携帯彼女(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

携帯彼氏よりもホラー感が増した気がして凄い怖かったですが、良い作品でした！

「携帯彼氏」の続編というよりもその設定を受け継いでまた違った主人公が活躍するお話、そういった意味ではがっかりする方もいるかもしれません。取り合えず途中に伏線もあったりはするものの、これだけで十分楽しめます。エリカなんて名前はよくありそうなもので、全国のエリカさんの中から選ばれてしまった彼女が気の毒です。恨みとか何も彼女には関係ないのに、完全なる巻き込まれ事故でした。ラストが意外な展開になるので、取り合えず最後まで見てもらいたいです。主人公役の子が舌ったらずでちょっとセリフが聞き取りにくい部分はあるのですが、状況で推理しながらなんとなく見ていればまあ分かるので許容範囲です。このシリーズは俳優さんにはお金をかけていないみたい、元々が携帯小説だったのを映画化した作品なので安く若い子たちに楽しんでもらいたいという意図があるのでしょうか。まあ初々しさはあって良い気はします。人の魂って結構簡単に携帯電話のアプリの中に入っていってしまうものなのですね。多少の強引さはあるものの全体的に楽しめるストーリーな気はします。お兄ちゃんを好きすぎると危険だよという教訓も含んでいるのか、でも兄弟仲がいいのは良い事です。

「携帯彼女」という映画は、昔携帯小説というのが流行っていましたが、それで人気が出た作品を実写映画化したものです。現代ホラーという感じで、携帯電話に「あい・すくりーむ」からダウンロードされたアプリから携帯彼女である「エリカ」が、それをダウンロードした男性に無差別殺人を行わせて、ラブゲージが100パーセント、あるいは0パーセントになると、その持ち主が死ぬという設定は、今でも通じる発想かなあと思いました。主演は、鈴木愛理さんと竹富聖花さんのダブル主演となっていて、若い頃の鈴木愛理さんをたくさん見られるので、個人的には良かったです。2011年の作品で、その当時の流行が登場人物の持ち物や周囲の建物から見られましたので、ちょっと懐かしさを感じました。今はスマートフォン全盛ですが、この「携帯彼女」は、従来型の携帯電話が主流で、ルーズソックスや耳掛けヘッドフォンなどが出てきます。映画本編とは違った楽しみ方としては、当時の時代背景を見てみるというのも良いでしょう。現代ホラーというよりは、ちょっと都市伝説のような作りになっていますので、本格的なホラーが苦手な人でも視聴する事が出来ます。最後は、なかなか意外な結末になっていて、面白いと思います。

一時期日本中で流行った携帯小説が原作の2011年に公開された、サスペンス作品です。日本のホラーとしての要素も全体的に抜群であり、おどろおどろしさや恐怖感に満ちた雰囲気の作風になっているのが大きなポイントです。鈴木愛理や春花などの煌びやかで豪華なキャストが多数投入されているのもウリで、非常にいいなと思います。美しい登場人物とホラーテイストの作風が絶妙にマッチしていると思います。当時彼女らのファンはこぞって見ていたのではないでしょうか。演出としてはホラーや、サスペンスを思わせるゾクゾクとするような身の毛のよだつ演出が、冴え渡っており、雰囲気を醸し出しています。作中にて、時々ショッキングなシーンもあり、視聴者に強烈なインパクトを植え付けてくれます。やはり、ホラーやサスペンスには、こういったインパクトがないとダメだなと思わせてくれます。物足りなさが全然なく、視聴後も満足できます。もう9年前くらいの作品にはなりますが、キャスト陣のファン、当時携帯小説が大好きだった人、単純にホラーやサスペンスが好きな方にはおすすめしたいです。昔の作品ですが、古臭さは全くなく、わかりやすい話なので、サクサクと見ることができると思います。