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舟を編むの内容
映画『舟を編む』は、2013年4月13日に公開されました。この映画は、2012年本屋大賞第1位を獲得した三浦しをんによる小説『舟を編む』を原作として映画化された作品です。
出版社に務める主人公が辞書編纂部の仲間たちと、一から新しい辞書の編纂に取り組む姿を描いた作品。辞書が出来上がるまでの十数年を描いています。言葉に対して鋭い感性を持つ主人公が、恋に落ちた女性にかける言葉が見つからず苦悩する様子も描かれます。
主演は、「まほろ駅前」シリーズや「探偵はBARにいる」シリーズで大人気の松田龍平さんと、映画「NANA」やNHK大河ドラマ「篤姫」でおなじみの宮崎あおいさんです。
辞書づくりに関して知らないことばかりだったので、勉強になった!辞書を出版するまでの過程が丁寧に描かれていました。
大切な人たちに愛を伝えたくなる映画でした。仕事に対する姿勢や熱意が感じられたのもよかった!
大きな抑揚はないけれど、静かな雰囲気の映画。言葉の世界の奥深さを初めて知りました。
アニメ版も見ましたが、映画版も素晴らしい作品でした!
TVアニメ化、漫画化もされており、いずれも人気を博しています。映画版も引けを取らない完成度で、たいへん高く評価されています。
2013年9月には、第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選出されています。また、第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞、第68回毎日映画コンクール日本映画大賞などを受賞しています。
あらすじ
玄武書房で38年辞書一筋のベテラン、荒木はまもなく定年を迎えようとしていました。荒木に絶大な信頼を寄せる辞書監修者の松本教授は、荒木の後任を探し始めます。そこで、荒木の部下である西岡が、密かに社内恋愛中の三好から馬締という人物の噂を聞きつけます。馬締は生真面目でコミュニケーション能力は低いが、言葉に対するセンスは卓越していました。馬締は「『右』を定義せよ」との荒木の質問に見事答え、松本教授が編纂を目指す辞書『大渡海』の編纂者として、辞書編集部に異動となります。「今を生きる辞書」を目指し、24万語を収める辞書『大渡海』の編纂に奔走する編集部。10年以上を要する編纂に馬締は熱意を燃やします。
ある夜、馬締は、十年以上下宿している「早雲荘」の大家であり、馬締の数少ない理解者である、タケの部屋を訪れた際、タケの孫で板前見習いの林に出会い、一目惚れしてしまいます。馬締は、突然の恋に動揺し、仕事もままならなくなってしまいます。馬締は編集部の面々に促され、林への「恋文」を書き上げますが、それは毛筆で行書体で書かれていました。それを見た西岡も「戦国武将じゃあるまいし」と呆れた様子です。ある夜、馬締は林に「恋文」を渡します。
一方玄武書房では、村越局長を中心に辞書『大渡海』の出版中止が取り沙汰されていました。村越局長は「出版の頃には電子辞書に取って代わられている」と主張し、今後の辞書・辞典に関わる仕事はすべて辞書編纂部が担当するようにと、無理難題を提示しますが、馬締は「やります」と即答。この馬締の様子を見た村越局長が折れ、出版中止の宣言は撤回されます。
そのころ、「恋文」の内容がわからず返事に困っていた林は、料亭の大将の協力で内容を知ります。林も馬締に対して好意を告白し、二人はめでたく交際することになりました。
12年後、馬締と林は入籍。馬締は辞書編纂部の主任となり、翌年に辞書『大渡海』の出版を控えていました。元ファッション誌の編集部から岸辺を迎え、辞書編纂部は校正作業に一層熱心に取り組みます。その矢先、単語の欠落が発覚。校正作業を一時中断し、他にも抜けている単語がないかをチェックする作業が続きます。その頃馬締は、松本教授の体調が芳しくないという知らせを受けます。余命わずかの松本教授のため、辞書『大渡海』の完成に向けて一層奔走する馬締ですが、松本教授は『大渡海』の完成を見届けることなく死去してしまいました。
馬締と荒木の最終チェックが終わり、ついに辞書『大渡海』の原稿が完成。出版祝賀パーティーで、馬締は、松本教授が荒木に宛てた手紙を手にします。そこには、仕事を完結できなかった無念さ、辞書編纂に携われた喜びが書かれていました。
見どころ
奥深い辞書編纂の世界
見どころの一つは、なんといっても、辞書『大渡海』を編纂する過程です。上記のコメントにもあったとおり、辞書編纂は多くの人にとって未知の世界ですよね。玄武書房は、口語も含めた24万語の辞書『大渡海』を15年の歳月をかけてつくりあげます。出版中止の噂や予算削減などの幾つもの危機を乗り越えながら出版にむけて奔走する編集部のひたむきな姿に、胸が熱くなります。
恋に不器用な主人公、馬締光也
語らずにはいられない、もう一つの見どころは、馬締光也と林香具矢の不器用な恋模様です。仕事として言葉を扱う馬締ですが、恋に落ちた林に気持ちを伝える言葉が見つからず苦悩します。言葉に人一倍のこだわりがあるからこそ大切に言葉を紡ぐ馬締の姿勢が、多くの人の胸打ちます。
スタッフ
監督:石井裕也
脚本:渡辺謙作
プロデューサー:土井智生、五箇公貴、池田史嗣、岩浪泰幸
辞書制作指導:三省堂、岩波書店、三省堂印刷
キャスト
馬締光也:松田龍平
頼りない見た目だが、言葉に対して鋭いセンスを持つ主人公。営業部で働いていたが、その才能を認められ辞書編纂部へ引き抜かれる。
林香具矢:宮崎あおい
馬締の下宿先に板前修業にやってきた絶世の美女。大家のタケの孫。
西岡正志:オダギリジョー
荒木の部下。密かに三好と社内恋愛中で、同棲もしている。
岸辺みどり:黒木華
元ファッション誌の編集者。辞書編纂部に異動してくる。
タケ:渡辺美佐子
馬締の下宿先の大家。馬締のよき理解者。馬締のことを「みっちゃん」と呼ぶ。
三好麗美:池脇千鶴
西岡と密かに社内恋愛中。馬締の噂を西岡に伝える。
村越局長:鶴見辰吾
辞書『大渡海』の出版中止を先導する中心人物。辞書編纂部の赤字体質に苦言を呈している。
佐々木薫:伊佐山ひろ子
辞書編纂部の契約社員。黙々と仕事をこなす。
松本千恵:八千草薫
松本朋佑の妻。香具矢と交流を深める。
荒木公平:小林薫
定年を迎えようとしている、38年辞書一筋のベテラン編集者。
松本朋佑:加藤剛
辞書『大渡海』を監修する老国語学者。辞書『大渡海』完成を前に死去する。
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舟を編むの感想
しっとりと、そして静かに静かに進んでいくストーリーに、どんどん引き込まれていく映画でした。三浦しをんさんの原作小説も映画の後に読み、その原作もすごく素敵だったのですが、映画の世界観が本当に素敵すぎて、原作よりも好きかもしれないと思ってしまいました。それくらい素敵で、原作が好きな方も満足できる映画なんではないかと思っています。そして、またキャストが本当に素晴らしいと思います。松田龍平さんも宮崎あおいさんも、この作品において、これ以上ないくらい必要で、この人たちじゃなかったらきっとこの作品をこんなにも好きでなかっただろうなと思いました。そして、このお二人だったからこそ、こんなにも何とも言えない、独特の不思議な、そして優しくてしっとりとした空気ができたんだろうなと思いました。辞書を作るという、あまり派手ではなく、そして世間からもあまり注目されないようなテーマなんですが、それが絶妙におもしろくて、感心してしまうことも多かったです。そして、辞書作りとはあまり関係がなさそうなタイトルにも、これを見た後だと、とてもしっくりときました。世界観ともすっときて、タイトルもすごく素敵だなと思いました。見たことがない人はぜひ一度見てほしい作品です。
国語辞典を編纂するという、出版社の中でも地味に見える作業部門での物語です。全編にわたり、静かな印象の映画で、言葉を扱うことの面白さと難しさが、丁寧に描かれます。出版というと、新しい情報を発信する華やかな業界のように思われがちではありますが、10年以上という非常に長い時間をかけて改訂される辞典の編纂については、意外に知られていないことばかりです。この映画を見ると、これまでに蓄積されてきた多くの言葉、これから用いられる新しい言葉、挿絵の扱い方、ページのめくりやすさなど、普段、国語辞典を使いこんでいても気にかけていなかった、作り手の熱意が感じられるようになります。描かれるのはそうした作業に取り組むうちに見えてくる、人間ドラマでもあります。努力家、楽天家、勉強家、熱血漢、登場人物のそれぞれのキャラクターを実力派のキャストが演じ、ストーリーを余すことなく伝えています。主要キャスト以外の登場人物にも、それぞれの個性が丁寧に描き出されていて、飽きません。その道のエキスパートになる人はどこか浮世離れしていることがありますが、そうした一面がコミカルでもあり、人間味のある場面を作っています。言葉の魅力がふんだんに盛り込まれ、本好きにも国語好きにも、また仕事好きにも楽しめる映画です。「舟を編む」というタイトルの本意が、映画を見終わった時に理解できると思います。
辞典の編集という地味な作業、特に大きなどんでん返しがあるわけでもなく盛り上がりもありません。アクションシーンが出てくるでもなく、なのにそんな世界を上手く映画化しています。むしろこの静けさがいい、空気感に心打たれました。何となく家にある辞書ですが、きっと様々な人たちのひたむきな努力で出来ているんだろうなと改めて思わされたのです。絶対に自分だと関わることの無い世界を垣間見られるのは良い事、映画として取り上げてほしい世界は様々あります。三浦しおんさんの原作も見てみたくなりました。どうやらアニメ版もあるようですが、映画では松田龍平さんや宮崎あおいさん・オダギリジョーさん・黒木華さんが活躍しています。皆さん静かな澄んだ空気感を持つ方たちで、この作品にピッタリでした。特に真面目そうな松田さんは、辞書を作るために生まれた男といった馬締光也と重なります。それぞれのキャラクターがきちんと確立されていて、それを完璧にものにしているのでしっかりとストーリーに入り込めました。お話自体も面白い、静かに過ごしたい時に一人でもう一度見てみたいです。スマホを使えば言葉の意味はすぐに分かるもの、でもまた一枚一枚ページをめくって辞書で調べてみたいと思えました。
松田龍平さんが好きなので、鑑賞しました。松田さんの飄飄とした感じが、辞書作りにとてもあっていたと思います。キャストは他にオダギリジョーさん、宮崎あおいさんも出ていて、なんとも豪華な作品です。辞書づくりなんて、黙々と行う作業なのに、それを映像化して物語にするとはすごいなと思います。ヒロインに会うシーンが美しかったし、全体的に場面が綺麗でした。辞書ってどうやって作るのか、そういえば考えたことなかったなと思いました。たしかに、辞書って何でも説明しているから、何を載せるのか、どう説明するのかと考え出したら、いくらでも悩めるものだと思います。毎日毎日、大変な作業だなと思いました。書物が好きじゃないと務まらない仕事です。映画では用例採集をする場面も出てきましたが、今でもああいう感じでしているのかな、とわくわくしました。作り出して何年もかかってやっとできるというのも、なんと根気のいることでしょう。今まで、辞書を軽く見ていたと反省しました。映画としては、地味だし、ちよっと眠たいところもありました。でも、キャスト陣が素晴らしいし、日本語の大切さも教えてくれるいい作品です。読書好きの人もそうでない人にも見てほしい作品です。
真面目で暗い印象の松田龍平さん扮する主人公馬締が、自分の天職に巡り合い、周囲の人間関係に影響されながら成長する。という一見ありきたりだと思われるストーリーではあるものの、映像化されたことによりノスタルジーを感じるシーンが多々あり、とても心温まる作品になったと思います。特に馬締の本が積み重なった下宿、部屋の照明などが温かい電球色であったり、仕事場の空気感(暗い部屋の中で、たばこの煙が充満している等)がすごくリアルで、映像と音だけにもかかわらず、その匂いや質感などを感じることができます。また宮崎あおいさん扮する香具矢のチャキチャキしたキャラクターが主人公とは対照的ながら、そこに思いを寄せていく様が純粋で、つい笑ってしまうシーンもありつつ、思わずキュンとさせられます。内容が『辞書製作』と、堅苦しそうな内容ではありますが、誰しもが一度は必ず手に取ったことがあり、あることが当たり前なものに対して「そんなことまで考えているのか」、「言われてみたらそうかもしれない」と気付かされる作品でもありました。決して華やかな世界でもないところにクローズアップをされつつ、そこに携わってる人の情熱を感じ、観終わった後一緒に達成感が得られるような作品でした。
映画「舟を編む」は、2013年に公開された、三浦しをんさんの小説を映画化された作品です。主演を松田龍平さんが務め、豪華な出演者も多く出演しており、宮崎あおいさん、オダギリジョーさん、黒木華さん、池脇千鶴さん、八千草薫さん、小林薫さん、又吉直樹さんらが作品を彩りました。主人公の馬締は、名前通りとても真面目な青年で、出版社の辞書を作る部署に引き入れられ、何年もかけて辞書を作るという仕事に取り掛かります。作品を見て、辞書を作るのがとてもすごい作業で、言葉はとても奥深いものなのだなと感じました。真面目な性格で、仕事、恋愛に取り組む姿は、面白くもあり、真面目すぎる姿は愛おしくも思います。上司、同僚との関係がとてもいい関係だなと感じましたし、辞書ができたときには一緒に作ってきた上司の死などもあり、感動的な内容で全体的にとても面白く、時間が過ぎるのが早く感じる映画でした。宮崎あおいさんとの恋愛も、真面目でピュアな恋愛で微笑ましく見る事ができました。真面目な主人公を観ていると、真面目ってとても大切で、とても重要な事だと改めて感じ、私も真面目に何事も取り組もうと改めて思いました。真面目に物事に取り組むことで、見えてくるもの、得るものが多いなと感じました。
出版社に勤める地味で取り柄のない青年が、さまざまな障害を乗り越えて、途方も無い期間をかけて、辞書づくりに取り組む物語。主人公まじめは、その名前の通りに“まじめ”。他人とのコミュニケーションが苦手で他人とうまく打ち解けられない、言ってしまえば、冴えない青年です。でも、そんな彼がやがては辞書づくりの中心人物になっていく様を見ていると、適材適所って大事だなあとつくづく思います。コミュニケーションが苦手だからこそ、言葉に疑問を持ち、言葉を大切にし、言葉の海を探求する辞書づくりに向いていたのかもしれないですね。ストーリーそのものにはいくつか山場は設定されているのですが、映像のトーンはずっと落ち着いていて、ゆっくりと重厚感を持って進んでいきます。それは、実際に手に取った辞書のイメージにも重なります。一途で、地道で、静かで、でも奥底には燃えるような情熱があって。物語が進んでいく中で、どんどん染み込むように辞書づくりにかける登場人物の思いが伝わってくる感覚は、自分の心の厚みが増していくようで、なんとも心地よいものでした。こういったトーンは、日本映画ならではの味わいかもしれません。辞書づくりという特殊なテーマに触れる機会もそうそう無いので、とても新鮮な気持ちで鑑賞できました。見ると、言葉と向き合ってみたくなったり、辞書を見返したくなる作品です。
誰しもが知っている辞書。今は学生も辞書で調べることなくインターネットで調べることが多いかもしれません。しかしながらそこに記載されている言葉はどのように調べられているか、言葉の定義は。普段考えたこともないと思います。この作品では、「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその渡る舟を編んでいく」という意味でつけられた大渡海という辞書がどのように作られていくか、人間模様とセットで組み立てられています。日本語がどれだけ複雑で、どれだけ様々な意味があり、さらに時代とともに少しずつその意味は変わっていけるかと言うことをこの作品を通じて知ることができると思います。近頃の若いものはなどと言葉遣いについて様々指摘があるものですが、時代とともにその言葉も変わっていくというのが辞書をつくる過程からも知ることができます。
日常生活ではあまりスポットが当たることのない事象はどのように作られているか?この作品でも10年以上かけて1冊の辞書が組み上げられていく姿を描いています。この映画を見ることで日本語の素晴らしさ、変わりゆく日本語。その姿をこの作品を見ながらぜひとも考えてほしいと思います。地味な辞書にスポットを当てた映画だからこその楽しさが感じられると思います。
『舟を編む』は大渡海という辞書を作るまでの物語を描いた作品です。辞書を作ることなんて、まったく考えたことなかったですし、辞書作りの大変さや辞書のおもしろさがわかる映画だと思います。かなり落ち着いた雰囲気の映画で、起伏も少ないのでゆったり見れる映画です。主人公は馬締という出版会社に勤める、陰気でコミュニケーションが苦手といった感じの男。辞書業界は衰退気味で、会社の中でも辞書出版の部署は人気がない感じでした。突然、辞書出版の部署に異動となった馬締は辞書作りに関わっていくというストーリーになります。若者が使う言葉をピックアップしていき、その言葉に意味を付けていくという果てしない作業が描かれていました。10年以上も出版までにかかり、追い込みの時期はバイトも雇い泊まり込みで作業していました。とても大変です。馬締が辞書を作るきっかけを作った、部長が病に侵され大渡海出版の前に死んでしまうのは悲しかったです。ですが、部長が残した辞書作りの気持ちは社員の心に伝えられていき、後世に残っていく素敵なものなんだと思いました。宮崎あおい演じる人物との恋愛も描かれているので、心が洗われる気がしました。馬締が変わっていく話でした。
原作についてよく知りませんでしたが、松田龍平さんと宮崎あおいさん主演の映画ということで気になって観ました。この映画を観て、仕事というものの捉え方や、自分の人生にとって今の仕事はどういう存在なのか、考えさせられました。「辞書」を作るために1つ1つの言葉を集めて意味を書き出すという、果てしなくて地味な作業をする仕事を初めて知りました。主人公の馬締は名前の通りバカ真面目で不器用で、そんな彼が辞書を作る仕事に就きハラハラとさせられますが、次第に自分の持ち味を発揮し情熱を注ぐように成長していく所に感動しました。また、そんな馬締の妻になる「かぐやさん」との出会いや、しっとりとした会話も味わい深かったです。仕事に熱中し変わっていく旦那を、妻としてどう支えていくのか、女性目線でも考えさせられました。松田龍平さんの独特で静かな表情や、宮崎あおいさんの屈託のない笑顔、そして真っ直ぐで強さのある眼差しは、作中の人物にすごくマッチしていて感情移入できました。全体的にセリフは多くなく、びっくりするような大きな展開もないですが、流れる時間が心地よくて、人物それぞれが何を考えているのか、自分なりに解釈していくのもこの作品の良さだと思います。
まとめ
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