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歴史時代劇

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武士の家計簿(映画)の内容

映画『武士の家計簿』は、2010年12月に公開されました。

原作は、2003年に発刊された歴史学者である磯田道史さんの著書「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」で、ベストセラーとなりました。

監督は、数々の名作を手掛け2011年12月に61歳で死去した森田芳光監督。代々加賀藩の財政に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士が、妻の支えを得ながら一家や藩の財政を切り盛りしていく姿を描いた異色時代劇。

主演を堺雅人さんが、その妻を仲間由紀恵さんが演じ、共演に松坂慶子さんや草笛光子さん、中村雅俊さん、西村雅彦さんなど豪華な顔ぶれが揃っています。

先行き不透明な現代にも通じる、幕末維新の激動の時代をたくましく生き抜いた主人公一家の姿が胸を打つ作品です。

よくある時代劇の戦のようなシーンはなく、目新しくおもしろかった。
この映画で初めて算用侍を知りました。武士が体裁を気にせず家計を考えるのは斬新で、武士の家の事情を知れた。今まで見たどの映画より現実的でした。

お金のない武士が色んな知恵で日々奮闘するようなコミカルな映画かと、
勝手に想像していたからビックリ。とても地味な映画でさして盛り上がりもありませんがストーリーはなかなか深い。

母の豪華な着物は売り、父の道楽品も売り、息子の元服式の料理は睨み鯛ならぬ、和紙に書いた鯛で代用と、主人公は徹底的な倹約術を展開。結構面白かった。

実話をもとにしながらもコメディっぽい作品かと思ってましたが、もっと奥深い作品でした。笑いは少々。教科書では学べない当時の暮らしを丁寧に描き、武士の生き様を教えてくれます。

 

あらすじ

会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家8代目の直之(堺雅人)。江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社会には身分が高くなるにつれ出費も増えるという構造的な問題がありました。

ひたすらそろばんをはじいては帳簿の数字合わせに励む直之を案じて町同心・与三郎(西村雅彦)が、娘のお駒(仲間由紀恵)との縁談を持ち掛けます。直之は、自分は不器用なので出世できそうにないことをお駒に告げますが、お駒は、そんな直之を気に入り結婚します。

世間では農民たちが飢饉にあえぎ苦しむ中、直之は、帳簿の数字が合わないことから直之は藩内で米の横流しが不正に行なわれている事実を嗅ぎ当て、上訴します。いったんはその訴えを握り潰されましたが、藩内の腐敗が明るみに出されて人事が一新。彼は晴れて異例の昇進となります。

しかし、昇進したことで出費が増え、直之は家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断し、猪山家の人々は一丸となって倹約生活を実行していきます。

見どころ

食卓

劇中では、家族での食事シーンが何度もあります。掛け軸の見える座敷に座り、家族が集まって食事するシーンでは一匹の魚を有効活用し美味しそうにお膳を囲んだり、直之の父が自慢話を始めると、直之と祖母が絶妙なタイミングで明るく話を逸らし、それを見て直之の母と妻が笑ったり。互いのクセをよく知っている家族ならではのやりとりがあたたかく映ります。

そのほか、手書きの碁盤に食事で残ったあさりの貝殻で囲碁に熱中する姿など、当時の武士一家の知恵による暮らしぶりがコミカルに映し出されています。

断捨離

”断捨離”という言葉は、本作が公開された2010年の流行語大賞候補に選ばれています。断捨離とは、不要なものと関係を断ち、身辺をシンプルにすること。

劇中で繰り広げられる借金返済のため家財道具を処分していくシーンは、まさに、断捨離のお手本になるヒントが散りばめられています。

主演の堺雅人さんの妻を演じた仲間由紀恵さんに至っては、本作に影響され、ものを減らすことを実践したそうです。シンプルな生活をしたい人には、家財道具を処分するシーンは見どころとなりますね。

死人メイクや老け顔メイク

劇中では、直之の父親が亡くなるシーンがあります。そのため、父親役の中村雅俊さんは死体メイクをしています。中村さんはその死体メイクが気に入ったそうで、周りの俳優たちが悲しむ撮影をしている間、色々な人と記念撮影をしていたとか。

また、主演の堺雅人さんと仲間由紀恵さんも老け顔メイクを披露しています。こちらも気に入って写真を撮ったとか。写真を撮る際には、さらにどんよりとした目をしてみたり楽しんでいたそうです。そんな死体メイクと老け顔メイクも見どころのひとつです。

スタッフ

原作:磯田道史『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』
監督:森田芳光
脚本:柏田道夫
音楽:大島ミチル
主題歌(イメージソング):Manami「遠い記憶」

キャスト

猪山直之:堺雅人
加賀藩御算用者猪山家8代目。”そろばんバカ”と呼ばれる天才的なそろばん遣いをする。

猪山駒:仲間由紀恵
直之の妻。

猪山成之:伊藤祐輝(幼少時・猪山直吉:大八木凱斗)
直之の嫡男。

猪山春:桂木悠希
直之の妹。

猪山熊:濱田帆乃果
直之の子で、成之の妹。

猪山綱太郎:林素矢
成之の子。

猪山政:藤井美菜(竹中政:荒田悠良)
成之の妻。直之の姪。

猪山常:松坂慶子(特別出演)
直之の母。家財道具を質入れする際は、着物を手放したくないと泣いて訴える。

おばばさま:草笛光子
直之の祖母。

猪山信之:中村雅俊
直之の父。猪山家7代目で婿養子。

西永与三八:西村雅彦
駒の父。町同心で直之の剣術の師

大村益次郎:嶋田久作
明治新政府軍の司令官。

前田斉泰:山中崇
第12代加賀藩主。

前田慶寧:井手浩一朗
第13代加賀藩主。

奥村丹後守栄実:宮川一朗太
加賀藩の重臣。

安部忠継:小木茂光
加賀藩の役人。

重永:茂山千五郎
加賀藩の御算用奉行。

合田源治郎:ヨシダ朝
加賀藩御算用頭。

【そのほか】
青山:佐藤恒治、三徳屋:魁三太郎、桜井屋:瀬川菊之丞、新保屋:谷口高史
大山:橋本一郎、侍大将:鍛治田務、侍大将:平八郎、侍大将:河田康雄
農民:東田達夫、農民:麻生裕介、加藤:楠年明、友禅流しの女:坂本真衣
庄屋:平井靖、役人:立川貴博、与七:伊藤洋三郎、竹中権太夫:田村ツトム
為吉:柴田裕司、お菊:金子珠美、川崎:多賀勝一、唐田:野間口徹
産婆:小林トシ江、海軍新兵:荒木悠司

 

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武士の家計簿(映画)の感想

30代女性
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自分が置かれている状況、立場、周りからの目、様々な要因でがんじがらめになりながらも、人は生きています。現状と、将来を、冷静に分析し、周りに流されずに判断し、目的を達成した武士の話です。足元にも及びませんが、かく生きたいと思わされます。原作はノンフィクションで、〈「加賀藩御算用者」の幕末維新〉というサブタイトルが付いています。堺雅人はこの加賀藩の御算用者にあたります。家計が火の車、借金が膨れ上がっているので、子の世代のことも考え、ひたすら返済を進めていく物語です。質屋の人も作中で話していましたが、武家というのは体面を重んじます。そのためだけに借金が嵩んでいるのです。それを全てやめるというのは、当時としては変わり者と見られてしまいます。職場へ持参する昼食はふかし芋に変わりました。母には大事にしていた着物を売らせ、子どもの誕生祝いの膳は絵に描いた鯛で済ませます。子どものお遣いで数文お金が合わないと物を叩きつけ、夜道を探すように言いつけます。晩年、かわいそうなことをしたと思い返していましたが。妻の仲間由紀恵も、それはやりすぎだと言っていましたが、全面的には夫の支えとして尽くしました。母は病で亡くなりますが、病床では、手離さざるを得なかった着物が手元に戻ってきます。その頃に借金は完済されていました。家族は大変だったと思いますが、一丸となって完済を成し遂げたことは本当に素晴らしいことだと思いました。大勢の人がひとつの部屋で算盤を弾いている様子も圧巻でした。堺雅人は数字が苦手で、どれだけそれっぽく見えるかという相談を、プロの方とされていたそうです。エキストラとして、プロの方も出演されているとか。

50代女性
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幕末から明治時代、尊王攘夷や新撰組などに脚光があたっていたとき、加賀藩(石川県)の下級武士一家の暮らしを知ることができる史実に基づいた実話です。主人公の猪山直之(堺雅人)の江戸版・経理課のサラリーマン家庭の生活ぶりが細々と垣間見ることができ興味深かったです。この時代、大名家の内情も火の車のところが多く、その家臣の家はもっと大変だったに違いありません。武家といっても家計事情は現在とあまり変わらない、食費、交際費、子どもの養育費、冠婚葬祭など。そうした中で、倹約をしようとするとき、やはり現在と思考がかわらないのもおもしろい。母親が思い出の着物に執着して泣きついてきたり、妻の支えのもと強行して家計を立て直していきます。徹底して節約・倹約に励むには見栄や世間体は捨てる、それを武家がやっていたという。家財道具を質入れして売り飛ばそうとは、思い切ったことができたものです。もちろん猪山直之が特別なのかもしれない。刀よりもそろばん算用が一家を救うのですから、維新がよそ事に見えます。大事件は起こらないホームドラマの要素が満載で小さく納まっていますが、江戸時代・幕末が身近に感じられます。歴史好きには押さえておきたいジャンルの映画です。

30代女性
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特に『幕末から明治』というと激動の時代であり、また『武士』というと一般的に戦や計略など大掛かりで迫力のある物語を想像しがちだが、この物語は一風変わっている。そもそも『会計係』として、加賀藩に仕えた一人の下級武士とその子供にスポットを当てた『家族の物語』になっている。作中では、当時の武士の日常生活(普段の炊事、食事から冠婚葬祭、親戚付き合い)の光景が事細かに描かれていて、とても興味深く、親しみを覚える。主人公、猪山直弼のお家芸は『そろばんと筆』。豪華絢爛からは程遠い、下級武士の地味でコツコツ質素な暮らしの中、家族の絆と工夫で苦境に立ち向かっていく。豪華キャスト陣(堺雅人、仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、伊藤祐輝)が演じる、一人一人の役色がよく出た登場人物たちの時折見せるコミカルなやりとりにフッと笑わせられる場面も織り込みつつ、全体を通して一見淡々と物語が進んでいくように見えるが、その中で『平凡な人の一生、世の移ろい、その中での生き方、家族の絆、親から子へ受け継がれるもの等』色々と考えさせられ、感じるものがある作品だ。一度見出すと一気に見入ってしまう。この作品は時代物でありながら、現代に通じるものがあり、歴史モノや時代物が好きな方は勿論のこと、苦手な方でも、『会計係(経理として働く一会社員)と家族の物語』という感覚で見られるので、ぜひ見て頂きたい。

 

50代女性
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歴史学者磯田道史さんの著書を映画化した本作は、算盤をはじくことが仕事の御算用者(今でいう経理係)という職業の、実在した侍が主人公で、借金まみれの我が家の家計を見事に立て直していくというこれまでにない時代劇になっています。私は御算用者という職業があったことをこの映画で知り、当時の武士の仕事の一旦を垣間見ることが出来て大変興味深かく感じました。幼いころから算盤が得意で、計算にかけては優れた才能を発揮していた猪山直之はある日、会計の不備と不正を見つけます。これがきっかけで出世するのですが、出世する程出費はかさみ、その上猪山家の家計は父の借金や母の着道楽で火の車。出世したのにお先真っ暗な感じです。しかし、当時はかなりの決断だったのではと思われる武士の世間体を捨て、結婚したお駒と二人三脚で一生懸命倹約生活し、どんどん家計を立て直していきます。売れそうなものは売り払い、必要な物だけで生活する。実はこれって簡単なようで、かなり意志が強くないとやり遂げるのはとても難しいですよね。特になにか大きな事件が起こるわけでもなく話は淡々と進んでいくのですが、この淡々とした感じが、静かに前を向いて進んでいく主人公の姿とよく合っていて最後まで飽きることなく見ることが出来ました。主演を務めた堺雅人さんの演技も良かったですが、着道楽の母を演じた松坂慶子さんや妻を演じた仲間由紀恵さんの可愛らしい二人の演技もぜひ見て欲しいです。

20代女性
20代女性

静かな強さを感じられる映画です。「武士が節約する」という一見地味なテーマですが、信念を貫く姿、先を見据えた広い視野、そして何より「不正は見逃せない」という真面目で頑固な思いのもと大きな権力と戦う姿が描かれていて、見どころの多いストーリーとなっています。主人公の不器用だけど一生懸命な姿にきっと応援していまいたくなりますよ!主人公の猪山直之を演じているのは堺雅人。いつも穏やかに笑っているような表情ですが、ドラマ「半沢直樹」でも発揮された「芯の強さを感じさせる演技」がこの映画でも光っています。直之の妻であるコマ役には仲間由紀恵が出演。大きな借金を抱えた猪山家に嫁いでしまったコマですが、強く穏やかに直之を支えます。ザ・大和撫子といった雰囲気で、仲間由紀恵がぴったり役にハマっています。直之とコマの息子が元服するシーンが印象的なのでぜひチェックしてほしいです!元服のお祝いにはご馳走を食べるのが江戸時代の風習でしたが、借金まみれの猪山家にはそんな余裕はありません。お金がない中、直之・コマ夫婦が息子のためにとった驚きの行動とは…!?二人の心の強さが感じられます。また、松坂慶子演じる直之の母の狼狽ぶりもお楽しみポイントです!最近流行っていた断捨離に挑戦したいけれどなかなかできない方は、きっと直之の母に共感してしまうかも(笑)家族、夫婦で見てほしい映画です。

 

30代男性
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加賀藩の下級藩士で会計処理を担当する御算用者の職を担う猪山家が幕末から明治時代に至る激動の時代を乗り越えてゆく物語です。冒頭、堺雅人さん演じる主人公の猪山直之が、御算用方の役人として登城し、同僚たちと共に並んで算盤を弾くシーンは、現代のサラリーマンとそんなに変わらないなと思いました。加賀藩は全国最大の、100万石を超える石高を誇る大藩でしたから、経理作業も膨大なものだったのでしょうね。その他、不正を見つけて上司に報告しても揉み潰された末に左遷されるシーンも、驚くほど現代の会社組織におけるありがちなパターンと似ていると思いました。時代が変わっても、人のなすことは変わらないと言うことなのでしょうね。猪山家中の節約の様はかなりコミカルに描かれていて、こちらは見ていて笑えました。特に仲間由紀恵さん演じる猪山直之の妻駒と、松坂慶子さん演じる母の駒との嫁と姑のやり取りが面白かったです。基本的に、戦いや愛憎劇など、派手な展開はないのですが、当時の役人としての武士の日常が淡々と、かつリアリティに満ちた描写で描かれている映画です。地味な話で盛り上がりには欠けるかも知れませんが、じっくりと噛みしめると味わい深い、そんな作品ではないでしょうか。

30代女性
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江戸時代後期の加賀藩に属する武士の話です。武士と言えば剣術というイメージですが、ここに出てくる主人公の武器はそろばんです。いわゆる加賀藩の経理担当者がその武器を手に出世し、家族を守っていく話です。私の中の加賀藩のイメージとしては加賀百万石と言われるほどお金持ちでした。しかし実際は藩も困窮、武士も困窮という状態だったようです。武士という肩書きから見栄もあり、主人公の家も借金が膨らんでいました。そこでこの主人公、猪山直之は家計を見直し、倹約生活を始めます。今までのんびりとしていた両親の宝物も妻の嫁入り道具も売れるものなら売ってしまいます。今で言う「持たない生活」を始めます。私はこういう生活も嫌いではないのでいいと思いましたが、当時のしかも武士の世界では考えられなかったんだろうなと思いました。特に祝いの席での尾頭付きの鯛が絵だったのには笑いました。見栄も捨て、家族を守るために徹底的に倹約生活を貫き、時には家族と衝突しながらも頑張って生き抜いたという話が実際の歴史的書物からの話ということに驚きました。今の時代も見栄のためにないお金を使う人もいれば、家族のために節約し生活を重視する人もいます。時代が変われど人間的本質は変わらず、そしてこの映画の内容は現代の教訓にもなりうるなと思いました。

30代男性
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実在した、猪山家八代目の猪山直之が直面した激動の時代を描いた本作。加賀藩の御算用場を通じて当時の会計模様を描きつつ、ただ帳尻だけが合っていれば会計は良いのかという現代でも起こりうる物事に対して取り組む姿は、不正を行わず清廉潔白である事の必要さと、正しさがそのまま採用され受け入れられるようになるには立場が弱いとままならぬ現実も描かれています。当時の苦労が偲ばれる中でも、正しい会計の重要さに感嘆を覚えます。また、これまで武士の体面が故に嵩んでしまった借金に対する向き合いは現実をしっかり見据え、実行が容易でなかった対策を打ち出し事細かく実行していく姿は身に詰まる思いを抱かせながらも自らを振り返るのにも模範となる姿を見出す事が出来るように感じました。一方で、人として直之のどこか不器用な面は正すものを正して歩んでいきながらも情や心の葛藤を抱える人として描かれており、自身も武士としての矜持や感情で完全に切り捨てられないものを持っている点に堅苦しさだけでない、どこか親しみを覚えるものがありました。父と子の軋轢や、それでも一芸が身を助ける姿に感動を覚え、帳簿ひとつにこれだけのドラマがある事に感嘆を覚える映画でした。

40代女性
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堺雅人さん演じるとても実直なそろばん侍を見事に演じていて、本当に徹底した仕事ぶりに感心と驚きさえしました。昔の生活ぶりがとてもよくわかるような演出で、昔はこんな風景で、こんな風に仕事に行ったり、家ではこんな感じで料理したり、食べたりしていたのかなあということがわかり面白かったです。堺雅人さん演じる主人公の妻になる仲間由紀恵さんがお嫁に来る婚礼のシーンで、なんともいえないうれしそうな微笑みを浮かべている仲間由紀恵さんの表情がとてもよかったです。その後も、かいがいしく夫に尽くし支える姿が印象的でした。主人公直之の息子が、とてもかわいくて、父親にそろばんから何から手ほどきを受けて、時にぶつかりながらも成長していくところはなんとも感慨深いものがありました。雨の中、拾ったお金を返しに行くシーンは、とても印象に残っています。この映画では、人が生まれて、そして死んでいくという自然の流れというものも感じられ、本来人間や家族はこうあるべきだなあという思いもしました。何をいわれても、正しい会計を貫く直之の姿はすごいなあと感じました。また、自分の家族の家計も見直し、大切なものを売り、体裁などを考えることがない、徹底した行動は見事でした。このことが事実として残っているというのもすごいなあと思いました。

 

30代男性
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武士というと厳しい規律や武道、死と隣り合わせなどストイックなイメージを持っていましたが、こちらの江戸時代の実際の日記をもとにしたお話だと現代と変わりない現実的な人の営みがあったことがわかりおすすめです。藩の経理畑一筋のそろばん侍の一家三代の仕事ぶりと、苦しい家計の立て直しを追ったお話ですが、過剰に感情的になったりドラマチックに描かずに淡々と描かれた脚本が心地よいです。部分部分でコミカルな仕草だったり、家長制度の中でも女性がきちんと家内を取り仕切っている様子も現代と何ら変わりなく描かれていて、実際の侍も厳しいばかりではなかったんだなとわかります。後は、江戸時代の侍の表では取り繕っているけれど懐事情が厳しいという現実も、もの悲しさすら感じます。そろばんには長けているけど世渡りが不器用ゆえに苦労する父が上司に認められて栄転できて報われるシーンはホッとするし、息子に対してそろばんを厳しくしつけるシーン、それによって生まれてしまった家族の亀裂、やがて分かり合えるシーンなどは時代を超越した家族ドラマで感情移入しやすいです。時代劇なのですが現代言葉遣いでわかりやすく描かれているので、ストーリーの親しみやすさも相まって自分が同じ時代を生きているような気分で見ることのできるおすすめの映画です。

 

まとめ

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