聖おにいさん3(実写映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

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聖おにいさん3(実写映画)の内容

映画『劇場版　聖☆おにいさん　第Ⅲ紀』は、2020年1月に公開されました。

原作は、中村光さんによる累計発行部数が1600万部を超える、国内で最も売れているギャグ漫画作品です。

監督は、映画『銀魂』シリーズや、TVドラマ『今日から俺は！！』など、数々のヒット作を生み出してきた福田雄一さんが監督・脚本を務め、俳優業だけでなく制作側にも意欲的に取り組んでいる山田孝之さんが製作総指揮を執りました。

本作は、神の子・イエスと目覚めた人・ブッダの聖人コンビが東京・立川でアパートをルームシェアしながら下界でバカンスを満喫しているという独創的な世界観が描かれており、イエス役を松山ケンイチさん、ブッタ役を染谷将太さんが務めました。

仏陀とキリストを一緒にしてしまうところが日本流であり、その中でも相変わらずゆるい仕上がりで、とても面白かったです。

松山ケンイチさんと染谷将太さんと大家さん以外のキャストが出てこないですが、それでも面白く撮れるのは流石ですね。次回作も出るなら間違いなく観てしまうだろうな。

ファミレスとカラオケが凄く印象的で面白かった。でも、苦行カタログが一番ツボでした(笑)この2人だから出る自然なまったりした平和な空気感、やっぱりめっちゃ好きだなと自覚しました。

やっぱり和みますね。原作漫画ほど柔らかくなく、程よく福田監督の毒がふたりにまわって楽しい。コロナ禍でぴりぴりした世の中に必要な作品だと思いますので、多くの方に観て欲しいです。

あらすじ

その1…初舞台

2019年のお正月。商店街へ買い物に行ったイエス（松山ケンイチ）が『商店街漫才コンテスト』のチラシを持って帰ってきました。

ブッタ（染谷将太）は出場を嫌がりますが、優勝賞品がお米券とくいついてきました。

コンビ名は「パンチとロンゲ」。練習を重ねた二人が漫才コンテスト当日を迎えます。果たして優勝することができるのでしょうか？

その2…オータム・オブ・ザ・リビングデッド

ゾンビ系が苦手だったはずのイエスが、寝るまも惜しんで海外のゾンビ作品を見続けておりました。

心境の変化を不思議がるブッタに、イエスは「終末までに慣れておいて、信仰深い信者を導かないと」と説明しました。

視聴の甲斐がありゾンビに慣れてきたイエスでしたが…。

その3…愛、さんさんと！

イエスの母・聖母マリアからイエスに電話がありました。内容は、長期休暇でイエスが帰省すると思っており、布団を買ってしまったという文句でした。

一方で、ブッタの母・マーヤーからブッタに電話がありました。内容は、帰省すると思って宮殿を買ってしまったとのことでした。

神々の母の話題で盛り上がり、二人は帰省の準備に取り掛かります。

その4…ぬくぬく大作戦！！

ごみ捨て場に捨ててあった電気ストーブを拾って帰ってきたイエスとブッタ。これまでの暖房器具はコタツだけでしたので、イエスはうきうきしています。

部屋に帰ると、ブッタは夕食である鍋の支度にかかりますが、コンセントを挿す場所がないため、イエスはタコ足配線にして繋ぎました。

電源を入れると電気ストーブは直ぐに温かくなるのですが…。

その5…地面に近づくほど増えるやつら

ある日、ブッタがくしゃみ、鼻水、目の痒みを訴えます。すると大家の松田さん（山野海）が家賃を取りに部屋にやってきました。

そこで、ブッタが花粉症だと伝えます。花粉症という言葉を知らないイエスとブッタ。薬を飲めば治ると教えた松田さんに後光がさしているように感じます。

二人は薬を求めて買い物に出かけますが、そこで悲劇が起きブッタの目の痒みは1.5倍に。さらに、ブッタ自身がやってはならないことをやっていると知り、ショックを受けました…。

その6…夏の元気なごあいさつ

イエスの元にアブラハムからハムのお中元が届きました。ブッタも天部一同から「選べるカタログ」が届いたそうですが、それは苦行カタログだったのでした。

イエスは選ばないで欲しいというのですが、ブッタは拒みました。理由は、選ばずにいると、はがきの投函期限が切れた半年後に、人気がなく余った苦行が襲ってくるとのことです。

お中元のお返しをしなくてはと、ブッタは考えるのですが…。

その7…納涼ハンター②

二人の住むアパートにはエアコンがありません。夏の暑い日はエアコンのきいた部屋で快適に過ごしたいと思っていたイエスとブッタ。

そこで、二人はファミレスへと行き、ドリンクバーを注文します。ドリンクバーを頼んだ以上、最低でも8時間はファミレスにいないと元が取れないという話し声を聞いた女性店員の松原は驚愕の表情を浮かべます。

しかし、松原のある一言で二人はファミレスから出ていきました。それはなぜだったのでしょうか…？

その8…もちろん踵は0インチ

イエスがはいていた靴の踵が擦り切れてしまったため、新たな靴を買い替えることにしました。

イエスはブッタの靴はどうかと聞くと、そもそもブッタの靴には靴底がありませんでした。真夏のアスファルトはどうしているのか？とイエスが聞くと、少し浮いていたと答えます。

そこで、イエスがブッタに靴を勧めますが、靴選びは難しいからということでブッタの靴を手作りすることになります。

その9…コチコチとグニャグニャの間

運動が大事だから、こまめに体を動かせと言われている昨今、ためしてガッテンなどでも運動の重要性が叫ばれていました。

そんな現代でも座禅を組み、微動だにせずに瞑想を続けるブッタに、イエスは椅子を買ってやると言います。

しかし、椅子は10万円するため買えません。そこで、イエスはブッタの椅子を作るため、宮大工の修行に入ると言い出しました。

その10…NO MUSIC, NO LIFE

二人はカラオケに来てドリンクをオーダーをし、ブッタはマイクに向かって般若心経をアカペラで唱えます。

イエスは、家主の松田さんが好きな、森進一の「おふくろさん」を歌おうとしますが、どんな曲を入れても、イエスが歌い始めると清らかな讃美歌「AVE MARIA」になってしまうのでした。

彼らはカラオケを満喫することができるのでしょうか？

見どころ

松山ケンイチさんが演じる神の子・キリストと染谷将太さん演じる目覚めた神・ブッダを1作目で観た時の衝撃はイマでも忘れません。原作漫画ファンからも大絶賛となる「ご本人か？」と感じられるほど似合っていてしっくりきております。

そんな彼らが織りなす『聖☆おにいさん』もシリーズ3作目。当初から変わらず、福田監督のお得意のギャグが散りばめられた、シュールなのにどこか心温まる素敵な映画になっております。

シリーズ1作目でさえ『現場のノリで適当にやろう』となっていたのですが、本作ではさらに良い意味で肩の力が抜けた演技を披露してくれております。全10話ありますが、鑑賞する側も肩の力を抜いて何も考えずに見られる、コメディ作品に仕上がっております。

スタッフ

原作：中村光「聖☆おにいさん」
製作総指揮：山田孝之
監督・脚本：福田雄一
製作：パンチとロン毛製作委員会

キャスト

イエス：松山ケンイチ
神の子。新しいもの好きな浪費家。

ブッダ：染谷将太
目覚めた人。苦行をするのが得意な倹約家。

松田さん：山野海
イエスとブッダが住むアパートの大家さん。

ナレーション：野田圭一

聖おにいさん3(実写映画)の感想

30代女性

たまに実写版は期待できないこともあるが、この作品に関しては期待を裏切らないストーリーになっている。イエス役の松山ケンイチさんとブッタ役の染谷将太さんの聖人コンビが、立川のアパートで共同生活をするというシュールな設定に自然と引き込まれていく。白ティシャツにジーンズというスタイルの二人のゆるーい服装に、ゆるーい感じのブッタのカツラ。更に、ゆるーいギャグ、ゆるーい掛け合い、全てがゆるーく展開していく。ゆったりした時間を二人と共に過ごしているようで、面白い。様々なシチュエーションにおいて、松山ケンイチさんと染谷将太さんが独特な二人を熱演している。イエスだから、ブッタだからあり得るだろうと思える数々の出来事やトークの一つ一つには、クスと笑いがこぼれ、癒される。それぞれ宗派は違うけれど、お互いに相手を想う気持ちに溢れていて、心が落ち着く。何気ない日常の中に二人が織りなす出来事の数々は、神がかっていると言えるだろう。精一杯、下界を楽しんでいる二人を観ていると、今度は何処に行くのかと今後の作品への期待が高まる。まるで漫才コンビみたいな松山ケンイチさんと染谷将太さんの絶妙なやり取りには、ほっこりさせられる。コロナ禍で外出もままならない中、気軽に楽しめる作品だ。

10代女性

イエスとブッダが東京・立川でルームシェアをして暮らすという映画。笑いをこらえられないほど常に笑えるコメディ要素が強めである。キャラクターがとても好きで、天然で自由気ままなブッタと、こちらもマイペースでブッタよりはしっかりした性格で主婦のようなイエスのやり取りがサザエさんを見るような感覚で楽しめる。今回はイエスとブッタが町内の漫才コンテストに出演するために漫才を二人で考える。ブッタのネタから漫才を考えるがイエスにつこっまれたりし試行錯誤しながら漫才を完成させていく。見ているこっちがツッコミを入れたくなるし、イエスとブッタのしのやり取りでもう漫才が完成されてるんじゃないかと感じるほど腹を抱えて笑った。仏の特徴を生かした漫才を発表し見事大成功ときは、私もスタンディングオベーションをしたくなった。所どころにイエスやブッタだけでなく、イエスの母マリアなどの雑談が登場し思わず笑ってしまった。カラオケの回では私が初めてカラオケに行ったことを思い出した。どんなふうに機械を操作すればいいのかもわからなかった。イエスとブッタが戸惑いながらもカラオケを楽しまくっている様子に私も二人と一緒にカラオケに行ってみたいと思った。

20代女性

劇場版聖☆おにいさん第Ⅲ紀は、たまに外出はするものの、ほとんどがイエスとブッダが住んでいる部屋内のお話です。日常コメディーといった形で、シュールなイエスとブッダの生活を見守ることができる作品です。また、キリスト教や仏教についての豆知識のようなものがちょこちょこはさまれていますが、予備知識がなくとも楽しくみることができます。構成としては、5?10分のブロックが複数ある形なので、退屈することなくみることができます。役者さんたちもとても役にハマっているので、一見すごい格好をしてるなと思われるかもしれないですが、その世界観にいつのまにかずっぷりはまることができます。三紀のなかで特におもしろかったところは、序盤の2人でネタを考えているシーンです。2人の異なるキャラがいい感じにお互いの弱点を補ってうまくやっているところがうまく表現されているなと感じられました。あとは、ブッダの癒し要素が三紀では滲み出ているので、そこにも注目してもらいたいです。あの人間離れした神様のような表情や雰囲気は、彼にしか醸し出すことができないだろうなと思います。特に花粉症のくだりのところが神様感と癒しオーラが特にでていたので要注目です。

まとめ