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事故の描写が結構リアルだったけど、それが良かったのかも。フィクションだからこそあそこまでリアルにできたんだろう。自分を犠牲にして泉美を守る姿はとてもかっこ良かった。

交通事故でこんな終わりを遂げるなんて…酷すぎる。最後まで彼女を心配し、守り抜いて…言葉が出ません。指をなくした北川景子さんの演技が良かった。あのシーンは特に涙が出る。

主題歌の「Kの会いたいから」がとても映画に合っていてよかった｡

北川景子の泣き顔につられて泣いちゃった。事故で恋人失って自分だけ生き残るなんて辛すぎて、途中から見られなくなりそうだったけど、黄泉がえり的なやつを予想して岡田くんが登場するの待って最後まで見た。

最初見たときは、切なすぎて見るのがツラかったのを覚えています。幸せな若いカップルが交通事故にあい、彼が亡くなってしまう。1人生き残ってしまった彼女がトラウマからどのように立ち上がるのかを繊細に描いた話です。主人公カップルの北川景子・岡田将生の幸せそうな過去を振り返るたびキュッと胸が締め付けられる感覚がします。美大生の彼が絵を描いている様子、二人でバイクに乗っている様子、二人の日常が美しい映像とともに流れていき、もう過去の話なのは理解しているのに、このまま平穏に続いてほしいなと願ってしまいます。幸せな過去とは反対に、事故後トラウマを抱え、記憶をなくした彼女が、ずっと暗い顔をしているのが悲しくなります。彼女にとっては思い出すことをしない方が心の平穏には良いのかもしれないのに、周囲の優しい支えをかりて、「彼との記憶を思い出す」決意を決めたことで、少しずつ顔に色が戻って人間らしい表情を取り戻す姿に、人はどん底を味わっても起き上がることが出来るんだと希望を見ることもできます。また、思い出す決意をしたことで、彼の死ぬその瞬間まで彼女を愛していたんだという証を感じられて、切ない話の中の明るい希望になりました。誰にでも、多かれ少なかれトラウマはあると思います。この映画を見たら、人はどん底からでも希望を持てば前に進めるんだと信じられる気持ちになれました。

私は、映画『瞬 またたき』を観て、「過去と向き合おうとする主人公の姿」と「真実が明らかになる過程」が特に印象に残りました。まず、過去と向き合おうとする主人公の姿についてです。この作品では、ある悲しい出来事により記憶の一部を失った女性が、様々な人たちの協力を得ながら、なんとか記憶を取り戻そうとする姿が描かれます。自分が失ってしまった記憶を取り戻すために、過去の辛く悲しい出来事と向き合わなければならないという苦しい状況の中でも、懸命に過去と向き合い、苦しみを乗り越え次に進もうと行動を起こしていく主人公の姿には強さと美しさがあり、勇気をもらいながら観ていました。次に、真実が明らかになる過程についてです。主人公が記憶を取り戻そうとしていく過程で、記憶を失う以前の思い出やそれまで主人公が知らなかった出来事が次々と明らかになっていきます。さらに、主人公の記憶を取り戻すことを手助けする人物との絆も生まれていきます。記憶を取り戻し、真実を明らかにするということだけではなく、そこに至る過程や主人公の人物像まで丁寧に描かれていて、実際に主人公が過ごした時間を体験しているかのような気持ちになって観ていました。

北川景子さんが、とてもきれいだとしましたました。事故のシーンがすごくリアルで、とても怖かったです。岡田将生さんが、熱演していて良かったと思いました。笑顔がとても素敵だったと思いました。実際に同じ体験をした人でなければ、悲しみやつらさは、本当の意味で理解することはできないのではないかもしれないと思いました。自分が大切な人を失ってしまったた時、どうなるんだろうと考えさせられました。いずみのように強くなれるだろうか、自信がありません。大事な人を目の前で失ってから、そのつらい現実を受け入れて悲し過ぎるのですが、それでも頑張って生きていく姿が、とても人間らしくて良かったと思いました。淳一との思い出のシーンが時々出てくるのですが、とても切なかったです。交通事故で、淳一が自分の命に代えても彼女を守ろうと、一瞬のうちにかばっているところは、本当に泣けました。出雲の森林がきれいで、緑が多いのでとても癒されました。いずみと同じく深い傷を負っている真希子との出会いは、とてもあたたかい気持ちになりました。絶望的な出来事を心の奥にしまいこんで、生きていこうとするために働く脳の作りというのは、良くできていると思いました。脳の不思議さに改めて驚きました。

しんみりと余韻にひたれた良い作品でした。最初から事故で愛する人を失うという悲しい始まりですが、最後はその悲しさも払拭できる程の大きな愛を感じられて心温まる映画でした。事故の一瞬の間に何があったのかの真相を探るお話ですが、記憶を取り戻して回想するシーンは大号泣してしまいました。またその様子を演じる北川景子さんが美しく引き込まれて真剣に見ていました。またこの作品で良い味を出している大塚寧々さんの演技も素晴らしくはまり役でした。過去にトラウマを抱える女性という2人の対比もあり見ごたえがあります。また愛する人を失った悲しい過去を思い出す事で立ち向かう主人公は本当に強い女性だなと思いました。普通は悲しみの気持ちに耐えられずその記憶を忘れたままにした方が楽に生きられると思う人の方が多いのではないでしょうか。それをあえて思い出そうとする姿に感心し、また感動しました。全てを思い出した時彼女は本当に彼から愛されていたことを知ります。その結果愛された記憶で悲しみを癒していくというストーリーには涙が止まりません。2人共お互いを深く愛していたのだなと分かる素敵な純愛ラブストーリーでした。北川景子さんと岡田将生さんの豪華な2人が繰り広げるので最後まで飽きることなく見る事ができました。じんわりと感動する良い日本の映画でした。

彼氏の生きている姿を見ることができた最後の瞬間、だからこそたとえ自分自身はつらくとも思い出したいと願う気持ちはよく分かりました。でも思い出したからと言ってもそれで彼が帰ってくるわけでもなし、ハッピーエンドとなることはない悲しいストーリーです。この世とあの世の境目だとされるスポットだってあくまで根拠のないうわさ話で、そこで彼と一瞬でも話が出来てというファンタジーが起こるわけでもありませんでした。こういった現実って誰にでも起こりうること、だからこそ胸に迫ってくる気がします。主人公を演じるのは北川景子さん、広瀬すずさんとかが陽なら彼女は陰・美しいのだけれどどこか寂し気なはかなさをたたえていてそのためこの作品にはピッタリだった気がします。わざわざ法律事務所に頼ってまで過去を知る、無駄なようで前を向くための大切な儀式だった気はします。取れて散らばってしまっている指をかき集める姿とかぐろいシーンもあり、ちょっと覚悟は必要です。でもそれをくっつけたからといってどうにかなるとは思えなくとも思わずやってしまうものなのでしょう。本当にそういうシーンに陥った時の人間のありようが見えた気はします。素敵な愛の作品でした。

この作品は、2010年に公開された作品です。主演は、岡田将生さんと、北川景子さんです。話の内容は、恋愛ストーリーです。主人公の淳一（岡田将生さん）と泉美（北川景子さん）は恋人で、バイクに乗り出雲へ、旅行に行きました。道中で交通事故に遭い、淳一は亡くなり、泉美が生き残りました。泉美は事故後、淳一の記憶は残っているが、事故当時の記憶は、無くなっていました。医師から、「事故のショックで、記憶が無くなった可能性が有る。」と言われ、カウンセリングを受ける事になりました。カウンセリングを受けるシーンで、「泉美は、事故の記憶を早く取り戻したい。」でも医師からは、「無理に辛い記憶を、思い出そうとしなくても良い。」と言われ、葛藤するシーンが、印象的でした。もし私が当事者だったら、「最愛の人を事故で亡くして、自分だけが生き残った。」その事実に対して、悲しみ・絶望・罪悪感で、心が支配され、とても前向きにはなれません。「泉美はとても強い人だ。」と思いました。最愛の人の記憶は有るのに、事故の記憶はない。それが、返って残酷だ。と、同時に感じました。泉美が、必死に記憶を思い出そうと、もがき続ける理由は何だろう。と考えました。そしたら泉美は、真実を知った後の自分の姿よりも、「だだ、淳一に会いたい。」と言う思いだけで、突き動かされる泉美の姿を通して、「人は、こんなにも強くなれる。」最愛の人と出会うと、「人は自分自身よりも相手の事を、こんなにも、愛する事が出来るんだ。」と学びました。守りたい、と言う思いが有ったとしても、「自身に危険が迫ったら、きっと自身の身を守るのに精一杯なのが、当然だ。」と、今まで私は思ってきました。しかし淳一は、「自身の身を投げ出して、必死に危険から最後まで、泉美を守ろうとした。」姿に感激しました。最愛の人の前では、それが出来るんだ。凄い。と率直に思いました。純愛作品だと、私は思います。

恋人と事故に遭い最後の時に何があったのかを知りたいと思う気持ちは分かる気がしますが、記憶を辿るのはかなり辛いなと思いました。映画の途中までは何があったのか知りたいという好奇心がありましたが、つらい記憶なら知りたくないかもしれないと映画を見ながら自分ならどうだろうかと悩みました。主人公の泉美が事故のことを思い出したいというシーンで「その思い出の中に彼がいる」というセリフが深くて切なかったです。もう会えないからこそ、彼の最後を自分だけが知っている彼の最後の姿を思い出したいという泉美の気持ちが伝わってきて胸が苦しくなりました。彼のことを愛しているからこそ向き合いたいという気持ちには共感できました。事故のシーンは悲惨だけれど、2人の愛する人をお互いに守りたいという強い気持ちが感じられて涙が止まりませんでした。描写が少し生々しいので苦手な人は注意した方がいいかもしれません。それ以外は音楽も景色も綺麗で映画をより切なくさせます。つらい事実を受け入れて前に進んでいく泉美と弁護士の真希子が素敵でした。心を痛めた者同士お互いを思いやる2人の姿は感動的でした。ラストは温かい気持ちになり希望が持てました。ラストのセリフが力強くて印象的でした。

北川景子さんと岡田将生が恋人同士になるラブストーリーとなっています。幸せな日々を送っていましたが、ある日突然衝突事故に遭遇してしまいます。なんとか命を取り止めることが出来ましたが大切な記憶を失うことになりました。事故の影響で失った記憶を蘇らせようと苦しみながら戦っていくストーリーとなっています。本当の真実を求めて生きていくストーリーはとても感動する内容となっています。純粋な恋愛映画を楽しむことができます。見ている方も見応えがありますし、何よりも演技が上手なお二人がメインになっていますので、見ている方に感動を与えてくれます。時間の大切や人の大切さなどを見て学ぶこともできますので非常に見応えのある映画となっています。甘ったるいラブストーリーではなくキチンとメリハリのある映画となっていますので年代を問わず見ることができます。事故のシーンはとてもせつなくなりました。涙が止まらないシーンでしたが自分はとても好きなシーンの一つでもあります。愛の深さを知ることができます。愛は無敵だと感じることもできました。愛の深さで心が動かされる映画で感動すること間違いなしの映画です。カップルで見ても楽しく見ることができます。