自分たちが閉じ込められることになった理由を解明するために、決死の覚悟で難攻不落だった伝説の巨大迷路・メイズに逆侵入することを決断します。

ミンホと若者たちが囚われている列車を追って、大地を駆けるのですがそこには完全武装した強大な敵が立ちはだかります。壮大な戦闘が続き、トーマスたちは何とか巨大ヘリコプターによって1車両ごと奪還に成功するのですが…。

見どころ

仲間を見捨てない強い意志

ＳＦジュヴナイルとして始まった『メイズ・ランナー』シリーズですが、根底にあるのは“決して仲間を見捨てることはしない”というトーマスの意志であり、とりわけ1作目のメイズから脱出した仲間のニュートやミンホ、そしてテレサとの絆がサバイバルストーリーを彩っております。

その思いが伝染していき、他の仲間たちも彼を裏切ることはないし見捨てることもしません。胸に迫るのは、まさにこのような友情の風景であり、仲間を見捨てない強い意志が見応え充分となっております。

シリーズ最高傑作

第1作目は謎めいた空間に理不尽に閉じ込められ、第2作では脱出したものの今度は広大すぎる砂漠を彷徨うことに…。そんな前2作とは全く違う近代都市を舞台に、救出作戦と真相究明が展開する本作。

物語の展開する舞台設定は、それぞれコントラストがしっかりと効いていて、秀逸な3部作だったことを思い知らされました。またクライマックス作品だけあり、シリーズ最大規模のスケールで描かれた大迫力の内容を、ご自身の目でしっかりとご確認ください。

伸び盛りなヤングキャストたちが多数躍動しており、未来のスーパースターが出る可能性も非常に高いので、そこを注目して観るのもオススメです！

スタッフ

原作：ジェームズ・ダシュナー「The Death Cure」
監督：ウェス・ボール
脚本：T・S・ノーリン
音楽：ジョン・パエザーノ
撮影：ギュラ・パドス
編集：ダン・ジマーマン / ポール・ハーブ

キャスト

トーマス：ディラン・オブライエン（畠中祐）
行動力の長けたリーダー格。実は人類存亡の鍵を握る人物でもある。

テレサ：カヤ・スコデラリオ（能登麻美子）
メイジに送り込まれた唯一の女性。トーマスと惹かれ合うが、苦悩の末に裏切る。

ニュート：トーマス・ブロディ＝サングスター（山下大輝）
トーマスと互いに信頼を寄せあう名参謀。

ミンホ：キー・ホン・リー（井上剛）
WCKDに囚われ、実験台にされてしまった悲運な青年。

ブレンダ：ローサ・サラザール（潘めぐみ）
フレアに感染するも、トーマスの血清によって九死に一生を得た女性。

フライパン：デクスター・ダーデン（英語版）（臼木健士朗）

ハリエット：ナタリー・エマニュエル（瀬戸麻沙美）

ホルヘ：ジャンカルロ・エスポジート（堀内賢雄）

ジャンソン：エイダン・ギレン（上田燿司）

ローレンス：ウォルトン・ゴギンズ（井上倫宏）

エリス：ジェイコブ・ロフランド（英語版）（上村祐翔）

ソーニャ：キャサリン・マクナマラ（ブリドカットセーラ恵美）

ヴィンス：バリー・ペッパー（宮内敦士）

ギャリー：ウィル・ポールター（浪川大輔）

エヴァ・ペイジ：パトリシア・クラークソン（榊原良子）

メイズランナー3(映画)の感想

50代男性

このシリーズだけでも充分に楽しめますが、前のシリーズも全部見ていると、さらに良いかと思います。私は、迷路が子供の頃から好きでしたし、脱出系の映画も好きなので、この映画を見る事にしました。しかし、あまりにも巨大な迷路に怖くなりました。迷路の攻略方法は、子供の頃から迷路遊びに慣れ親しんでいたので、知っていましたが、巨大な迷路を見て相当やっかいだと感じました。巨大な囲いを見て、進撃の巨人の囲われた街を思い出しました。壁の向こう側から巨人にのぞかれると大変怖いだろうなと想像しました。大きな壁の上に上がり、ライフルを持って数人で走るシーンは、進撃の巨人のシーンにそっくりで面白かったです。徐々に迷路の要素は薄くなっていき、アクション映画のようになってきました。アクション系も好きなので両方楽しめてお得な感じがしました。漫画のハンターハンターで、仲間と一緒にハンター試験をクリアーしようと困難に挑むワクワク感に似ていると思いました。炎と煙幕、爆発シーンなど、とても過激でハラハラドキドキしました。いろんな伏線は納得のいく回収のされかたで、スッキリした気分で映画を見終わる事が出来ましたし、仲間の為に戦うのは見ていて気分が良かったです。

30代女性

メイズ・ランナーの三部作の締めくくりとして、第一作、第二作で敷かれていた伏線が回収されています。第一作、第二作では、誰が、何のために迷宮が作られたのか、何故、迷宮の中に閉じ込められていた少年少女たちは記憶を失っていたのか、wickedとは味方なのか、敵なのか、といった様々な疑問符が残る形になってしまい、かなり消化不良な部分がありました。それが、最期の迷宮を見ることによって、ようやく全ての謎が完結する形になっていて、すっきりしました。この作品でカギとなるのが、前作のラストで主人公トーマス達を裏切り、wickedに寝返ったテレサです。彼女は、フレアウイルスに冒された人類を救うべく、ワクチンの開発に力を注ぐべきという考えを持っていて、それを推進するwickedのリーダー、エヴァと手を組んでいます。しかし一方で、トーマスらフレアウイルスに対する抗体を持っているが故に、実験体にされている少年少女たちに対する罪悪感も持ち合わせており、ジレンマに陥っています。彼女の考えや行動が、後々この作品でのトーマス達の戦いを左右することになるので、是非注目してみてほしいと思いました。また、前作でwickedに囚われたミンホ、変わらずトーマスを信用し、サポートするニュートら、サブキャラクターたちの活躍も見逃せません。ぜひ、一作目、二作目を見てから、ご覧になってほしいと思います。

まとめ