茄子 アンダルシアの夏(アニメ)の配信無料動画フル｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

自転車ロードレースの知識が全くなくても楽しく見られました。また、集団戦のルールを知らなかったのですが、仲間を勝たせるという発想が面白いなと思いました。

設定も作り手もどの角度から見ても隙がなく、何もかもがこの話を惹きたてる要素でした。最高のアニメーション映画です。

短い時間にぎゅっと詰められた家族愛と熱気の物語。展開が早くてスピード感があり、大満足の一作。

1時間弱のアニメーション映画で、さらっと見やすいですが主人公の気持ちがグッと詰まっていて良かったです。

爽快感マックス、異国情緒たっぷりの大人の激闘アニメ映画です。ストーリーはスペインの自転車ロードレースを舞台に、ロードレーサーの主人公ぺぺの葛藤を描いています。兄と元恋人との結婚式とプロとして崖っぷちな状況をラストチャンスであるレースに重ねて戦い抜いている様子は思わず拳を握って応援したくなりました。レースの状況が一変し、一気に勝機がもたらされてからの、ラストの激闘は最高に心躍ります！ぺぺ頑張れ、と思わず感情移入してアニメの中の人たちと一緒に応援している気分になります。ジブリ作品ではないが、監督は宮崎監督の右腕に匹敵する高坂希太郎が担っているため、作画はジブリのように暖かみのあるかわいらしい作風となっています。スペインの町並み、背景のクオリティはさすがです。主人公の気持ちを代弁するかのごとく美しく、時には激しい移ろいを描いています。作中に出てくる茄子の食べ物がおいしそうです。これは実際にスペインにはない食べものだそうです。息をつかせぬストーリー展開と、美しい作画、コミカルなキャラクター達にとりこになる、そんな作品でした。見た後には、どんなに状況が悪くても自分を信じて、頑張り抜こうと思えました。何度も見たくなる作品です。４７分しかないため、時間的にもちょうど良いです。

スペインのアンダルシアを舞台に、世界三大ロードレース大会の一つである「ブエルタ・ア・エスパー二ャ」を描いた本格ロードレースムービー。主人公は、複雑な想いを抱えながらレースを走る地元のプロロードレーサー、ぺぺ。なにせレース当日、彼が過去に愛した女性の結婚式が開かれているからだ。しかも、相手は自分の実の兄！それだけでも、十分モヤモヤを抱えているはずなのに、スポンサーが契約を切ろうとしていることを知ってしまい、さらに心は複雑だ。それでも、最高の走りをしなければいけない。それがプロの世界！日本ではなかなか馴染みの薄い「ロードレース」という競技を、楽しむことができる貴重な作品だ。チームでの役割や、集団や敵チームとのかけひき、心理戦など。普段知ることのできないプロレーサーのやり取りを垣間見ることができる。ゴール前のスプリントは迫力も満点だ。また、実況ナレーションに実際のロードレース解説者を起用していたり、メインの登場人物も人気の役者や声優がキャスティングされているところも見どころと言っていいだろう。スペインの乾いた夏を舞台に、それぞれの想いを抱えながら、自転車に人生をかける男たちの熱い１日をぜひご鑑賞あれ。

勿論、黒田硫黄の原作マンガは既読である。あのマンガが「自分で削り出した木筆」で描かれた、それはもう「独自」というか一種異様なタッチの作品であったが為に、アニメを見た第一印象は「ずいぶんキレイになっちゃったな…」である(笑)。とはいえ、この初見からもう１７年も経ってしまっている事に半ば唖然…。なんでこう時間の経つのが早いのか。…とはいえしかし、今や自転車レースと言えば「弱虫ペダル」の時代である。レースの駆け引きあれこれを見せられてる今からすれば、当時の「己のポテンシャルと意地」だけのレース展開は平板に過ぎず、裏に進行するドラマがあってこそのストーリィということだ。（ありゃ一応「失恋」てことになるのだろうな…）それにしても、ジブリかと思わせるほど圧倒的にキレイなこのスクリーンには魅了される。スペイン～アンダルシア地方といえば、そりゃもう「風光明媚」の代名詞とされるほどでありスクリーンの向こう側がリアルにそのままつながっているような舞台を背景に、一人の青年のやりきれないチクショー感をエンジンにしてラストシーンまで一気に突っ走るのは、やはり爽快感というべきか。しかし日本人には「茄子のピクルス」てのはイマイチ美味そうではなかったな…（ついでに、主人公のＣＶが大泉洋だってのも今知った…）

自転車ロードレースチームに所属する主人公ペペ・ベネンヘリの自動車ロードレースのリアルな勝負と人間模様を描いたアニメ映画。声優陣は「水曜どうでしょう」やドラマなどで大活躍の大泉洋や実況アナウンサーとして羽鳥慎一などが起用されています。作風はどこかジブリを彷彿させるものがあります。それもそのはず監督はジブリ作品で作画監督を務めていたこともあり、その経験を生かした躍動感のあるキャラクターと作画になっています。ロードレースの疾走感や白熱した順位争いが高い作画で表現されており、実写顔負けの熱い戦いが繰り広げられています。プロロードレーサーとしての葛藤やかつての恋人と兄の結婚など色々な思いを抱きながらレースに挑む主人公が細やかに描かれています。ジブリでもお馴染みの美味しそうな食べ物もちょくちょく登場するのでそこも見どころかもしれません。もの凄く盛り上がるという事は少ないのですが、淡々と仕事をこなすレーサーたちと心の中で沸々と沸き立つ熱い思いが感じられる良い作品になっています。最後のゴールスプリントは思わず大きな声で応援したくなるほど暑い展開なので、手に汗握りながら観ることが出来ます。これをきっかけに実際のロードレースを見てみるのも面白いかもしれません。

映画が始まると、登場人物の紹介もないくらい早速、自転車レースがスタートしています。本物のレースを見たことがない私にも、プロ選手の自転車がどれほどのスピード感なのか伝わる映像で、ペペの感じている疾走感や疲労感がよく分かるリアルなストーリーでした。アンダルシアの気候は乾燥してる土地柄なのか、レースの途中で起こるアクシデント。強風で巻き上げられた砂が、嵐になってペペたちの行手の視界をさえぎる様子には、思わず自分も目をしかめて、口をつぐんで見てしまいました。どこまでも続くような荒野の地平線に、一本だけ通っているアスファルトの道。そこを、沢山の自転車が走って行く光景は、日本ではまず無い景色です。日常で目にすることのない広大さを、夏の雲ひとつない青空とのコントラストで見せてくれます。ストーリー全体を通して、ほぼ自転車レースの実況中継の様な展開で、少しだけペペの過去、レーサーになるに至る経緯が織り交ぜられています。でも、レースの迫力が凄すぎて、人間模様よりも断然、映像を楽しむ方が面白いと思いました。後半のレース終盤、それまでとは打って変わって街中を猛スピードで走り抜けていくところは、歩道を埋め尽くす観客と建物が近くてドキドキして、ゴール間近の接戦には、本物のレースさながら目が釘付けになりました。見ているうちに、だんだんとツールドフランスに興味が湧いてくる作品でした。