ピーナッツバターサンドウィッチ(ドラマ)の配信無料動画フル｜1話から最終回｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

とても面白かった。30分ドラマで全8話にしっかりと纏まっており、観やすかったのも良かったです。

どの恋愛もあるなって感じで共感できたし、回を重ねていくごとに観るのが楽しくなってきたドラマでした。

徐々に徐々に面白くなっていった印象。とくにみんなの恋が進展し始めてからは見応え抜群。

四人それぞれの話が進んでいきますが、しっかり一人ひとりのキャラが描かれていたので感情移入しやすかった。原作は全く知らないですが楽しめました。

このドラマは4人の女性の恋愛模様や人間模様を中心に書かれているドラマです。恋愛ドラマの女主人公はとても可愛かったり、やたらとイケメンの男性にモテたりと現実離れしていることが多いですが、このドラマはそうではなかったところが共感できました。四人の女性にはそれぞれ訳がありそれぞれに弱いところを持っており、それがうまく描かれています。主人公の弱さは日常的に私たちも持っている弱さだったり脆さだったりとしますので、ドラマの中身も親近感の湧くものでした。またこのドラマは四人の女性と彼女たちを陰ながら見守る調査員の構成で描かれていますが、調査員が調査対象である主人公たちの弱さに怒り時には共感して自分の内面と向き合って行くという成長過程もとても面白いです。調査員と調査対象の主人公たちは関わってはいけないので、調査員はいつもヤキモキしていて面白いです。調査員を通して私たちも自分の弱さにどきりとする場面などもあり、恋愛について考えさせられるドラマでした。ドラマがとても面白かったので原作の漫画も読んでみましたが、それぞれの弱さがしっかり描かれており、イラストも綺麗でとても面白かったです。今後4人の主人公たちの恋愛模様、また調査員たちの成長と恋愛模様に注目です。

政府の秘密組織？婚活サポートの事務所は、結婚したい女性を監視して分析していく組織です。最初の設定が奇抜で、婚活サポートなのに監視やサポートがメインで政府の機関の割には傍観者的な立場から見ていてグイグイいかずに面白いです。被験者？観察対象者は、ヨガ教室の女性4人だけ。イケイケの堀田さん、長い同居性格の瀧本さん、すぐに身体の関係になってしまう筧さん、綺麗な影のある秘書茜さん。この4人の行動パターンや会話を調査しているのが、いつも矢作穂香さん。ファミレス店員に扮したり、尾行したりと効果があるとは思えない調査を指示されて、懸命に4人の動向を探る姿が、ある意味健気で愛らしくもあります。しかも、バレそうになる失敗もしばしばあり、誤魔化すシーンはチャーミングです。問題の被験者の4人は、それぞれが恋の出会いに遭遇して様々な問題に直面していき、それを4人で相談しながら結婚に向かって悩み、迷う女性のそれぞれの価値観が交錯して、話しが展開していくところが見どころです。目標は同じなのに、性格や考え方で中々、意見が纏まらず本人も迷ってしまう。政府の機関なら、なんとか救いの手を出せば！と、思いますが何故か分析して楽しんでいるようにしか見えない所長や伊藤健太郎さん達。そして、一人でヤキモキする矢作さん。個性が全く違う女性たち4人の、それぞれの描く幸せな結婚観が楽しく、考えさせられるドラマです。

結婚したいと悩む4人の女性が登場し、4人を見守る謎の政府機関が関わっていくのがおもしろいドラマでした。会社の後輩や先輩との恋や、彼氏がいるけど結婚の話が出ないカップルなど、それぞれの恋の悩みが描かれていき、友達に相談しながらどう変わっていくのか、見どころ満載になっています。印象的だったのは、美晴と涼太の同棲カップルです。長年同棲している2人が、恋人同士ではなくいて当たり前の存在になった涼太が、美晴のことを女性として見てくれなくなったり、冷たい態度を取られてしまったりするのが切なかったです。同棲が長くなって涼太のように愛情が消えてしまうのは悲しすぎると思いました。そんな涼太の浮気現場を美晴の友達、沙代が見つけてしまったとき、美晴は同棲をすぐに解消して別の男性の元へ行くべきだと感じました。しかし、浮気ではなく、ただの相談相手だったことが分かり、本当は美晴と結婚するために一生懸命頑張って仕事をして疲れていたから冷たい態度になっていたと分かったとき、涼太の気持ちが分かりずらすぎて驚きました。そんな美晴と涼太は結婚することができるのか、他の3人の恋もどうなっていくのか、見どころ満載のドラマでした。

ドラマ『ピーナッツバターサンドウィッチ』を観て、「婚活に励む女性たち」と「一風変わった婚活サポート」が特に魅力的だと思いました。まず、婚活に悩む女性たちについてです。この作品では、婚活サポート機関の力を借りながら、婚活に挑む29歳の女性たちの様子が描かれます。女性たちは、仕事い没頭するあまり恋人ができなかったり、恋人はいるものの結婚に踏み切れなかったりと、それぞれの悩みを抱えています。婚活を通して自分と向き合い、悩み苦しみながらも幸せになろうともがいていく女性たちの姿に共感し元気をもらいながら観ていました。次に、一風変わった婚活サポートについてです。婚活に励む女性たちをサポートする機関は、政府によって立ち上げられた組織で、データを駆使したり女性たちの行動を監視したりしながら、婚活をサポートします。一見婚活に役立つのかと思えるような行動や婚活のことを真面目に話し合っているサポート機関の人々の姿がどこか面白く、本当にこんな機関が存在したらどうなってしまうのだろうと思いながら観ていました。また、婚活サポート機関の人々の中でも、婚活に対する考え方の違いがあり、それぞれの考えの違いを楽しみながら観ていました。

ドラマのタイトルは婚活を推奨・支援する謎の機関”ピーナッツバターサンドウィッチーズ（ PBS）”そのままですが、なんとなくカッコいいからと命名されたというＰＢＳ、意外と的を射た活動をしているようにも思えます。昔から若い女性の赤裸々な欲望を集約してきた雑誌”with”のアンケートを基にしているだけあって、原作でもぶっちゃけている本音のテイストを、余すところなく実写化してくれました。そのPBSを構成している所長の権田さん（伊藤修子）さんはその押しの強いキャラクターを貫き通してブレないし、新人の椿さん（矢作穂香）は視聴者を代弁しているようなポジションで、それを取りまとめているのがブレーンともいうべき小林（伊藤健太郎）です。何といってもこの三人のバランスがとてもよかったですね。掛け合いなどもうまくまとまっていて小気味いいテンポがありました。結婚が全てではなくなった時代だけれども、それでもやっぱり結婚したい…そんな女の子たち（20~30代）の本音がさく裂したドラマに恋愛バラエティが付け加えられた、深夜枠ならではのコメディでした。惜しむらくは伊藤健太郎さんの件ですね。再放送とか配信が難しくなったのではないでしょうか。面白かったのに、勿体ないなぁと思っています。

婚活をしている4人の独身女性のラブストーリーを描いた作品でした。しかし、彼女たちをいつも監視しているPBSという政府組織があり、それがこのドラマの興味深いところでした。PBSには3人のスタッフしかいませんが、新人の椿を除くと、他の2人はいろいろと仕事が分かっているようです。ですが、結局、椿にいろいろな仕事を押し付けているような印象がありました。最後に椿も他の4人の独身女性同様、婚活女性のターゲットとして観察されていたことが分かりました。4人はそれぞれ自分の道を選択し、幸せになって行ったと思います。美和は自己評価が低いのか、浮気相手に言いようにされていたのが気になりました。なので、彼女がその男性をビンタでサヨナラをした時は、彼女もようやくこの恋を吹っ切ることが出来たのだと思いました。4人とも全く違う性格ということもあり、好きになる男性のタイプも違っていました。PBSは彼女たちの動向を探りながら、現代女性の恋愛傾向パターンをパーセンテージにして表していました。何も知らない新人の椿は頷くことが多かったように思います。4人の恋愛がかなり大変な状況になってしまった時は、先行きが心配でしたが、何とか上手く行ったようで良かったです。