有頂天ホテル(映画)の配信無料動画フル｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

ほっこり＆コメディの権化的存在。ハラハラワクワクした物語の展開で、そこまでに枝分かれした物語を最終的に1本の木に束ねる手腕は、さすが三谷幸喜監督でした。

年末間近になり思い出したので再鑑賞。夢が叶わなくても幸せになることが出来ると思わせてくれる、思い出したころに観返したくなる作品です。

登場人物が多いので話があちこち飛びますが、それぞれのキャラクターが個性的で飽きません。テンポも良くて観ていて楽しかった。

邦画作品の中で一番笑った作品。あの規模のストーリーと伏線回収にキャストのまとめ方など、一回しか見ないのは勿体ないです。

三谷さんの作品らしいわくわくドキドキが止まらない、心躍る作品でした。豪華キャストが様々な面白いキャラクターを演じており、次は誰がどんな役で登場するのかと常に楽しみながら見ることができました。特に印象に残ったキャストは香取慎吾さんです。香取さんが主役の作品はたくさん見たことがありましたが今回は主演ではありません。なのに主役級の輝きを放っていてさすがだなと感じました。いつもの香取さんより輝いていて思い切りのある演技に見ている方が元気になりました。そして笑わせてもらったのが西田敏行さんとオダギリジョーさんです。西田さんは三谷作品にたくさん出演されていますが、どの作品でも西田さんの演技に声をあげて笑ってしまいます。台本を読んでいるとは思えない自然な言葉にどんどん引き込まれてしまいました。そしてオダギリジョーさんは今まで見たことのないキャラクターを演じていて、強烈に印象に残りました。あんなにかっこいい俳優さんなのに、かっこ悪く見せることができるのはさすがだなと感じました。ストーリーは流れるように展開していき、ありとあらゆる出来事が最後には一つに繋がっていきます。さすが三谷さんだなと思わせてくれる巧妙さが感じられました。

この映画は、三谷幸喜さんが監督と脚本を務めた作品で、大晦日のホテルで繰り広げられる様々な人間模様を見事に描いた作品です。主演はホテルの副支配人役の役所広司さんですが、そのほかの出演者がとにかく豪華で、みな個性的過ぎる役柄を演じ、存在感を出しています。キャラクターが強すぎて、ストーリーが上手く纏まるのか心配になりますが、そこはさすが三谷幸喜さんで、テンポよく展開し、最後も上手く纏められていて、かつ、みなが前向きになれるエンディングを迎えます。映画の時間も2時間あまりですが、映画の中の時間も大晦日の夜の2時間ぐらいが描かれているので、必然とテンポも良かったのかもしれません。役所さん演じる副支配人や、松たか子さん演じる客室係が、見栄でついたウソなどがきっかけでドタバタが始まりますが、ドタバタがとてもコミカルだし、役所さんがシカの被り物をしてしまったり、唐沢寿明さんがハゲた芸能プロの社長を演じていたりと、出演者自身が自分の役柄を楽しんで演じている雰囲気がとても出ていて、楽しく見ることができました。きっと映画の撮影現場も笑いに包まれていたのだろうと思いますし、それが伝わってくる映画です。笑いと元気がもらえる作品なのでぜひ見て欲しいです。

ホテルが舞台となっており、年明けまで2時間と迫った中で起こる様々な問題がコミカルに描かれていて、どうなるか分からない展開に最後まで期待が高まった作品でした。役所広司さん演じる副支配人・新堂の元に寄せられる相談はお客様だけでなく従業員のケアにも渡り、様々な場所で起こる問題ほとんどに新堂が関わっている様子に信頼の高さを感じさせます。途中、仕事に投げやりになってしまう姿が見られましたが、すぐに気持ちを立て直して業務に向かう姿にさすがプロと感じさせました。様々な問題が解決しないまま積み重なっていくことと年明けが迫る時間に焦りを感じ、見ている方もハラハラが止まりませんでしたが、年が明けた途端に盛り上がる気持ちによって問題が解決とされる結末に新年の清らかさや素晴らしさを感じさせました。ひとつのホテル内で起こる登場人物たちの問題が徐々に伏線となって繋がっていく展開に面白みを感じた作品でした。また、ストーリーに合間で描かれていた総支配人である伊東四朗さん演じる二階堂に起こった悲劇が拭えないまま新年を迎えた様子は笑いが止まりませんでした。パーティに参加する演者のメイク道具を勝手に使用し顔を白塗りにしたままとなった状況や従業員に助けを求めても忙しさから後回しにされてしまう姿に従業員たちから見た総支配人の立ち位置を感じさせました。最後まで笑いに期待を裏切らない作品で、何度見ても笑える作品でした。

THE 有頂天ホテルは、ホテル内に様々な個性的な人物が登場します。それぞれの役者の個性的な魅力が十分惹きだされていて、各キャラだけのドラマを作っても面白いのでは？と感じるくらいでした。私の中では、何人かの俳優さんの演技がツボにはまってしまいました。この映画を観てからは、別の映画やドラマでその役者が登場する都度、またあの役で登場してくれないかなと期待してしまうほどです。特に佐藤浩市さん、西田敏行さんの役はツボでした。佐藤浩市さんはダンディーなイメージで、笑いとは無関係だと思っていましたが、この映画では、私の固定観念を見事に崩してくれました。また西田敏行さんは、釣りバカ日記で有名ですが、普通にいるちょっと変わったおじさんというイメージでしたが、この役では、想像をはるかにぶっ飛んでいたと思いますが、実際にこんな役者いるんだろうなと思わせるほどで、自然な感じがしました。自然ですがおかしいので、純粋に笑うことができました。映画は終始笑える展開が続きますが、所々でホテルの温かい感じ、ホッこりするシーンもあり、リラックスして安心した気持ちで観ることができると思います。クリスマスシーズンにはぴったりの作品ではないかと思います。

三谷幸喜さん脚本・監督のコメディー作品です。三谷さんの映画としては、ラジオの時間、みんなのいえ、そしてこの作品までがとても面白く、以後の作品は急激に面白くなくなってしまいました。この作品は三谷ワールドが十分満喫できる作品になっています。ホテルを舞台に、大晦日から元旦までの数時間に従業員と客が起こす様々な事件と人間模様が描かれています。とにかく、美術セットと出演者がとても豪華です。主演級の俳優が何人も出ているのですが、皆さん演技が上手い方なのでそれぞれ個性を発揮されています。特に、落ちぶれた演歌歌手役の西田敏行さんは、絶品でした。出番はそんなに多くなかったのですが、とても印象に残りました。お尻を半分見せるシーンは、西田さんのアドリブとういう話ですが、大笑いしてしまいました。あとは、佐藤浩市さんの初めてといえるかもしれない喜劇タッチの演技も良かったです。佐藤さんはこの作品の後何本か三谷さんの作品に出ていますが、新しい面を開発させてくれた三谷さんに感謝していたのかもしれません。その外にも、チョットしか出ていない場面でも、こんな方がというところもあって楽しめました。難を言えば、登場人物が多すぎて混乱している場面もあったので、もう少し整理してもよかったのではないでしょうか。

寒い冬に、特に年末に、暖かいお部屋の中でまったりとしながら見たい映画です。ストーリーの内容が、現実にありそうでなさそうな感じ、という絶妙なバランスなのがとてもいいと思いました。終始コメディタッチですが、最終的にはちょっとだけ心があったかくなるような映画というところもオススメな点です。一人一人の人生と生活がそれなりに濃く描かれているのに、それぞれが上手に他の人の人生と生活に交錯していくのもなかなか見ごたえがあります。一度見ただけでは見落としていそうな細かい演出や、後ろの方で小さくやっている演技にもこだわりがあり、それに気が付くとクスッと笑えるので、見落としている笑いがないか、何度も見返したくなります。舞台がホテルというのも、現実から少しだけ遠い空間なので世界観にすんなりと入っていけました。キャストさんが豪華なのでそれだけでも見ごたえたっぷりです。それぞれが持ち味を生かして個性的な演技をされているにも関わらず、くどくなくて全部の世界観がまとまっているというのも面白いところです。年齢に関係なく気軽に楽しめるエンターテイメント作品だと思うので、年末年始の映画鑑賞にぜひともオススメしたい作品の一つです。

この作品はとにかく笑いです！三谷幸喜さんの作品はどれを見てもユニークな作品が多いのですがこの作品も心がほっこりとなる様なストーリー展開になっていて私個人はこの作品で話を描く面白さと言うものを実感致しました。それぞれの個人の都合と状況と状態が複雑に絡み合っていて、それぞれの問題と特性が最後には全てが綺麗に収まりスマートに纏まり、人との支え合いだったり終わり良ければ全て良しだったり最初は問題があるホテルだなー？って思ってみて居ましたけど、それぞれのプチ人間ドラマが成立しているので見る時間もサクサクと進むような感覚で見られますが、ホテルですので様々な性格の方が出てこられるので
ある意味目まぐるしさも溢れかえっています！ですがそれこそがホテルのスタッフであり様々なお客様がいらっしゃるホテルの日常なのかな？とも思いました。三谷幸喜作品ではお馴染みの味のある俳優さん女優さんが出ていて、全ての方の個性が上手く混じりあっていますし互いがぶつかり合っていると言うのは感じさせません。私は西田敏行さんの面白さが大好きで、彼の個性も味もたっぷりと出ていますし、いつ見たとしても褪せ無い笑いがそこに詰まっている作品です。
ケラケラと笑いながらクリスマスに家族で見るのがオススメですかね？もちろんカップルだったり、一人で笑いたい時やほっこりしたい時に観るのもおすすめです！心がスッとするし、楽しかったと笑みがこぼれる作品だと思います。

三谷幸喜脚本・監督を務めた年越しに集ったホテルの人々が織りなすドタバタ群像劇です。たくさんの人物が入れ代わり立ち代わり出てきてはひと騒動起こしていき、それが様々な交差を経て最後シーンに繋がっていきます。出演陣も豪華なキャストばかりで、劇の中心人物となる副支配人役には過去何度も最優秀主演男優賞を取っている役所広司さん。その周りを固めるホテル従業員たちに松たか子さん、香取慎吾さん、伊東四朗さん、戸田恵子さん、生瀬勝久さん、川平慈英さん、堀内敬子さん、石井正則さん、オダギリジョーさん、不破万作さん、相島一之さんなどが出演し、客として関わってくるのが佐藤浩市さん、浅野和之さん、篠原涼子さん、原田美枝子さん、角野卓造さん、津川雅彦さん、近藤芳正さん、麻生久美子さん、矢島健一さんなど有名どころをあげてもこれだけの役者が名を揃えています。師走の年末は大抵どこのサービス業でも忙しないものですがホテル業もまさしくそうで、年末、年明けと立て込むイベントに普段の業務でおおわらわになっている役所さんの奮闘ぶりが次から次へと展開されていきます。豪華ゲストを贅沢な使い方しているのも特徴でそこも特に近年出演する役者さんの数が増えていってると思われる三谷映画の醍醐味の一つなのではないでしょうか。

映画『THE 有頂天ホテル』は、超高級ホテル「ホテル・アバンティ」の大晦日から年明けにかけてを描いた、コメディー映画です。ホテルの支配人・副支配人・ベルボーイ・清掃係など、ホテルを支える様々な人の仕事模様が垣間見れます。それだけではなく、大晦日ということもあって、たくさんの人がホテルを訪れます。例えば、不倫騒動でマスコミに追われる政治家や、才能はあるが自信は無い演歌歌手、Mon of The Yearに選ばれた鹿研究家とその妻・その愛人、新年のイベントのために呼ばれたマジシャンや歌手など。様々な訳あり宿泊者達が訪れ、次々とハプニングが発生する中で、副支配人の新堂（役所広司）は果たして無事に新年を迎えることが出来るのか、常にハラハラさせられる展開の映画となっています。この映画のすごいポイントは、2点あります。1つ目は場面展開の多さです。登場人物も多く、様々なことが同時多発する展開の中で、場面が切り替わるスピード感がとても早いのです。そのドタバタ感が決して視聴者を飽きさせないポイントで、且つ視聴者を置いてけぼりにはしないスピード感と言えます。2つ目は出演者の豪華さです。主演の役所広司をはじめ、松たか子・香取慎吾・佐藤浩一・篠原涼子・生瀬勝久・西田敏行・唐沢寿明・伊藤四郎など、主役級の俳優陣が揃い、コメディーを巻き起こしているのです。もうすぐ年の瀬というこのタイミングで是非見て欲しい、笑いあり、感動ありの映画です。

大晦日から年明けまでのたった一晩なのに、そのホテルに泊まっている宿泊客達、ホテルのスタッフ、年越イベントを盛り上げるためのショーをしにきたマジシャンなど、本当に数えきれない人々の姿が描かれていてとても見どころがあります。人生が順調そうに見えても本当は心に悩みや闇を抱えている人、周りに隠している秘密がある人など、作中の中でいくつもトラブルがあるものの、それを覆すくらいの量で「そんなところにも笑いを⁈」というくらい爆笑やクスッとさせてくれる三谷幸喜監督らしい笑える部分が本当に盛り沢山なので、見ている人に暗さを与えないむしろ次はどうなるんだろう⁈と常に思わせてくれるストーリーになっています。最初は敵対し合っていた登場人物同士も、様々なハプニングを一緒に戸惑い解決していくうちに最終的にはみんなで一緒に新年カウントダウンをし、音楽やダンスとともに楽しい雰囲気で終わるところも素敵でした。また、ホテルスタッフ(特に主人公である男性スタッフ)は、お客様は家族という言葉を常に大切にし、ホテルにみえたときはお帰りなさい、出る時はいってらっしゃいという考えが映画内で終始統一されているのを見て温かい気持ちになりました。このホテルは映画内にのみ存在する架空のホテルですが、もし実在するのならば多少のハプニングに巻き込まれてもいいから一度は必ず泊まりにいきたいと感じさせてくれる作品なので、まだ観ていない方には是非このドキドキワクワク感を味わっていただきたいと思います！