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銀魂295.5話愛染香篇の内容

『銀魂　第295.5話　愛染香篇』は、2016年8月4日発売の第65巻と、2016年11月4日発売の第66巻に同梱されたオリジナルアニメDVD作品です。

テレビアニメシリーズの第3～4期を手掛けた制作陣である藤田陽一さん監修、宮脇千鶴さん監督によって制作されました。原作となる少年漫画『銀魂』を執筆した空知英秋さんに対して、読者から「銀魂でもToLOVEるのようなラブコメは可能か？」という疑問が届きました。そのアンサーとなるのが『愛染香篇』となっております。

物語は、原作コミック第55巻に収録されている銀魂では珍しいラブコメストーリーとなっており、声優陣はテレビアニメシリーズと変わらない面子が演じました。

あらすじ

魔性の惚れ薬“愛染香”。その香りを嗅いだものは、嗅いだ時に傍に居た相手を好きになってしまう効能を持っており、あまりの効力から危険視され御禁制となりました。

そんな、“愛染香”が再び出回り始めて混乱に陥った吉原。月詠の幼馴染で遊女の螢までもが毒牙にかかってしまい、原因を探るため月詠は万事屋一行と調査に向かいます。

そんな折、大量の“愛染香”が燃え広がってしまい、町中の人間が惚れたはれたの大騒ぎ。そこにはお妙や九兵衛、まさかの近藤の姿までもが…。

そこに今回の事件を巻き起こした首謀者と思われる【愛染明王】が現れます。その正体とは一体…？！

見どころ

新八と月詠に注目

本作では、新八が銀さんの見たくない恰好を見て発するセリフ「涙でもいいですか」、キムタク口調に“かっこいいメガネ”など、新八で笑うシーンが多く用意されている貴重な物語となっております。

しかし、その中でも月詠に凄い力が入っており、声優の甲斐田さんの演技もすごく可愛いです。

本編に関しては、原作と比べるとセリフカットは結構ありますが、それが全く気になりません。なぜなら、欲しいポイントをしっかりと抑えてくれていたから。というより、省いたセリフを考える余裕がないほど、丁寧な演出をかけてくれたあの場面…

「お前が望むなら俺はお前だけのものになってもいいよ」銀さんこと、杉田さんのギャグ口調ではなく真剣そのものの演技。これは月詠も、女性視聴者の胸も高鳴りますよ！

その後、二人がしばらく見つめ合ってからの足元描写…。この後の展開は是非ご自身の目でご覧になってください！

総じて銀魂は最高

普通の放送回を見ているかのような錯覚に陥る、オープニング→前提供→エンディング→後提供としっかり演出されていました。

バリバリのシリアス全開な戦闘シーン豊富な銀魂も大好きですが、やっぱり下ネタやパロディなど、色々なバカをやってる銀魂が大好きだと痛感させられる一作に仕上がっております。

スタッフ

原作：空知英秋「銀魂」
監修：藤田陽一
監督：宮脇千鶴
脚本：松原秀
キャラクターデザイン・総作画監督：竹内進二
ＣＧ監督：鈴木知美
編集：瀬山武司
音楽：Audio Highs

キャスト

坂田銀時：杉田智和
万事屋銀ちゃんを営む銀髪天パーの主人公。再び吉原の危機を救う。

志村新八：阪口大助
万事屋で働く剣術道場の跡取り。なぜかキムタク口調になる。

神楽：釘宮理恵
万事屋で働く超大食い少女。新八のメガネに恋をする。

月詠：甲斐田裕子
吉原自警団「百華」の二代目頭領。銀さんに惚れてしまう。

螢：高垣彩陽
月詠の幼馴染であり遊女。

日輪：櫻井 智
吉原桃源郷最高の花魁。

志村 妙：ゆきのさつき
新八の姉。

柳生九兵衛：折笠富美子
名家・柳生家の次期当主。

近藤 勲：千葉進歩
真選組局長。

銀魂295.5話愛染香篇の感想

まとめ