20世紀少年1(映画)の配信無料動画フル｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

公開当時、全部観て結末も全て覚えてますが、改めて観直してもわくわくそわそわするし、当時気付かなかった豪華メンバーに感動を覚えました。

大好きな漫画の一つである20世紀少年。それを損なわない素晴らしいクオリティの映画で、世界観というか雰囲気が見事でした！

公開した時、中学生で大ハマりしました。この作品で学ぶことが多かったので、中学生の時に見れて良かった。息子が中学生になったら一緒に見ようと思います。

ちょっと怖い要素もあるけど、昭和感があり子どもの気持ちに戻れました。ワクワク感があって続きが見たいと純粋に思えた作品です。

『本格科学冒険映画 20世紀少年 第1章 終わりの始まり』は、子供の頃はわんぱくでリーダー的なキャラクターだった主人公ケンヂがロックスターの夢を諦めてコンビニ経営の冴えない男として平凡な生活をしている所から始まります。世間と無関係に姪（行方不明になっている姉の子供のカンナ）の世話をしてますよと行った生活でしたが、子供の頃に仲間と作ったよげんの書に書かれている事が、現在で実現してしまっている事態になっていて色々物騒な事が起きているんですね。当時の仲間たちと一緒にそれらを阻止しようとする展開となるのが、この映画となります。ですがよげんの書に絡んでいると思われるともだちの組織からテロリストにされてしまって、仲間たちは追われながらもなんとかしようと足掻くんですね。この映画のシリーズはウイルスが襲ってくるという、今のコロナと非常に繋がる展開になっているのでおっかないったらないですね。第一章の時点では、ケンヂ達がテロリストになるのですが最終章になるとケンヂ達は追われる方なのは一緒ですがテロを起こす側は逆転しているので、そのあたりを注意して見ていくのも面白いと思う映画ですね。オチも、え？！これ次回どうなるの？！という感じで乞うご期待な感じです。

原作マンガは読んでいませんでしたが、壮大なスケールの作品の序章として見応えのある映画でした。第1章ということもありストーリーそのものは謎の部分が多いままエンディングを迎えますが、少年時代の日常での出来事や本作を通して重要となる「よげんの書」などの当時ごっこ遊びで作ったかつての自分たちの空想世界に、大人となった現代でたち向かっていくという設定で、少し複雑でありながらどこかワクワクした気持ちを持って観ることができました。ストーリーを通して「よげんの書」という終末世界を描いた空想が現実になっていく様子や、現実となった危機に大人になって直面するがゆえの登場人物の焦りや絶望感が描かれており、少年時代と現在の大人、夢と現実といった対比も感じられて、大人になってから観ると上映当時とはまた違った視点で楽しめました。また、時折出てくる昭和のレトロなシーンも、本作の最大の敵である「ともだち」の不気味さに拍車をかけていました。出演しているキャストもかなり豪華なメンバーで、メインキャストの方々はもちろん、よく見るとちょっとした役でも豪華なきゃすてがされていて、そういった部分を探すだけでも楽しめると思います。個人的には本編の最後に登場するカンナと劇中で流れるT.Rexの「20thCenturyBoy」はテンションが上がりました。原作とは違ったストーリー展開になるようですので、原作ファンでも読んだことない方でも楽しめる作品だと思います。

3部作の始まりの話で、この作品自体にも様々な伏線が張り巡らされています。謎解きは後の2作で明かされていく事になりますが、ロックスターになる夢を諦めてしまったケンヂが姪を育てながらコンビニ経営をしている矢先に、妙な宗教がケンヂたちの子供時代に遊びで作った預言書通りの事件を起こしている事を昔の友達から聞かされて、ケンヂの生活が一変してしまうというところから結構作品の世界観に引き込まれました。この作品は、原作漫画をベースにしていますが、その世界観を壊さずに再現しているので原作ファンを裏切らない仕上がりになっているのは良いと思います。唐沢寿明さんや豊川悦司さんや常盤貴子さんらキャスト陣がそれぞれ演じるキャラクターを熱演しており、原作のイメージを体現しているので、作品に違和感をほぼ感じずに楽しめました。サスペンス的な要素が満載であり、ケンヂたちの子供時代の出来事が謎解きの鍵になっている為、色々と推理をしながら映画を観ていくのは楽しいです。アクションシーンや新興宗教によるテロシーンなどもよく出来ており、全体的に完成度が高いと思います。第1章はとても気になるシーンで終わるので、続きを観てみたくなる作りはよく出来ています。

この作品は全３部作となっていて、そのうちの「第一章」ということで観てみました。私は漫画の方は読んでいないので、事前情報は何もないせいもあってか、登場人物の幼少期の姿と現代の７名の姿、そして名前がなかなか一致しませんでした。(後半ぐらいになってやっとこの子はこの人か、とわかってきましたが)そして作中に出てくる「ともだち」が一体誰なのかずっと気になってしまい、それを自分なりに考える楽しさがあったり、第二章へどう繋がって行くのか…と、続きがどうなるのかを考える楽しさもありました。なので140分の長さも気にならなかったです。出演者に関しても豪華キャストが次から次へと出てくるので、それにも驚かされました。出演時間的にはほんのちょっとしかなくても、スクリーンに、ものすごいインパクトを残しているなと感じますね。シリアスな場面でも豪華出演陣の思わずクスッと笑ってしまうような、遊び要素も垣間見えたりもします。「わ〜この人も出てきた〜、今度はこの人も!?　次は誰が出てくるんだろう？」なんて楽しみながら観てみるのも良いかと思います！ストーリー展開は若干早い感があったのですが、中でも驚いたのは作中を見ればわかりますが、現代と重なる部分があるということです。これが放映された当時は2008年でしたが、約13年後の現代を見てみると、誰もが同じことを思うのではないでしょうか…。ケンヂの「よげんの書」には私も驚きです。最後の終わり方もとても気になる終わり方だったので、すごく続きが見たくなりました。

浦沢直樹の原作漫画は、導入の伏線づくりに定評があります。それだけに第1章である本作は、なにか得体の知れないことが起きようとしている期待と不安に満ち溢れていました。物語のはじまりは、小学生の書いた「よげんの書」です。その場のノリで書いた荒唐無稽な「よげん」が次々と現実になっていきます。しかし書いた張本人である主人公・ケンヂはなにも知りません。強引に陰謀の中心へと巻き込まれていくその不条理さに、ワクワクしました。そして異国で発生した謎の疫病からはじまり、同級生の怪死やオカルティックな宗教「ともだち」の流行と、うだつの上がらない一般人だったはずのケンヂの日常が少しずつ崩壊していきます。特にともだちの狂信徒に襲撃され、ケンヂの城だったコンビニが燃え落ちるシーン。おそらくケンヂが日常に戻れなくなったことの象徴でもあったため、狂気的に恐ろしく描かれています。誰が「ともだち」なのか、ケンヂにはわかりません。ケンヂの記憶はとにかく曖昧で、大人になった同級生と小学生のころの面影が実は完全に一致していないのです。それがとにかく不気味でした。仲間の顔をかぶり、素性を隠している裏切り者が確実にいる。全員が疑わしいまま進行していくストーリーには、独特の不安感と緊張感がありました。

「２０世紀少年」の原作漫画は未読で、映画が最初になります。初めて見た時、「これからこの世界はどうなってしまうのだろう？」という不安に想う気持ちと先が見えない展開にワクワクした気持ちが混ざり合ったのを覚えています。事の発端は主人公ケンヂが小学生の頃、秘密基地の仲間達と共に作った空想の物語「よげんの書」に出てくる事件が次々と起こりだし、さらに秘密基地の仲間の一人が命を落としてしまったことが始まりです。次第にケンヂも「よげんの書」に出てくる事件に巻き込まれていき、かつての仲間達の協力を受けながら事件を起こす「トモダチ」、さらに「よげんの書」に書いた最悪の事件を阻止するために奔走することになります。この作品の面白いところは、子供の頃に空想した物語が「現実」の出来事となってしまうところだと思います。子供の頃に書いた「悪の組織を正義のヒーローが倒して世界を救う」ーそんなのは空想の中だけのお話です。現実に起こるなんてあり得ない、だって子供の空想なんだもの、と笑い飛ばすでしょう。しかし、その「空想」が現実になってしまったら？ー本作は、「空想の物語が現実に起こってしまったら」というのを描いている点が面白さに繋がっていると思います。もう一つ、本作の主人公と仲間達の前に立ちはだかる最大の敵「トモダチ」が不気味な存在を放っているところも魅力的でした。「トモダチ」は常にマスクを被っており、声も変えていて正体不明の人物として描かれています。見るからに凄く不気味なキャラクターなのに、「トモダチ」の勢力は増していき、次第にテレビや広告などといったメディアにも露出が増え、信奉する人間の数は増えていきます。その様はカルト集団そのものです。さらにこの「トモダチ」が一体何者なのか、「トモダチ」の目的は一体何なのかーそれすらも分からないのです（それは続編でおいおい明らかになります）。様々な伏線が盛り込まれており、ワクワクさせられる要素もたくさんあるので、ケンヂと仲間達の戦いにいつの間にか引き込まれてしまいます。大人だけでなく、子供も一緒に楽しめる作品です。