キングダム(アニメ)2期の無料動画フル配信｜1話から全話イッキ見

これまでライバルの存在がなかった信に、王賁と蒙恬というライバルが出てきて展開が面白くなった。目標とする将軍はいたけど、刺激ある近い存在って大事だからなぁ。

キングダムを楽しむ上でとても重要なのがこの第2シリーズだと思います。今後の戦いにおいてキーパーソンとなる頭脳プレーヤー李牧をはじめ、名だたる武将や若き武士たちが登場します。信が懸命に力をつけているように、他の若き武士たちも将軍を目指してぐんぐん成長を遂げている様子がよく伝わってきます。そしてセイの知られざる生い立ちが明かされるのもこの第2シリーズの見どころです。今の堂々とした彼からは想像できないほど、波乱万丈な過去に度肝を抜かれること間違いなしです。彼の暗く辛い過去や母親との関係、そして彼を救い出した美しき恩人。そのすべてを知ったとき、改めてセイという一人の少年のこれからを応援したい気持ちにさせられることだと思います。また今まではサポート役が多かったカリョウテンがここにきて本領を見せ始めます。頭脳を活かして戦いにおいて信に足りない部分を補うまでに成長した彼女の姿は、頼もしく美しく大きく見えます。今後彼女の活躍が秦国の繁栄にどう関わってくるのかしっかり注目する上でも、このシリーズでの彼女の変貌ぶりは見逃せないポイントだと思います。全体としては、各国の若者たちの成長が感じられるシリーズです。この若者たちが今後のキーパーソンとなり、熱き戦いを繰り広げるので、第2シリーズはぜひそんな彼らに注目して見ていただきたいです。

主人公・信と同世代の将として、蒙恬と王賁の2人が登場します。彼らの登場によって信が競い合い意識し合う相手が別の隊にもでき、より大きな視点で物語が見えるようになるのが面白いです。2人とも親も将軍なサラブレッドなので、信とは違う価値観を持つので3人のバランスが見ていて楽しいです。任される隊の規模も大きくなり、信の成長が見えるのがワクワクします。一方、後宮という王政や帝政の国が舞台の物語につきものな第三勢力にスポットが当たるエピソードがあるのも第二シリーズならではの見どころです。政の母や宮女たちの、剣や槍とは違う戦い、駆け引きもハラハラします。原作に比べると放送できるようにかなり抑えられているとはいえ、腹の探り合いは面白いです。そうした物語上の成長はもちろん、見た目にも信や政ら第一シリーズから登場している若いキャラクターたちはかなり大人びてきました。特に女性陣はかなり美人に成長しています。また、新キャラクター王賁は槍使い。あまり第一シリーズでは見られなかった槍捌きが見られるのも第二シリーズは嬉しいところです。過去の因縁から新世代への期待まで、移り変わる戦国の世を凝縮したような戦が見られるシリーズです。応援したくなるキャラが増えてますます引き込まれていきます。

いよいよ主人公の信が出世の道を歩み始める第2シリーズ。実史上でも重要な人物がたくさん登場します。また合戦の面白さ、ハラハラドキドキな逆転劇など第2シリーズには詰まっています。私にとっての見所は多数ありますが、魏軍との合戦での飛信隊のあきらめない仲間愛、何と言っても、いよいよ倒すのは不可能ではないかと思える敵将と信が激突するシーンです。そのほか、この合戦に勝つのは不可能ではないかというところからの秘策、これは敵もそうで、こちらの思う壺だと思ったところからの逆転など、息の抜けない攻防が続きます。私はこの春秋戦国時代時代の歴史が好きで、小説なども複数読んできましたが、キングダムは史記にも沿って描かれており、かつ秦国王の内政も細かくドラマチックに並行で描かれて、いい意味で息を抜くことなくテンポよく進んでいきます。紀元前に起こった歴史はなんとなく思い入れをするのが難しいと思っていましたが、人間の弱さ、強さや想いなどは現代でも紀元前でも変わらないということをこのキングダムでは思い知らされ、入り込んでしまいます。第2シーズンの合戦、山陽の攻防はこの後の天下統一への足がかりや歴史の動きの中で、前半で一番大事な出来事です。息をつかせない合戦と人々の想いをぜひ楽しんでください。

アニメ「キングダム第2シリーズ」を見た感想を書いていく前にまずは第1シリーズを見ていない人もいるかも知れないので第1シリーズのあらすじをざっくりと書いていきます。第1シリーズでは戦争孤児として漂と共に育った信は大将軍になる夢を秦国国王であるエイ政と出会うことから現実のものとしていくという春秋戦国時代の始皇帝と1人の武人の話で始まりました。第2シリーズからは信が300人将となった所から物語がまた進み始めます。いろんな仲間や敵などとの出会いや別れを繰り返しながら信の目指す天下の大将軍とはどういうものか、なるにはどうしないといけないのかそういった自分の問題と向き合いながら成長していく信のその姿は見ていていつも勇気づけられます。僕がこのアニメを好きな理由としては1番に信の性格や人柄が挙げられます、そして下僕の身分でありながらも世間の風潮に屈しない信念の強さですね。そして最大の敵である李牧との出会いも信には大きな影響を与えたと思ます。ここで信が多くの苦難を乗り越えて中国統一を目標とするエイ政と共に天下の大将軍を目指していくこの第2シリーズが終了した時にはいつ第3シリーズが出るのかと必死になってウェブサイトなどで調べたものでした。

アニメ化されたキングダムですが、真面目に順を追って1期から見るのが正統派の楽しみ方だとは思いますが、個人的には思い切って2期から見るのもアリかなと思います。理由ですが、1期に比べて格段に作画が綺麗だからです。素直に心からカッコいい！と思えるような今風の絵柄です。正直アニメ1期は輪郭がカクカクしていて、なんだか一昔前の作画だったのがとても残念でしたが、2期は全キングダムファンに自信を持ってオススメできる仕上がりになっています。1期は元祖3人組（信・政・貂）が話の中心だったのに対して、2期は三煌剣（信・蒙恬・王賁）の活躍が全体の軸となっています。特に蒙恬ですが、原作では黒髪＆赤い着物だったのが、かなり明るい茶髪＆鮮やかなピンクの着物にカラーが変更されており、華やかな性格に合わせたのか、更にキャッチーな見た目になっています。これは蒙恬ファンには嬉しいポイントだと思います。女性人気やグッズ展開を狙っていたのかなぁとも思います。声優陣も、脇役に至るまでかなり豪華ですね。オープニング曲のGLORY DAYSは、FLOWのギターでバンドの大半の曲を作曲している方の作曲なので、歌ってる方は別の方ですがすごくFLOWっぽい曲です。2期の飛信隊の猪突猛進な勢いに合ったノリノリの歌で、作品に合っていて良かったです。