台風家族(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

役者がそれぞれ個性的な人ばかりだけど、どれも役とバランスとれてて、潰しあうこともせずよかったと思う。ほとんどのシーンが家だったきがするが、あきずに楽しんだ。

あれ、もう終わったの？と思えるほど、夢中になって鑑賞できた映画でした。とにかく脚本が上手いのだと思います。犯罪を起こした両親が残した遺産を分けるというシリアスな内容なのですが、重苦しくなく、まさに台風が通過するようにパワフルに描かれた作品でした。特に印象に残っているのは草彅剛さんのクズ男ぶりです。いつも爽やかそうなイメージのある草彅さんだけに、映画で見せるブラックな考え、表情には圧倒されました。こういう役もできるんだ…！とますますファンになりました。出てくる人物みんなが闇を抱え、はっきり言って悪人だという印象を受けたのですが、それなのに胸がざわつくことがなかったのも不思議なところ。というか、見ていれば見ているほどひとりひとりに感情移入してしまって、言っていることは最低なのに、なぜか気持ちに共感してしまうということが本当に多かったです。普段から家族や親せき間でのモヤモヤを抱えている人なら、何度も共感する場面が出てくる映画だと思います。市井昌秀監督の「箱入り息子の恋」も人生ベスト5に入るお気に入りの映画なのですが、こちらももちろんランク入りです。台風が過ぎたあとの呆気にとられた感じや、穏やかな空模様が戻って来た様子、まさしくそんな映画だったと思います。

この映画は、何度も何度も繰り返して鑑賞したい映画となっています。味わい深い映画ですので、見ていて虜にされました。また、初めて見るときとストーリーを理解してみるときは全然違う印象を受けました。何度も見ても感度する映画となっています。涙があふれる作品です。介護場面は、自分に置き換えて見てしまい涙が止まらず素敵な映画と感じました。また、キャストにも注目してもらいたいです。SMAPの草彅さんが出演しているのでSMAPファンにはたまらない作品となっていました。感動で涙たっぷりのシーンだけでばく明るく笑いを取り入れたシーンもありますので、楽しく見ることができます。映画の強弱がきちんとありますので面白い内容です。展開のテンポの凄くいいので見やすい映画でした。笑いありからの感動なので見ごたえは物凄くありました。家族の素晴らしさや絆を感じることができました。自分自身も家族を大切にしないといけないなと考えさせられた映画でした。家族への感謝を再び感じることができました。温かさなども鮮明に描かれていますので心に良いえ映画でした。ほっこりする映画で良い気持ちになりました。自分の心が乱れたときに見たい映画でした。

台風家族という題名からは全く内容が想像できない。実際、シリアスなのかコメディなのか、それとラブロマンスものなのかもわからないけど、市井昌秀の監督作品ということで見てみました。まあその段階でほぼ、コメディ色が強いかなとは思っていました。突っ込みどころが満載な映画だが、肩の力を抜いて気楽に見るのがいいかなともいます。出演者それぞれ、個性があり演技派の面々がそろってはいる。草彅剛は今までにないクズ男ぶりが板についていて、本当はこういう性格なんじゃないかと思うような演技でド肝を抜かれました。その他にも尾野真千子、ＭＥＧＵＭＩ、中村倫也もそれぞれの演技はとてもよかった。藤竜也、榊原るみは別格だが。出演者全員の使い方がもったいないと感じる場面もチラホラとみられる。正直これだけの役者を揃えたわりに脚本が、いまいちだった。ドタバタのコメディ色が強すぎて家族愛や家族の形などを描こうと思ったのだろうが、映画を見終わっても今一つ心に刺さることがなかった。個人的には、ストーリ自体は面白い、出演者も豪華。それに胡坐をかいてしまって、作り方が悪かったのかなと思う。正直、映画館で見る価値はないかな。何も見るものが無いときにレンタルで借りてみるくらいの作品です。

家族の心温まる話ですね。草薙さんが演じている長男はゲス発言が多くて本当に最低な男で、家族崩壊してもそりゃ無理ないわ～と最初は思いました。でも最後は家族愛でまとまるんですね。父親が銀行強盗で、世間から白い目で見られている残された家族…という設定もおもしろいです。「どうして父は銀行強盗をしたのか？」という理由を、兄弟一丸となって手がかりを探していく工程も面白かったです。一つの疑問を家族みんなで突き詰めていくうちに、いろいろと父や家族たちの真実がわかってきます。結局父お金欲しさに銀行したわけではなく、詐欺に引っ掛かってしまい、自分の子供の事故をお金で解決するために足りないお金を強盗でまかなったのです。この真実が分かった時、残された家族たちは父親の愛情を感じる…という結末がとても良かったです。舞台はほとんど家の中で行動範囲は狭いのに、見ごたえたっぷりでした。兄弟同士の会話やそれぞれの人柄にも個性があって飽きません。父親の銀行強盗の真相を視聴者も一緒になって考えるので、推理っぽいです。結局は「家族愛」がテーマになる映画ですが、認知症とか社会的な背景もあって深い映画です。久しぶりに泣ける家族映画をみました。

両親が銀行強盗をしていました2000万円と共に姿を消して、財産分与のために久しぶりに集まった4人の子供たち。草剪剛さんのクズっぷりがすごくて、目力が強くてさすがの演技力だと思いました。MEGUMIが、ナイスバディが健在ですごいと思いました。奔放で若い彼氏がいる長女をいい味で演じていて、すごいと思いました。中村倫也さんが、マイペースでいかにも末っ子という雰囲気を上手く演じていて、とても良かったと思いました。殴りあいのシーンは、けんかに慣れていない雰囲気が良く出ていて、お互いの様子を探りながらビクビクしながらやっているのがリアルで、すごく良かったです。お金が絡むと金額に関係なくもめるのは、実際よくある話ですが、とにかくストーリーが面白いと思いました。展開が良くて、笑いと感動のバランスが絶妙だと思いました。実は母親が認知症で、父親は介護をしていて詐欺にあってしまって、子供のためにお金を用意しようとしたのは、とても切なかったです。ラストが、全員そろっての家族写真というのがすごく良かったです。台風のようなものすごいことが起こって大変な事態になるのですが、最後には家族ってやっぱりすごいと思わされました。

映画、「台風家族」はブラックジョークを踏まえているいわゆるコメディ作品です。主演者には元スマップの草薙剛さんほか、メグミさん、尾野真千子さん、などの知名度はあるものの変わった俳優さんが揃い、台風家族を演じています。ストーリー設定は深くとらえずにブラックジョークとして軽く視聴すべき作品。強盗犯であったという両親の仮想葬儀に参加するために息子、娘一同が実家へと集まり捲き起こる騒動。未だに行方不明の両親の葬儀を執りおこなうまでの意図とは？財産狙いの家族たちそれぞれキャラクターがあるものの、明らかにまとまりのない好き勝手している家族たちなのです。事実昔はこういう家も存在していたのだろうなという家柄が登場します。むかしはそこまで非常識でもなく、中身をみたらどこの家でもあるようなお金と相続の問題、家族関係の事情を抱えているという内容です。草薙剛さといえば、純粋なドラマに主演されるイメージですが、台風家族ではブラックジョークっぽく見えない俳優さんの出演により、コメディ映画としてはどこか無理があるようにも感じるのでした。ちょっとマジな出演者とギャグ作品という相反する矛盾もまた見どころになっているようです。

この映画は兄弟たちそれぞれがありのままで、個性的なところがコミカルだなと思いました。親の財産をどう分けるかなど、とてもリアルな話は見ていて印象的です。兄弟の事情や立場がみんな違うからこそ、意見が割れたりするところは面白いなと思いました。特に兄弟たちが本気で言い合いをしているところは、すごく迫力がありました。それを三男の千尋が配信で流していたのは思わず笑いました。状況なんて関係なく知らない人たちがその映像を見ていると思うと、ちょっと怖いなと思いました。千尋のやることが予想外ですごいなと思いました。お金のことだからみんなが簡単に納得するのは、なかなか難しいのが現実なのかなと感じました。でも家族はなんだかんだ仲がいいなと思いました。大人になって家族が本気でぶつかり合うことなんてあまりないけど、それができるということが素敵だと思いました。平気で怒らせてしまうことを言ったりするけど、やっぱり憎めないのが良かったです。にぎやかなところと考えさせられるところ両方があって、とても見応えがあると思いました。ふと家族ってなんだろうとか思う時もあるけど、家族でしかわかり合えないこともあると改めて感じました。